響洋平「地下怪談 慟哭」
DJでもある著者の実話怪談第二弾、論文の如き心霊考察も健在だ。霊現象を分析していくプロセスは興味深いが、あまりの理屈っぽさに好みが分かれそうでもある。
印象に残った話を下記に。
「峠道」ありがちな展開とみせて、ラスト著者の推理が光る。
「四階の部屋」あと二人は、いったい…?
「風船」これもよく聞く話ではあるが、戦慄のラスト。
「木陰」怪談に、やはり○首はマスト!
一冊を通して、白い服に黒髪の女が多数出ているため、何故幽霊は白い衣装が好きなのか(白は死の色だから?)、また、男より女の霊の目撃談が多いのはどうしてなのか(男性よりも女性の方が、生前からスピリチュアルなどそちらの世界に親しんでいることが多いから?)その辺りも次回は考察していただきたいかも?!
p.s.ちなみに硝子体は、ガラスタイではなくショウシタイと読みます。