現地では数団体さんがレスキュー活動されていて、
本当に頭が下がる思いです。
なんとか、人もどうぶつも、ひとつでも多くの命が救われることを祈ります。
昨日、被災地の団体さんが、今どのような支援を必要としているのか、
またフード等を必要としている団体さんへどうやったらそちらへ送れるかなど
確認するために、連絡を取らせていただきました。
その中の1団体「動物いのちの会いわて」さまから、
お忙しい中、メールの返信をいただきました。
今の、被災地での、現地を拠点とする団体さまだからこそ
見える現状もあり、載せさせていただきたいと許可をいただきましたので、
原文そのまま、紹介させてください。
いただいたメールでもわかるように、
現在、被災地の方々には中々情報が行かないということですので、
ペットを抱えてらっしゃる方に、「緊急災害時動物救援本部」の存在を、
もっと知っていただければと思うのですが・・・・
また、家族とはぐれてしまった子たちの救助は、
「緊急災害時動物救援本部」の拠点近くに拠点を置いた
数団体の愛護・保護団体が行っているということです。
岩手の現状です。
当地岩手では、
災害時の被災動物のレスキューにつきまして
県・該当団体とでマニュアルをつくり
万一に、備えてきました。
今回はそのマニュアルに沿っての
レスキューを行っております。
地元の犬猫達です。
何が何でも助けてあげたいと思いまして
私どもの力の足りないところを
お力添えいただきたいと思っております。
10年前の100匹の猫の保護譲渡も、
「助けたい」という気持ちだけで乗り切りました。
昨年、節目の年を迎えたと思った時点での
今回の大災害です。
資金も物資も足りません。
1匹でも多く いのちをつないで
あげたいと思います。
御支援をよろしくお願いたします。
ブログ等でのご紹介の際には
当会の住所等は「非公開」でお願いしております。
現在施設には130匹の猫・30頭をこえる犬を常時保護しております。
残念なことですがすべてが動物好きな方ばかりでは
ございません。
動物の安全の為、住所は「非公開」とさせていただいております。
また、現在スタッフの通勤用のガソリンが確保できずに
泊まり込みでのお世話を行っております。
お電話での対応も困難な状態ですので
メールのみで対応させていただいております。
ご理解の程お願いいたします。
岩手では現在、人間用の緊急物資以外のお品については
ほとんどの運送会社は配送の受付を行っておりません。
来週あたりからは大丈夫ではないかと思います。
今回の被災動物の救援活動は
1~3カ月等ではなく、長期間のものとなると想定されます。
当会では、この度の緊急性、広域性を鑑みまして
環境省・動物愛護協会の指導に沿い、
行政当局等や関連団体と一体となり、
その指導のもと、全面支援を行うこととしています。
今回の地震の規模は大きく
怪我をした動物がたくさんいると思われます。
一刻も早く救い出し
必要な医療ケアをすることが
喫緊の課題と認識しております。
愛護団体が心を一つにして
救援に当たらなければなりません。
緊急災害時動物救援本部の
盛岡を拠点として、
沿岸部周辺に4か所の拠点を設け
活動を開始しております。
すでに数回現地にレスキューに入り、
一作日も宮古の方へレスキューに入っております。
これはボランティアを担う獣医師さん等の人員を
物資の集配に人手をかけるより
動物の支援に力をいれる事を重視しての
活動となりますので
今直ぐに・・、というお気持ちでしたら
物資のご寄付のお気持ちを
「緊急災害時動物救援本部への募金」という形に変えて
御協力いただきたいと思います。
ただし、これは、飼い主さんの判明している動物が対象に
なっておりますので
このたびの災害のように
飼い主さんとはぐれた犬猫は対象から外れることに
なります。
私どもは、飼い主さんと
はぐれてしまった子たちを1匹でもレスキューしたく
物資のお願いをさせていただいております。
保護し、一時預かり家庭さんにお願いし
法定期間を過ぎましたら、
里親を探すことになります。
強い余震の続きます現地には
未曾有の数にわたる被災者の方々が、
今なお救助の手を待ち、雪の中寒さに耐え
生きるための戦いを必死で耐え抜いておられます。
毛布もストーブも、食事すら行き渡っておりません。
電話も、某社の携帯電話しか通じません。
被災動物の連絡をいただくのも
ようやく連絡がついた友人や親せきの方からの
口伝えですので、荒野のような現地では
指定場所にたどり着くことも困難を極めております。
ようやく一般車両も一作日から
現地に入ることができるようになりましたが
それまでは、ガソリンの枯渇が著しく、宿泊場所も破壊され
一般の愛護団体が許可なく
被災地入りする事はできませんでした。
このような諸事情ですので、
避難所にいる方も、愛犬愛猫の保護をして
くれる団体や、場所があること等の
情報も伝えられずにおります。
これから、情報伝達手段も回復してくるにつれ
さまざまな保護要請も本格的に入ってくると
思います。
物資のお届けは急ぎません。
現地に入る、緊急支援隊の方に
届き次第順次、持たせたいと思っております。
※緊急支援本部では、個人からは直接物資の寄付ができません。
当会で、頂きました物資を仕分けし、
連絡調整を取りながら必要な物資のみ
直接お届けした分だけを受け付けいただいております。
保護し連れてきましたら
毎日のフードも必要になります。
一時預かりさんを募集いたします。
被災動物の一時預かりさんは、
当会施設(岩手)への送迎ができる方を
募集しております。
体調等考慮いたしますと、長時間の移動は
保護動物への負担が大きいと判断させて
いただいております。
また、遠くの地へ預かりをお願いしましても
飼い主さんが判明しました時点での
お返しをいただくことになります。
譲渡ではございませんので、
これも動物には負担が大きいものと
判断いたしております。
保護し3カ月過ぎましたら
飼い主さんの見つからない子につきましては
里親募集も開始いたします。
今までご家庭で飼われていた成犬成猫が
ほとんどかと思います。
この時点で、ぜひ、里親さんになっていただけます方を
ご紹介くださいますよう、よろしくお願いいたしますね。
情報は当会HPを通じて
随時掲載させていただきます。
ぜひおいで下さいね。
物資もありがたいのですが、
「緊急災害時動物救援本部」への
募金のお願いを前面に出していただけますと
被災地全ての被災状況に応じた費用を
賄っていくことができます。
あまり周知されていないのですが
各県にまたがる今回の被害に対しましての
御支援は、こちらをご紹介いただけますと
嬉しいです。
是非ともよろしくお願いいたします。
参考までに
「緊急災害時動物救援本部」の主旨と
募金先等の記事を転記いたしますね。
緊急災害時動物救援本部が組成・活動開始~義援金の募集も開始
2011/3/16
日本動物愛護協会 環境省は各ペット関連団体に対し東北地方太平洋沖地震により
生じた被災家庭動物の保護についての協力・支援・情報提供を呼びかけた。
その中では、財団法人日本動物愛護協会が、社団法人日本動物福祉協会・公益社
団法人日本愛玩動物協会・社団法人日本獣医師会を構成団体として、
緊急災害時動物救援本部を立ち上げ、支援活動を既に開始していることを告げ、
緊急災害時動物救援本部との連携による協力・支援をお願いしている。
【関連】余震の影響によるペットの迷子に注意!~動物愛護協会
緊急災害時動物救援本部は、まずは被災地の自治体と連絡を取りあい、宮城県、
仙台市、盛岡市に動物救援物資の拠点となる場所を確保したとのことで、
現在ペットフード・ペット用品の輸送の手配を行なっており、それぞれの拠点か
ら県内・市内の必要な場所に配布するという。
また、被災地の獣医師会、自治体とも連携を取りながら、被災動物の保護を支援
するとしている。
更に、東北地方太平洋沖地震の被災動物やその飼育者の支援を行うための義援金
の募集をおこなっている。振込先口座は下記のとおり。
みずほ信託銀行 渋谷支店(店番号022)
(※みずほ銀行ではない)
普通預金 4335112
口座名 緊急災害時動物救援本部
(キンキュウサイガイジドウブツキュウエンホンブ)
お問い合わせ先:緊急災害時動物救援本部
(事務局:財団法人日本動物愛護協会)
〒107-0062 東京都港区南青山7-8-1南青山ファーストビル6階
電話 03(3409)1821 ファクス03(3409)1868
緊急災害時動物救援本部の構成団体
・財団法人 日本動物愛護協会
・社団法人 日本動物福祉協会
・公益社団法人 日本愛玩動物協会
・社団法人 日本獣医師会
緊急災害時動物救援本部の主な活動内容
・被災動物の救護等のための人材派遣・物資提供・資金供与
・救護活動を円滑に実施するため、政府・都道府県等の関係行政機関との連携
・緊急災害発生時の効率的な救護活動のための予防措置
災害時の人命優先はもちろんだが、身寄りのない方などにとってのペットはまさ
に家族同様といっても過言ではない。
鎖につながれたまま逃げるに逃げれなかった犬や、飼い主を失い被災地を彷徨う
ペットたちを思えば、早急な救護と支援が望まれる。
動物いのちの会いわて 事務局
動物いのちの会いわてHP
http://www.inochinokai.com/
動物いのちの会ブログ
http://yoteioshirase.blog57.fc2.com/blog-entry-124.html
#
広島県の「犬猫みなしご救援隊」の方々が
本日被災地に向かわれました。
「東北地方太平洋沖地震犬猫救援活動」ブログより
http://blog.livedoor.jp/touhoku_inunekokyuen/
被災地の動物保護要請、
フード等々の支援物資の要請を受け付けております。
3/20~3/22 第1部隊が被災地に行きます。(宮城・福島方面)
3/22~3/24 第2部隊が被災地に行きます。(青森・岩手方面)
TEL 082-812-3745 FAX 082-819-2695
TEL 082-205-1155 FAX 082-205-1155
TEL 082-819-2693
同時に
・保護動物を一時預かり(ホストファミリー)が出来る方
・被災地に一緒に同行し活動できる方
・被災地に同行は出来ないが「何かお手伝いしたい」と云う方
・当分の間、被災地に定期的に出向くため、現在の活動である
終生ホーム、譲渡センターの人員が手薄になるため、それぞれの
施設でボランティアが出来る方
を大募集しております。
是非、皆様の力を貸してください。
その他、みなしご救援隊HPより
http://www.minashigo.jp//index.html
[ボランティア募集]
■この活動に賛同し、余暇を利用して一緒に活動してくださる方。
■被災地周辺の近隣県にお住まいの方で
保護動物の一時預かりが可能な方(ホストファミリー)
[支援金のお願い]
■ 広島銀行 安支店 3102619
NPO法人 犬猫みなしご救援隊
■ ジャパンネット銀行 本店営業部(001)
普通預金 3989953
特定非営利活動法人 犬猫みなしご救援隊
<郵便振替口座へのお振込みをご希望の方>
■ 口座番号: 01320-2-47269
■ 口座名義: 特定非営利活動法人 犬猫みなしご救援隊
※なお、物資につきましては、保管場所の問題や、変動する必需品の性質を考慮し、
ご遠慮ください。
また、団体さんは広島ですので、被災地に行くにはかなりの
交通費がかかっています。
現在、「活動拠点」は確保されているそうですので、
そこに行くまでの、リレー方式で「人を運ぶ足」があれば、ということでした。
「広島」→「岡山」
「岡山」→「兵庫」
「兵庫」→「大阪」など。
兵庫から大阪までなら、参加できるんですが、
どなたか、「広島~岡山」「岡山~兵庫」間を運んでくださる方がいらしたら
良かったらお声かけてください。
よろしくお願いします。