医学部レベルでは他の追随を許さない東大医学部と慶應医学部。
そんな2TOP校には意外な共通点があった。
今日はTOP2校について詳しく記述していきたいと思う。
・特徴
<東大医学部>
日本の大学で最も難しいとされている。センター試験と2次試験の比率が1対4と2次重視型。
2次試験試験科目は国語・数学・英語・理科2科目である。配点は国語が80点で残り3教科各120点ずつに配点されている。2次試験合格点は一般的に290点以上とされている。
センター試験ボーダーは93%を超える。東大医学部に関しては様々なうわさが流れている。
信憑性が高いものからデタラメに近いものまで様々存在する。簡単に東大2次試験それぞれの
科目の講評を書いていきたいと思う。
国語・・・80点と他の科目に比べて配点は低いが理Ⅲ受験生はきちんと対策をしたいところ。
古典は現代文に比べて、若干解きやすい。現代文の設問の特徴はほぼ1パターンであるのも
東大入試の大きな特徴。理Ⅰに比べて、理Ⅲは採点が厳しいのできちんと記述していく必要が
ある。
数学・・・理類は6題出題されて、年度によるが3題以上の完答が求められる。昨年の上位層は
120点近く得点できている。2010年度は非常に難しく1完~2完程度で理Ⅰは合格できたといわれている。本質を突く良問が多く、東大受験生以外の方もぜひ解いてほしいといわれている。文科類の数学もぜひ解いておいてほしい。数Ⅲを知っていると有利な問題も数多くある。
英語・・・東大英語は読んだことあるような内容の長文は出題されない。問題形式はバラエティーに富んでいて、京大英語とは全く違う。2次試験に本格的なリスニングが導入されている。
リスニングは対策の有無が大きく影響するので、きっちり対策しておきたい。
化学・・・論述が多く出題されている。本質を突くような問題が多く暗記化学ではとても対応できないし、計算問題も複雑だ。重要問題集でも対応可能であるが、新演習までやっておきたい。
生物・・・理Ⅲ受験には不利といわれているが、毎年合格者を出している。75分ではとても終わらすことができず、化学や物理に影響を与えかねない。また、前文量も多く速読力が求められる。かつ、最新の話題が多く導入されている。しかし、知識をストレートに聞くわけではないので
反則ではない。難問が多いが、反則的な問題はないので実力の差がきっちり答案になって
現れる。知識問題では拍子抜けしないようにきちんと押さえていきたい。
上記は東大入試概要の一部に過ぎません。詳しい内容に関しては後日改めて公開いたします。あしからずご了承ください。
次回は慶應が医学部概要について書いていきたいと思います。