3月20日医学部6回生はこの日の祝福のために頑張ってきた。

留年と常に隣り合わせの状態をくぐりぬけて医師となった瞬間の喜びは決して医学部受験をさらに超えた喜びがあるだろう。


・医学部医学科の偏差値変動は主にこの医師国家試験の結果によって影響される場合が多い。もちろん入試問題の難易度、倍率、併願校、入試制度、社会情勢などの多種多様の要素によりその大学の偏差値が確定する。


しかし、多くの医学部において偏差値格差はさほどない。

それだけ医学部がハイレベルな争いが展開される証拠だ。



・そんな中、医学部の教授陣を中心に最大の目標が医師国家試験の合格率100%だ。100%という数字に大きな意味を持つ。90%&95%ではダメなのだ。なぜならば、90%では全国平均レベルになってしまい、相対的な順位が大きく落ちてしまうからだ。


そして私大医学部は国家試験合格率の高くすることが命題であり、死活問題なのだ。



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(第107回医師国家試験 新卒合格率)


新卒合格率というのは、卒業式を無事迎えた初めて国家試験を受験する人間をさす。


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(第107回 医師国家試験 全体合格率)


新卒&既卒両者を含んだ大学別合格率である。


医師国家試験に関しては1つの記事では書ききれる内容ではないので次回以降特集していきたいです。