この春の時期、合格をつかんだ多くの受験生を多く見かける。
医学部入試や東大・京大入試の合格発表のすさまじさは毎回驚かされる。それは彼ら彼女らの努力の大きさと比例しているのかもしれない。
身辺的な話だが、私自身映画や読書にのめりこんでいる。笑
医学部入学以前、読書などほとんどしてこなかった。(泣)
そのため、医学部入学当初分厚くてそっけない医学書を読むのに相当苦労していた。最近の医学部!?では、ノートを借りて過去問解くという習慣が定着しているように感じる。私自身も当初、教養科目などは一部他人のノートを借りていた時期もあった。
- 日本人体解剖学 (上巻)/南山堂
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- 日本人体解剖学 (下巻)/南山堂
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(日本の解剖学において名著と呼ばれている日本人体解剖学。最近の改定では随分読みやすくなったらしいが、なかなか歯ごたえのある厚さとボリュームがある。読破するには気苦労しそうな印象さえ受ける。・・・・昔は多くの医学部で使われていたが最近では東北医学部くらいしか使っていないらしい・・・・)
- 解剖学講義 改訂3版/南山堂
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(名古屋大学医学部を中心に使われている解剖学講義。上記の日本人体解剖学に比べて随分読みやすく臨床内容にも配慮した名著だと個人的には思う・・・・)
もちろんこんな医学書ばかり読んでいては固い頭になりかねない。
現に同級生にそういつやつもいるが(笑)・・・・
最近では下記のような本も読んでいる。
- 舟を編む/光文社
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「舟を編む」という題名の文庫本だ。私個人はまだ全部読破していないのだが本屋大賞をとるだけの内容だと思う。
随分医学部合格ブログから内容がかけ離れてしまったが、本題に戻りたいと思う。そもそも今回の本題は面接における読書の対応だ。
面接時には様々な質問が飛び交う。「趣味は何ですか」はこの問いに対して受験生は何かを答える。すると意外にこの内容に関してずっと聞いてくるという事例は少なくない。
医学部面接担当(教授)は志望動機などはウォーミングアップ程度であって加点対象ではない。と
この発言は多くの医学部受験生を驚かせたかもしれない。当然私自身も驚いた。志望動機作成は相当時間かけたのに・・・・(笑
その際、趣味が読書ですと答える受験生は少なくない。
読書というと知的なイメージがあり、無難な回答でもあるからだ。
しかし、読書が趣味だと答えた場合次なる質問が想定される。
①どのような本が好きか。
②どのような本に感銘を受けたか。
上記のような質問は時代に関係なく質問される代表的な質問だ。
ここでポイントなのが、好きな本を相手にどれだけきちんと説明し、かつその本が自分に与えた影響がどう医学部入学動機につなげるかだ。
ロジックを持って話すことができるかは重要なポイントだ。
感動した!!だけのような感想では到底きついのが現実だ。
これから面接対策に時間などかけていられないかもしれないが、今まで読んだ本を思い出して上記のようなポイントに気を付けて考えてほしい。