しばらく更新が途絶えていながらもアクセス数が変わらないことに思わず驚いてしまいました。夏休み前は死ぬかと思うような膨大な試験範囲がありそれをこなすことばかりでした。


医学生の勉強はほぼ暗記の連続です。逆に言えば高度な数学の計算能力よりも日本史や世界史を習う時みたいに暗記量が求められます。最終的には基礎病態をベースにして臨床を考えていくのですが、まずはベースとなる部分を暗記する作業から入っていくのが医学部伝統なのかもしれません。


医学部受験の際には高度な英語や数学を求められていますが、大学入学後はむしろ生物の知識の有無が結構左右するような気がします。遺伝学や細胞学などで特に物理選択者は苦労しているように感じます。


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(医学部で広く使われている細胞生物学の教科書です。医学部学士編入試験では定番となっている教科書です。内容は幅広く、高校生物Ⅱで勉強するような遺伝子のしくみから生化学の基礎まで対応しています。豊富な図やイラストもあり生物嫌いな人にもオススメな一冊です。)