週刊ボン・クラージュ

週刊ボン・クラージュ

この先の人生はどうなっていくのだろう。悪性リンパ腫(DLBCL)は寛解したけれど・・・。

 

    

 このブログは悪性リンパ腫(DLBCL)の発病と治療、そして寛解後の日々を綴っています。発病からの流れがわかると思います。週イチ更新です。

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  2023年春に悪性リンパ腫(びまん性大細胞型B細胞リンパ腫=DLBCL)の診断を受けました。脾臓(特に肥大し他の臓器を圧迫)、肺、傍脊柱、肺門リンパ節の4カ所に腫瘤があり、ステージ4でした。Pola-R-CHP療法等を行い、その年の秋に寛解しました。
  治療開始     2023/03/17
  寛解       2023/10/16
※一連の経過を読みたい方は、上の時期を参照して記事を見つけてください。ほぼリアルタイムで書いています。何かの参考になれば幸いです。 

 

 こんにちは。いつもアクセス&いいねをありがとうございます。

 

 ここ数日は雨は降らずに気温が上がる予報の埼玉県です。明後日の水曜日に初めて参加する団体のボランティアで、マコモ(真菰=イネ科の多年草)刈りのお手伝いをすることになっているで、雨よ降らないでと思っている今日この頃です。その後台風が日本列島にやってきそうでそれも気になります。

 

 下の写真は自然観察公園のキヌガサタケです。別名「キノコの女王」。この白いレースのような状態は半日から1日くらいで、後は徐々に変色してしまうとのこと。いいタイミングでみることができました。

 

 

 

現在の体調

 

○現在の後遺症等の状況
・手と足末端の末梢神経障害(感覚と温度)
・左脇腹の出っ張り、圧迫感(脾臓付近)

 

  先週と変わるところはありません。なんとか付き合っていきましょう。

  このところ時々腰椎すべり症&脊柱管狭窄が少しずつ悪化している感があります。腰や膝周りの軽い痛みや痺れです。ひどくなってきたら整形外科の受診を再開かな。

 

 

(ガマの穂です)

 

 

 

今週のどうでもいいコラム

 

 血液型ハラスメント(ブラハラ)


 

 最近、「ブラハラ(ブラッドタイプハラスメント=血液型ハラスメント)」という言葉があることを知った。

血液型を理由に偏見を持たれたり、不利益な扱いを受けたりすることを指す言葉だという。心理学や医学の分野では、血液型と性格との関連性について科学的な根拠は認められていない。にもかかわらず、「A型は几帳面」「B型は自己中心的」といったイメージは根強く残っている。

特に問題視されているのが就職や職場での扱いだ。厚生労働省は採用面接で血液型を尋ねることを不適切な質問としている。しかし、実際には次のような事例が報告されているという。
・面接で血液型を聞かれ、「うちの部署はA型が多いから馴染めないかもしれない」と言われた。
・社内の人事評価やチーム編成で、「B型はマイペースで協調性がないからリーダーには向かない」と言われた。

結婚の場面でも、本人や親族が相手の血液型を理由に交際や結婚へ難色を示すケースがあるそうだ。民間企業の調査では、約3割の人が「結婚相手の血液型を意識する」と回答しているという。

なかでも偏見の影響を受けやすいのはB型だとされる。血液型によるステレオタイプの中で、B型には「マイペース」「自己中心的」「協調性がない」といったイメージが割り振られてきた。

経済産業研究所(RIETI)や拓殖大学の佐藤一磨教授らの研究グループによる大規模データ分析では、興味深い結果が報告されている。

まず、B型男性の結婚率は他の血液型より低い傾向が見られた。特に40歳未満の男性で顕著であり、女性には同様の傾向は確認されなかったという。

また、年収についても、B型男性は他の血液型と比べて低くなる傾向が見られた。

 

もちろん原因を断定することはできないが、研究者らはB型に対するネガティブなイメージが、採用や昇進などの人事評価に影響している可能性を指摘している。

では、なぜ血液型と性格はこれほど長く信じられ続けているのだろうか。研究者によれば、その背景にはいくつかの心理現象があるという。

例えば「確証バイアス」である。「B型はマイペースだ」という先入観を持っていると、その人がたまたまマイペースな行動を取ったときだけ強く記憶に残り、「やっぱりB型だからだ」と考えてしまう。一方で、それに当てはまらない行動は見過ごされやすい。

また、「バーナム効果」と呼ばれる現象もある。「明るい性格だが、ときには一人になりたいこともある」といった、誰にでも当てはまりそうな説明を、自分だけに当てはまる特別な指摘だと感じてしまう心理である。

血液型と性格は、1970年代以降、何度もブームと下火を繰り返してきたが、近年では明確に否定されている。しかし、その記憶は社会の中に残り続けていて、今もなおコミュニケーションのネタとして再生産されている。

私は先日科学的根拠のないマイナスイオンについて書いた。血液型と性格はマイナスイオン以上に問題であり、単なる疑似科学では済まない。実際の人間関係や社会的評価に影響を与え、実質的な差別として機能してしまっているからだ。

たとえコミュニケーションのネタであっても、血液型と人格や能力を語るのはもういいかげんやめてもらいたい。
 

 

(かつては沿岸部にしかいなかったイソヒヨドリ)

 

 

あとがき

 

 世間ではサッカーのワールドカップの話題で盛り上がっているようです。私個人は完全に盛り下がっています。かつてはスタジアム観戦にも何度も行きましたし、ドーハの悲劇もテレビ観戦しました。しかし、この10年くらいは野球もサッカーも盛り上がれなくなってしまいました。

 

年をとり、ひねくれ者の性分が増してきてしまったのか、最近の注目はもっぱらマイナースポーツです。JSORTSなどのスポーツ専門チャンネルやネットでのみ中継しているものとか。

 

でも一応勝敗は気になります。予選リーグを無事突破して欲しいですね。でも最近の選手の名前は聞いてもわかりません。

 

ヨーロッパあたりでは、異常高温になっているようです。ツールドフランスが近づいているので気になります。

 

 体調に気をつけてまた来週お会いしましょう。治療中の方はどうぞお大事に。

 

 ではまた。Salut!

 

 

(ムクドリ。繁華街には集まらないでね)

 

  

(今週は野生のネジバナ)

 

 

 

    

 このブログは悪性リンパ腫(DLBCL)の発病と治療、そして寛解後の日々を綴っています。発病からの流れがわかると思います。週イチ更新です。

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  2023年春に悪性リンパ腫(びまん性大細胞型B細胞リンパ腫=DLBCL)の診断を受けました。脾臓(特に肥大し他の臓器を圧迫)、肺、傍脊柱、肺門リンパ節の4カ所に腫瘤があり、ステージ4でした。Pola-R-CHP療法等を行い、その年の秋に寛解しました。
  治療開始     2023/03/17
  寛解       2023/10/16
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 こんにちは。いつもアクセス&いいねをありがとうございます。

 

 梅雨らしい天気の埼玉県です。水不足にならない程度に適度な雨をお願いしたいところです。先日干上がりそうだった近所の池の水もなんとか持ち直してきました。稲作などに影響が出ると困りますからね。

 

 今日でこのブログ記事がで200本になりました。書いている本人がびっくりです。 このような生存確認のためのようなブログにお付き合いいただいていて感謝に絶えません。いつまで続くわかりませんが、おヒマがあったらこれからもお付き合いください。

 

(今回もアジサイ)

 

現在の体調

 

○現在の後遺症等の状況
・手と足末端の末梢神経障害(感覚と温度)
・左脇腹の出っ張り、圧迫感(脾臓付近)

 

 先週の診察で「寛解」継続とお知らせしました。手足の指などに副作用の後遺症が残ってしまいましたが、とにかく付き合っていくしかありません。生活に支障が出ていなだけでありがたいです。

 

 

(アジサイは漢字で書くと紫陽花)

 

 

 

今週のどうでもいいコラム

 

 

  小説「宙わたる教室」の続編を読んだ


 

 

 伊与原新氏の小説『コズミック・ガール 宙わたる教室』を読んだ。

 本作は『宙わたる教室』の続編である。前作はNHKでドラマ化され、原作・ドラマともに高い評価を得た。私自身も両方を楽しませてもらった作品だ。このブログでも紹介したような気がしていたのだが、検索してみても出てこない。どうやら別の場所に書いた感想と混同していたらしい。なお、ドラマ版は原作の雰囲気を損なうことなく、かなり忠実に丁寧に制作されていた。

 前作『宙わたる教室』は、定時制高校の科学部を舞台にした物語である。さまざまな事情や葛藤を抱える生徒たちが、情熱的な教師とともに火星のクレーター再現実験に挑む。実際の出来事に着想を得て書かれた作品であり、科学の面白さだけでなく、人間ドラマとしても読み応えがあった。

 今回の『コズミック・ガール』は、その六年後が舞台である。顧問教師が去り、事実上消滅してしまった科学部に、進学校から転入してきた宇宙好きの少女が現れる。彼女は孤独や困難を抱えた仲間や先生たちと出会い、再び科学部を立ち上げ、ロケット開発という夢に向かって歩み始める。彼女の行動は先生や応援してくれる大人たちをも変えていく。

 こちらも実話に着想を得た作品で、物語の骨格には現実の出来事がある。外国人差別、貧困、いじめ、病院内学級、定時制高校の統廃合といった社会問題が巧みに織り込まれており、単なる青春小説には終わっていない。作中にはリンパ腫や放送大学といった言葉も登場し、個人的には思わず反応してしまった。

 物語の途中からは前作の生徒たちもOB・OGとして登場する。前作のドラマ版で演じた俳優たちの印象が強く残っているせいか、読んでいると自然に彼らの顔が思い浮かんでくる。ぜひこの続編もドラマ化してほしいものである。

 そういえば今期、ある民放局で水産高校の缶詰が宇宙食になった実話をもとにした小説のドラマ化作品が放送されていた。申し訳ないが、私は途中でついていけなくなってしまった。昔ながらのテレビドラマのお決まりの演出がどうにも肌に合わなかったのである。

 ドラマといえば、数年前に民放ドラマの撮影現場を見学させてもらったことがある。テレビでは複数台のカメラで撮影しているように見えるが、実際には一台のカメラでアングルを変えながら撮影していた。そのたびに俳優たちは同じ芝居を何度も繰り返す。ほんの数分の場面の裏側に、それだけの手間と労力が注ぎ込まれていることを知り、撮影スタッフにも俳優にも頭が下がる思いだった。

 だからこそ、原作の魅力を損なわず映像化することの難しさも分かる。『宙わたる教室』のドラマ版は、その難しい仕事を見事に成し遂げた作品だった。そして『コズミック・ガール』もまた、映像で見てみたいと思わせる力を持った一冊だった。

 

 

(オレンジ色が目立つベニシジミ)

 

 

あとがき

 

 米海洋大気局(NOAA)がエルニーニョ現象の発生を正式に宣言しました。今年は「スーパーエルニーニョ」へ発達し、観測史上最強級になるとの見方もあります。南米ペルー沖の海面水温が異常に高くなる現象がエルニーニョで、そのうちの特に規模の大きなものがスーパーエルニーニョです。

 

 過去にスーパーエルニーニョが発生した年には、世界各地で深刻な干ばつや洪水、日本では記録的な豪雨や台風被害などが発生しました。猛暑や暖冬にもなるようです。心配ですね。

 

 天気だけでなく中東情勢も心配です。最新のニュースではアメリカとイランは19日に最終合意するとありますが、どうでしょう。イスラエルの動向が気になります。

 

 仕事はあるのに、原材料がなくて働けないという状況から早く脱して欲しいと願っています。

 

 治療中の方はどうぞお大事に。

 

 ではまた。Salut!

 

 

(これはザクロの花かな)

 

  

(ネジバナを鉢植えにしているお宅がありました)

 

 

 

    

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  2023年春に悪性リンパ腫(びまん性大細胞型B細胞リンパ腫=DLBCL)の診断を受けました。脾臓(特に肥大し他の臓器を圧迫)、肺、傍脊柱、肺門リンパ節の4カ所に腫瘤があり、ステージ4でした。Pola-R-CHP療法等を行い、その年の秋に寛解しました。
  治療開始     2023/03/17
  寛解       2023/10/16
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 こんにちは。いつもアクセス&いいねをありがとうございます。

 

 みなさんのところは台風の被害はどうだったでしょうか。次の熱帯低気圧も台風になるかもと言われていましたが、成長は続かず一安心です。ダムの水位が改善したところもあるようですね。

 

 ただ今朝はフィリピンのミンダナオ島付近で大地震があり、日本にも津波注意報が出ました。被害がないといいのですが。

 

 関東地方は平年並みの梅雨入りになりました。蒸し暑くなるのは嫌ですね。さてどうなるでしょう。

 

 

(ネムノキに花が咲いていました)

 

現在の体調

 

○現在の後遺症等の状況
・手と足末端の末梢神経障害(感覚と温度)
・左脇腹の出っ張り、圧迫感(脾臓付近)

 

  今日は3ヶ月ごとの診察に行ってまいりました。

 

  結果は「寛解継続」でした。これでまたしばらくは安心して過ごせます。

 

 足指の痺れや足裏の違和感などは一向に解消に向かいません。この先もずっとこれと付き合っていくしかないのでしょうね。

 

 脾臓のある側(左腹部)の違和感も解消しそうな雰囲気はありません。

 

 次回は9月の診察時に1年ぶりのCTをやることになりました。

 

(まだまだ小さなカマキリを発見)

 

 

 

今週のどうでもいいコラム

 

 

  生き続ける「マイナスイオン」という言葉


 今日の午前中の診察を終え、帰宅しようと車に乗り込んだ。エンジンをかけると、ラジオから流れてきたのはおなじみのラジオショッピングだった。紹介されていた商品はヘアードライヤー。その説明を聞いていて、思わず苦笑してしまった。

 

  「髪にやさしいマイナスイオンの機能」

 まだ使っていた!その言葉!

 私が「マイナスイオン」という言葉に引っかかるのは、それが科学用語というよりも、かつての健康ブームの中で広まったマーケティング用語だからである。

 もちろん空気中には負の電荷を帯びたイオンは存在する。しかし、広告で使われる「マイナスイオン」という言葉は、その実体や効果が曖昧なまま、「なんとなく体によいもの」「髪によさそうなもの」というイメージだけが独り歩きしてきた印象が強い。

 調べてみると、現在販売されている多くのドライヤーには何らかのイオン発生機能が搭載されている。メーカーごとに名称は異なるものの、「イオン」というキーワードはもはや業界の標準装備と言ってよいほどだ。

 おそらく消費者の側にも「イオンは髪によさそう」という期待があるのだろう。いったん市場に定着したイメージは簡単には消えない。企業としても、あえてその表現を捨てる理由は見つけにくいのかもしれない。

 しかし私は、こうした言葉が長年使われ続けることで、科学的に曖昧な説明があたかも事実であるかのように受け取られてしまうことを少し心配している。

 なぜ正しい情報がなかなか広まらないのだろうか。

 一つには、科学的な正確さよりも、直感的なわかりやすさが優先されるという市場の現実がある。専門的な説明より、「マイナスイオン」という一言のほうがはるかに伝わりやすい。

 もう一つは、かつてブームを盛り上げたメディアが、その後の検証や見直しを大々的に報じることが少ないことだ。人は新しい情報よりも、最初に聞いた印象を長く持ち続ける。結果として、古い知識がなかなかアップデートされない。

 そういえば先日、話題の某県知事が「休日にマイナスイオンを浴びてリフレッシュしてきた」と話していた。もちろん「森林の空気を吸って気分転換してきた」という意味なのだろう。しかし、その言葉を聞いて、20年も30年も前のあのブームがまだ終わっていなかったことを改めて実感した。

 先週も書いたことだが、私たち消費者であり市民である者は、流れてくる情報をそのまま受け取るのではなく、「本当にそうなのだろうか」と一度立ち止まって考える姿勢を持ち続けたいものである。
 

 

 

(枝や茎ではなくシャクトリムシです)

 

 

あとがき

 

 最新の内閣支持率は70%らしいですね。なぜこのような高支持率なのでしょうか。不審に思う私が異常なのでしょうか。

 

 首相就任後何か有効な政策がなされましたっけ?大日本帝国を再現させるようなこと以外の。そして疑惑追及をはぐらかし続けているというのに。

 

 私はこれからも首を傾げながら生きています。「私が異常?」

 

 治療中の方はどうぞお大事に。

 

 ではまた。Salut!

 

 

(集団になると大変なムクドリ)

 

  

(ホオジロ)

 

 

 

    

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  2023年春に悪性リンパ腫(びまん性大細胞型B細胞リンパ腫=DLBCL)の診断を受けました。脾臓(特に肥大し他の臓器を圧迫)、肺、傍脊柱、肺門リンパ節の4カ所に腫瘤があり、ステージ4でした。Pola-R-CHP療法等を行い、その年の秋に寛解しました。
  治療開始     2023/03/17
  寛解       2023/10/16
※一連の経過を読みたい方は、上の時期を参照して記事を見つけてください。ほぼリアルタイムで書いています。何かの参考になれば幸いです。 

 

 こんにちは。いつもアクセス&いいねをありがとうございます。

 

 台風がまるで秋の頃のようなコースでやってきます。沖縄でが交通機関が止まっているようです。この後本州への接近上陸が気になります。関東地方はダムの貯水量が少なくて給水制限が出ているところもあるそうです。被害なく貯水量のみ回復させてくれるいいのですが。

 

 

(アジサイはグラデーションがいいですね)

 

現在の体調

 

○現在の後遺症等の状況
・手と足末端の末梢神経障害(感覚と温度)
・左脇腹の出っ張り、圧迫感(脾臓付近)

 

 このところは、その日の気温によってエアコン(冷房)を弱く稼働させています。さすがにミニホットカーペットの出番を終わらせました。

 

 手足の指先に痺れが治っていく感じはありません。だましだまし付き合っていくしかありません。

 

 来週はいよいよ3ヶ月に一度の診察です。寛解継続でいきたいところです。

 

(こちらもアジサイの色も)

 

 

 

今週のどうでもいいコラム

 

ゴミ置き場の向こう側



 

 

 

  去年も今くらいの時期にゴミの話を書いた。今回もそれに関連した話である。前回と重複する部分があるのでご承知おきいただきたい。

 

 ご近所の認知症に少し困っている。
 

 私の住む地域には専用のゴミ集積所がない。収集日の朝になると、近所の人たちが道路脇の決められた場所にゴミを持ち寄る。カラス対策のネットを掛けたり片付けたりするのは当番制だ。
 

その集積場所は我が家の玄関のほぼ向かいにある。だから毎朝いやおうなく様子が目に入る。

近所に高齢のご夫婦が住んでいる。奥さんは認知症が進んでいるようだ。詳しいことはもちろん分からない。しかし見ている限りでは、最近の出来事を記憶しておくことが難しくなっているように見える。それでもゴミ出しだけは続けている。

分別が違う。曜日が違う。収集のない日に出してしまう。カラスに荒らされやすい出し方をする。そして回収されずに残されたゴミには警告シールが貼られる。先週もそうだったし、今週もそうだった。

今日はさすがにそのままにはしておけず、残されたゴミを持ってお宅を訪ねた。しかし呼び鈴を鳴らしても返事はない。在宅している気配はあるのだが、結局応答はなかった。代わりに、事情を知っていた当番の方が預かってくれたらしい。

認知症になると、新しいことは忘れてしまう。しかし長年の習慣は残るという話を聞いたことがある。

もしかすると奥さんの頭の中には、「家のことは自分がやらなければならない」という思いだけが今も強く残っているのではないだろうか。昭和の時代、多くの家庭では家事は女性の役割とされていた。良い悪いは別として、その価値観の中で何十年も暮らしてきた人にとって、「ゴミ出しをやめる」ということは、自分の役割を失うことに近いのかもしれない。

もちろんこれは私の勝手な想像である。しかし、何度失敗しても翌週にはまたゴミを持ってくる姿を見ると、そこには単なる物忘れではなく、長い人生で身についた責任感のようなものが残っている気がしてならない。

一方で、近所としてはなかなか大変だ。回収されなかったゴミは誰かが気にしなければならない。


高齢化社会とか地域包括ケアなどの言葉はニュースなどでよく聞く。しかし現実はもっと地味だ。朝のゴミ置き場で、誰かが残された袋を片付ける。その積み重ねの中に高齢社会の現実がある。

認知症は本人だけの問題でも、家族だけの問題でもないが、近所で抱えられる問題でもない。

 

玄関の向こうに残されたゴミ袋を見ながら、そんなことを考えた。
 

 

(狭山丘陵で撮ったヒメザゼンソウ。埼玉県の絶滅危惧種。

ザゼンソウとは別種)

 

 

あとがき

 

 景気のいいのは株価だけですね。他のすべてはいったいどうなっていくのという感じです。悪い予感しかしないのですが、国民の多くは正常化バイアスにやられているのでしょうか。

 

 正常化バイアス(正常性バイアスとも呼ばれます)は、予期せぬ危機や異常事態に直面した際、「大したことはない」「自分は大丈夫」と都合よく過小評価し、正常な範囲内であると思い込もうとする人間の心理的メカニズムです。

 

 私たちは、今の状況が正常な範囲内なのか、それともその範囲から逸脱して異常な状態に近づいているかを常に疑いながら生活していきましょう。治療中の方はどうぞお大事に。

 

 ではまた。Salut!

 

 

(この蝶はツバメシジミ)

 

  

(ナミテントウはまるで別種かと思われるような多様な模様があります)

 

 

 

    

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  治療開始     2023/03/17
  寛解       2023/10/16
※一連の経過を読みたい方は、上の時期を参照して記事を見つけてください。ほぼリアルタイムで書いています。何かの参考になれば幸いです。 

 

 こんにちは。いつもアクセス&いいねをありがとうございます。ヨーロッパは熱波に襲われているそうです。スポーツ大会などでずいぶんと倒れた人が出ているとか。冷房が普及していないので大変らしいです。

 

 日本列島では沖縄や奄美に続いて、梅雨入りが早いかと思いましたが、どうやらそうでもなさそうです。

 

 気温の変化は大きいですね。体調はいかがですか。

 

 

(白い小さな花が集まっているこれはコミノネズミモチという名前でベトナム原産みたい。日本在来種でよく似ているものにイボタノキというのがあるそう)

 

現在の体調

 

○現在の後遺症等の状況
・手と足末端の末梢神経障害(感覚と温度)
・左脇腹の出っ張り、圧迫感(脾臓付近)

 

 

 足先に痺れがあるので、温めていると楽です。前回ミニホットカーペットは使わずに済んだと書きましたが、再登場となりました。仕舞わないでよかったです。先週後半の2日間放送大学の面接授業(スクーリング)に出席していたので、靴に圧迫された足先にはきついものがありました。同じ靴を履いているのでも、ウォーキングなどのほうが痺れを感じにくい気がします。血行の影響も大きいのでしょうか。

 

 

(傾斜地の擁壁に設けられた穴の中で暮らしているスズメ。

擁壁がスズメの集合住宅になっていました)

 

 

 

今週のどうでもいいコラム

 

リウマチ治療薬で悪性リンパ腫に?

 

 医療情報のサイトに「【闘病】信じて飲んだ関節リウマチ治療薬で『悪性リンパ腫』に。経過観察半年後にステージ3」という見出しを見つけたので読んでみた。
 

 5月10日付の「Medical DOC」

(https://medicaldoc.jp/m/experiences/hematology-experiences/202604e0548/)というサイトの記事。

 

 記事の闘病記を書いた方は、「メトトレキサート関連リンパ増殖性疾患悪性リンパ腫のステージ3」と書いている。記事の内容については医師(主治医ではない)が監修している。

 

 この病名で検索すると「日本リウマチ財団 リウマチ情報センターの「メトトレキサート関連リンパ増殖性疾患(MTX-LPD)」
(https://www.rheuma-net.or.jp/rheuma/rheuma/complications/mtx-lpd/)

がヒットする。

 

 関節リウマチの治療薬「メトトレキサート内服により、リンパ球が過剰に産生され、色々な場所のリンパ節が腫れたり、内臓(肺やのどなど)にリンパ球が集まり、腫瘍や潰瘍のような形を呈して発症する病気です。メトトレキサートを中止すれば自然に改善する良性から治療が必要な悪性リンパ腫まで含まれます」の記述がある。

 

 この方は悪性リンパ腫とわかるまでに半年も要したという。文章をよく読んでみると次のようにある。「独断で病院を変えたりしたため、主治医とのコミュニケーションに苦労した時期もあり、強く注意を受けたこともありました」とある。なるほど通常ならば半年も原因不明とはありえないだろう。

 

 専門家であれば、メトトレキサートを中止しても改善しないならば、まずは血液検査の数値で悪性リンパ腫を疑うのでは。

 

『「薬を中止することで治る(寛解する)可能性が高い」と医師から説明を受けたためです。服薬を中止後、2カ月ごとにPET-CT(がん細胞に集まる性質を持つ薬剤を注射し、全身のがんを一度に調べる画像検査)と血液検査で経過を確認しながら半年ほど様子を見ることになりました』とある。

 

 2ヶ月ごとにPET-CTというにも疑問符がつく。そして6ヶ月後に生検とは。とにかく悪性リンパ腫とわかってからは血液内科で無事に治療できたようでよかったと思う。

 

 『「自分の治療についてきちんと知っていますか?」心に残る医師の言葉』とある。最終的な血液内科の主治医の方の言葉のようだが、その通りと思う。

 

 はじめにリウマチの薬を処方された際に副作用などの説明がなかったとは考えられない。うっかり聞き流してしまったのではないのだろうか。自分でも情報を集めて少しでも病気を理解して、医師や薬剤師と十分なコミュニケーションをとることが何より大事だと思った次第である。

 

 

 

(ダイミョウセセリというそう。羽の模様が大名の着ている「紋付き」に似ていることに由来しているみたい)

 

 

あとがき

 

 読売新聞の世論調査でナフサ供給に問題はないという政府の説明に「納得できない」は64%で、「納得できる」は25%だったそうです。実際の仕事に影響が出ている人が多くなってきているのですから、その通りですよね。

 

 それにしても国民に信用されない政府はまずいです。今後がますます心配になってきます。情報をオープンにして丁寧に説明することが必要です。

 

 私たちは健康に気をつけて過ごしていきましょう。治療中の方はどうぞお大事に。

 

 ではまた。Salut!

 

 

(ボランティアに行っている公園で梅の実収穫のお手伝いをしました)

 

  

(前回書いた特定外来生物のオオキンケイギクがうちの近くにも。

このままだと来年はさらに増えるだろうなあ。

生き物調査の報告に書こうかと思っています)