そして、販売したい！と思っている人
うちの受講生さん達の中でも
販売を目指している人もいるし、
実際レンタルキッチンを使って
定期的に販売をしている人もいる。
もちろん！
お菓子を販売するには
許可が絶対必要だ。
販売したい場合
許可付き施設での製造は必須。
そして
マルシエで販売も含め
不特定多数の方々に提供する場合
それに伴って
「人の身体に入るものを作る責任」
これから
許可付きキッチンを利用して販売を
やってみたいとお考えの方
私が実際に
受講生のみんなにつたえていることを
こちらでも共有しようと思う。
許可付きキッチンの
使い方のポイント
正直私は自分の工房を持っていたので
キッチンのレンタルはした事は無いので
実際使っている人達から聞いた話などをもとに
効率的に使うにはどうしたらいいのかをまとめてみた。
自宅から近い場所を選べ
これは絶対だ。
レンタルキッチンというのはそもそも
細かな道具や器具は全て持ち込む事が多いので
それを運び込むだけでも大仕事。
作るとなればそれにプラス材料も増えるので
移動が楽である事は必須。
もっとはっきり言ってしまうと
自宅から近いところにそういう施設が
無いなら今はまだその時期では無いくらいに
考えた方が良いと思うくらいだ。
レンタルキッチン代を支払ってまでやるには
正直、エネルギーコストがかかりすぎる気がするが
それでもやりたい！
そう思えることももちろん大事
やってみたいことに
TRYすることは悪いことではないので
頑張って欲しいとも思う。
使い捨てに頼る
近くにレンタルキッチンがあって、
いよいよ作るぞ！となると今までやっていた自宅と同じようなやり方では無理だと考えておいた方がいい。
例えば
洗いものひとつにとっても
家だと洗いものをしながらが普通
しかし
レンタルキッチンは時間で借りている
洗いものをしてる暇があったら
販売の為の製品を作る事に
時間を使うことが重要になる。
ふきんひとつにしても
いちいち洗って絞ってと
やっているより使ったら捨てる
といった。
使い捨てに頼るやり方も全然ありという事。
片付ける時間もレンタル代が発生している事を
考えなければならないのだ。
作るアイテムを絞り込む
いざ販売するとなると
あれもこれも作りたくなるとは思う
しかし
作るものは種類を増やすより
ひとつのアイテムの製造量を増やす事を
考えた方がいい。
例えば、アイテムが変わればオーブンの温度設定から変える必要が出てくるし、オーブンが適正温度になるまでの時間は窯を使えなくなる。
他にも、使う器具や型が違ったり
材料が変わってきたりすれば、その分始めからやらねばならない事が多くなる。
アイテムが同じ、または似ていれば、作業は繰り返し続ける事が出来る。
実際、レンタルキッチンを使って販売をしてるみんなからよく聞くのは
時間の制限がキツイ
という事。
いかに効率的に時間を使えるかが勝負。
時間延長がもし可能だったとしても
その分コストはかかってくるのだ。
許可付きキッチンの登場で
自分ブランドのお菓子の販売が出来る事は
とても素敵な事だ。
ただ
きちんとコストの事も考えながら
トライしてみて欲しい。
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