恋散如花 -3ページ目

恋路をゆく-浅草編- その弐!

さて、前回の続きでせう。弁天堂より少し引き返し仁王門方面へ。

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浅草仁王門、五重塔、観音堂ノ景、
仁王門は修復工事も終わり、だいぶ綺麗になりました。さくりとお参りを済ませ旧浅草六区方面へ。浅草六区とは、明治期に浅草を1-7区画に割り当てたもので、当時は六区が日本最大の歓楽街であったといっても過言ではありません。色々な施設が立ち並び、隆盛を誇りました。幾つかの建物を当時の建築物と比較して巡ってみたいと思いまふ。

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浅草花屋敷の景
江戸時代に開園した日本最古の遊園地です。開園当時はブランコが有りました。元は名前通りの花を観賞できる場所です。2枚目の画像は、明治期の花屋敷。明治中期以降の花屋敷では人形劇、珍動物の公開、見世物小屋、遊技場って感じです。ちなみに花屋敷は六区ではなく、旧五区に該当します。あと小学校3年生の時、花屋敷のジェットコースターに乗って、恐怖のあまり失神しましたwww いまはどうか謎ですが、コース中に普通に隣の隣家とかの下着とか干してあったりした記憶あるますwwwwwwwwww

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浅草木馬館ノ景
ここは、元は通俗教育昆虫館といいましてw 明治期に開館した昆虫博物館。最初のうちは珍しいこともあり、流行りましたがすぐに廃れ、浅草喜劇俳優 曾我廼家五九郎の援助で改築、後に名前を木馬館と改称し大衆演劇舞台になり、現在でもバリバリ営業ちゅうです。木馬館の名前の由来は、昆虫だけじゃやヴぁいwってことで2階を昆虫博物館、1回に回転木馬(メリーゴーランド)を設置したので。浅草にはこーいった当時としては珍しい乗り物や見世物が沢山あり、怪しい雰囲気の見世物小屋が沢山あって本当に楽しい場所だったと思います。江戸川乱歩が好きな人は何となく雰囲気分かるよね?w こーいうの理解、共感できる人 連絡くだしw

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浅草電氣館ノ景
浅草電気館。明治期に開業した日本最初の映画館であります。今は賃貸マンションになっていますが、名前は電気館を受け継いでいます。家賃は22万~からだったと思いますw 2枚目は昔の電気館。

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往年ノ浅草六区ノ景
浅草六区は、現在は昔に比べると活気は少ないかも知れません。往年の浅草六区。まさにの街だったのでしょうねw 歩きたかったなぁw ほんの軽く浅草寺周辺を書きましたが、書きたいこと紹介したい場所500分の1くらいにまとめて書いた感じです。全然紹介しきれてないです。その位 浅草は魅力ある町なのです。もっともっと良い所 いっぱいあるんですよ~

浅草寺界隈に別れを告げ、観音堂裏、浅草寺病院前の道をまっすぐ進む。この辺は住宅街ですかね、静かな道です。15分程歩くと途中で紙洗橋が有り、橋といっても今は川はなく名前のみでしょうか。ここを左に曲がると堤通りにでますのでそのまま10分程北に向かって歩いて行くと・・・

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キタ、コレwww 日本一のソープランド界隈吉原www ここで一寸遅めの昼食を。江戸前天麩羅の伊勢屋です。正直、交通の便悪いんですが浅草の天ぷらって言えばココでそ! 観光バスで大黒屋とかに入って浅草の天ぷら美味しい~♪とか言ってる人を何時も可哀想に思ってますw ここです。ここで天ぷら食わなきゃだめなんです。昨今、関西風の天麩羅ばっか目について、白くてころもが薄いさっくりしたのが天ぷらと勘違いしてる人多いと思いますが、江戸前天ぷらはそんなもんじゃ有りません。胡麻油の香りがなんともw お店の中は狭くて、でも昔ながらの建物なのでとってもいい感じです。

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伊勢屋の斜め前に五十間道が今でもあります。ここ良く見れば分かると思いますけど、道がくの字になっていて、先が見えないようになってるんですね。なぜか? かつて この道の先にあったのが、吉原遊郭なのです。その入口なんですね、ここは。お客が吉原遊郭に入って行くのはやっぱり恥ずかしいwってことで、道がくの字になっていて周りからお店に入っていくのがわからないような作りになっているんです。ここをしばらく歩くと、かつては吉原遊郭の入口になる吉原大門が有りました。現在はこのあたりは当時を偲ぶものはほぼ残っていません。

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明治期の吉原大門と現在の吉原大門

実際、このあたり来るとあんまり写真とれまてんw なぜなら、旧吉原遊郭の跡地には戦後、公娼制度が廃止された後に、ソープランドが郡立しまして、現在でもバリバリ営業してるんですね。で、どこのお店にも店前で店員の男の人がじーーーっと不動しておりましてw 怖くて写真とか撮影できませんwww

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明治期の吉原遊郭

吉原遊郭の話とか当時の太夫とか、花魁の話しとか語り始めると軽く5時間くらいかかりそうなので割愛しますw 聞きたい人はコーエーの手先じゃ有りませんが、海なり信なりに課金して私を探してください。詳細なレア資料を提示した上で語り始めますw

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吉原弁財天
吉原大門をまっすぐ突き進むと、吉原神社、吉原弁財天があります。当時の花魁や娼妓たちは どんな思いでお参りしたのでしょうね。そんなことを考えると胸がちょっと詰まります。良い話はごく一部で実際は暗い話が多いですからね。この弁財天周辺はなんか、異質な感じの空間がしました。ここはもともと、池があった場所なんですが、関東大震災の際、遊女たちがこの池に飛び込み500近くが溺死した場所なんですね。それを弔う弁財天が悲しく見えます。

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一葉愛用の紅入れレプリカ

このあたりは樋口一葉が一時生活していた場所なので、このあと一葉記念館に行きました。一葉愛用の紅入れとか愛用した簪なんか見たりして。お土産コーナーにレプリカの紅入れあって、買おうと思ったけど一葉が使っていたやつよりサイズが大きくて、それが気に入らずに買いませんでしたw このあと遊女たちを投げ込んだ 投げ込み寺行こうと思っていたのですが、寒さに負けて三ノ輪駅からコッソリ退散しました♪ ちゃんちゃん♪

ちなみにおまけw 江戸随一、当代きっての名妓と言われた浅草金瓶楼 今紫の画像↓ 特別大公開!

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恋路をゆく-浅草編- その壱!

東京と言えば浅草でございます。決して渋谷とかそーいう所を東京とは呼びません。小生 小学校3,4年生の頃からソロで浅草に遊びに行ってました。その位、浅草にこだわるのです。また浅草は、恋の街でもあるのです。冷たい風が吹く中、浅草探索いって参りました。

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浅草吾妻橋ヨリ アサヒビール本社 ト スカイツリーヲ望ム景。
もはや浅草のシンボルマークとも言って良い位の存在になったアサヒビール本社のオブジェ。小さい頃、これが完成したときは当然のように う●こ と思ってましたw 正式にはこれ、炎を表しているようで、アサヒビールの燃える心を表したものらしいです。スカイタワーは620mあたりを超えましたね。今までは、この吾妻橋、フェリー乗り場付近に そんな人居なかったのですがスカイツリーが見えるとあって、沢山の人が写真を撮っていました。新名所になる事間違いないです。実は浅草には以前にもシンボルタワーがあったのはご存じですか?その名を凌雲閣、通称 浅草十二階と呼ばれた建物です。

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この建物、明治23年に完成。当時としては驚異的な62メートルという超高層建築物で、日本で初めて電動式エレベーターが設置されました。まさに明治中期以降、浅草の顔でもあったわけです。

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浅草雷門ヲ望ム景
さて、吾妻橋より少し引き返して、雷門へ。全国どこの観光地、とくに古都や歴史のある街ですが、車夫をたくさん見るようになりました。浅草も例外ではなく、街中 沢山の車が走ってます。個人的に、浅草はホームグランドと自負していますので、おのぼりさん丸出しの人力車はパスですw

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浅草仲見世ヲ望ム景
雷門をくぐると仲見世です。地震の影響でしょうけど、人少なかったです。ここは観光客を相手にしているお店ですので、お土産店が多いです。が、老舗の豆舗 梅林堂とか 串刺しのきびだんごを食べさせてくれるお店とかもあって、来る度にちょくちょく食ってます。あと、助六なんていう江戸小玩具を扱ったお店なんかもあったり。見てるだけでも時間潰せると思います。ちょっと話がそれますが、きびだんご屋さんを左に曲がって、仲見世から少し外れた所に「粋れん」というお店があります。職人仕上げの商品が揃っていて、全商品 メイド イン ジャパン でありますw 今日は金銀蒔絵の金魚と手ぬぐいの金魚とか買いました。人気商品は下駄で、これからの季節にいかがでせうか。個人的には 矢羽か黒塗りのが好きですw

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浅草伝法院通りヲ望ム景
仲見世を進み宝蔵門前に伝法院通りというのがありまして、ここにも沢山のお店があります。この辺周辺には、簪、着物、帯、扇子、江戸切子、靴、刷毛、帽子とかそーいう専門店が多いです。個人的には、仲見世とかで時間潰すより、こーいう所を歩いた方が情緒ある雰囲気を楽しめるのではないかと思います。永井荷風も愛し通いつめた浅草江戸前天麩羅のお店 大黒屋もあります。

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浅草公会堂前ノ景
大黒屋を通り過ぎると左手に浅草公会堂があります。ここでは日本を代表する歌舞伎役者、俳優、芸人、歌手たちの手形なんかがあります。

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で、見っけたわなwwwww これをwww

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浅草中清ノ景
この公会堂前に もぉ一つ、老舗の江戸前天麩羅のお店があります。中清。ここ、行くならジーンズとか短パンとか、そんな身なりで行かない方がいいですおw ちゃんとした身なりで食べに行く事をおすすめします。でないと嫌な目にあいます。

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浅草弁天堂ヲ望ム景
さて、話は再び仲見世方面に戻します。宝蔵門前、右側に弁天堂があります。ここは依然人も居なくてさびしい感じでしたが、最近 いろいろの整理されて休憩所みたいな感じになっていて、人もそれなりにいました。でも弁天堂には人はおらず。ここ、地味だけど 松尾芭蕉が「花の雲 鐘は上野か浅草か」って詠んだ鐘なんです。上野の鐘は少し高い位置にあるし目の前で見ることはできませんが、こっちの鐘はまじかで見ることが可能です。

でだw 弁天堂の横にある細い道にあるんだけど、昔から ここが気になって仕方ないwww 連れ込み旅館というか・・・ 出会い茶屋みたいなw 恋の逢瀬なのでせう・・・ その前に休憩とかあるのでせう?w

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つづく

愛と死!

題名通りの小説です。複雑な人間関係が書かれているわけでもなく、ただひたすらに、愛を描き、そして死を描く。単調な話しだし、先も読めるし。けれども、凄い深いものが湧きでてくる。それは凄い力強くそして余りにも儚い。小説自体に深いものは無い。読んだ人の中に痛烈ともいえる想いが沸きでてくる。愛を極限化して物質化したらどういうものになるのだろうか。それを失った時 人は?

ストーリ的には、昨今のラブロマンス邦画がこぞって真似しているような感じのもの。お涙誘って感動したーって。それで満足出来る人は、この小説を読む必要は無いし、読んで欲しくない。何様?って感じだけど普通にそう思ってしまう。恋愛が美しいって、どんな表現なんだろって想ってしまうんだけど、美しいし、可愛らしいし、普通にそう思ってしまう。 そして何気ない部分に、これは私だけかもだけど、些細な描写に いじらしい感情を読み取り、そして共感してしまう。読んでいて まるで自分の心理描写みたいな、自分を晒されているような気がしてならない。この小説を最初に読んだのが今から20年位前。いまページを開いて読んでも、当時と全く色褪せない新鮮さがある。恐らく話しの設定自体は大正末期から昭和のほんと初め頃でしょうね。

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武者小路実篤 愛と死

あらすじ
友人野々村の妹夏子は、逆立ちと宙がえりが得意な、活発で、美しい容貌の持主。小説家の村岡は野々村の誕生会の余興の席で窮地を救ってもらって以来、彼女に強く惹かれ、二人は彼の洋行後に結婚を誓う仲となった。ところが、村岡が無事洋行を終えて帰国する船中に届いたのは、あろうこちか、夏子急死の報せであった・・・・・・

至純で崇高な愛の感情を謳う、不朽の恋愛小説である。二人のやり取りは手紙で展開されてゆく。

十一月十二日!
私は勿論神戸までとんでゆきます。私は涙をながして喜びました。私は兄の処へとんでゆきました。そして兄に思わず言いました。十一月十二日に神戸におつきになるのですって。兄はぽかっとして「十一月十二日、随分先の話しじゃないか」と言いました。兄をこんなバカだと思ったのは生まれて初めてです。嫂の方が察しがよく、「十一月十二日ですって、お楽しみにね。すぐ来ますわね」と言ってくれました。だから私は嫂が好きなのです。私の生活に目標が出来ました。十一月十二日、何といい日ではありませんか。私はそれまでにうんと勉強します。御身体を御大事に御大事に、私も身体にますます気をつけますが、御地は食べものも気候もちがうでしょうから、どうぞくれぐれも御注意願います。・・・あの方と神戸でお逢い出来たら。私は泣きます。嬉しくって。私の大事な大事なあたな。あなたのおまえより

僕は一人でぼんやり海を見ながら、想いは日本にはせ、夏子との再会の事など考えていた。其処にボーイが来て、一つの電報を僕に渡した。・・・「ケサ三ジ ナツコ リユコウセイカンボウデ シス カナシミキワマリナシ スマヌ ノノムラ」
「愛と死」より

はじめての接吻!

今から10数年前に、一人の女性が生涯、独身を通し83歳でこの世を去りました。彼女の名前は、永井ふさ子。正岡子規とはふた従兄弟の関係でした。昭和9年、向島百花園にて開催された正岡子規忌歌会で彼女は一人の男性と初対面します。男性の名前は斎藤茂吉。そう近代短歌史にその名を刻む大歌人 斎藤茂吉であります。この時茂吉52歳、ふさ子25歳。二人は短歌の師弟関係として交際してゆく事になります。が、、、

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永井ふさ子

ふさ子の回想によりますと、昭和11年1月に二人は浅草に初詣に行きます。仲見世を歩き、映画を見て、うなぎを食べたそうです。店を出ると・・・「すっかり夜になっていた。公園には人気も既になく、瓢箪池の中の水鳥をかたどった噴水が凍って、つららが光っていた。この池のほとりの藤棚の下で、私ははじめての接吻を受けた」と告白しております。なお、この時近くを巡回していた警察官に、二人は不審者と疑われ、職務質問されていますw

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関東大震災前の東京浅草瓢箪池

唇を奪われたふさ子と茂吉の関係は、狂おしい程に深まっていきます。ふさ子へ当てた恋文も150通以上になります。茂吉はこれらの手紙を読み終わった後に焼却するよう伝えていましたが、ふさ子は一部のみを燃やしたのみで殆どの手紙は大切に保存していました。その中から一部紹介します。

・ふさ子さん!ふさ子さんはなぜこんなにいい女体なのですか。何ともいへない、いい女体なのですか。どうか大切にして、無理してはいけないと思います。玉を大切にするやうにしたいのです。ふさ子さん。なぜそんなにいいのですか(昭和11年11月月26日)

・ああ恋しくてもう駄目です。しかし老境は静寂を要求します。忍辱は多力也です。忍耐と恋とめちやくちやです。・・・恋してくて恋しくて、飛んででも行きたいようです。ああ恋しいひと、にくらしい人(同年同月29日)

こんな手紙を毎日のように出す茂吉。熱いですw 然し問題も有りました。茂吉は既婚者なんですね。夫婦関係は上手くいっておらず別居中でしたが、茂吉が婿養子と言う事もあったし、ましてや師弟の域を超えた関係になった事を世間に知られるのもまずい。一向に茂吉が妻と別れる気配を見せないので、ふさ子は一通の手紙を送り、故郷松山に帰り縁談を受ける事を決意しました。茂吉との関係を清算する為に。

・一番に相寄りたい者は、どうしても一番に早くお別れしなくてはならないのでしょう。恋しいと思う心が非常に激しいものですから、今の様な、中途半端の状態では堪えられなくなったのです。・・・他に道はないと思います。(同年12月)

縁談を受ける事で茂吉との関係を清算しようとしたふさ子でしたが、この縁談をふさ子自身が破談させています。理由は「もはや私にとって他の人の感情を受けることは苦痛でしかなかった。婚約解消を決意すると同時に、先生との恋愛をつづけることも自分にゆるせなかった」と。これ以外になにもなかったのでしょうね。これ以降、日本は戦争の道に突き進んでいく事になり、疎開やら何やらで二人が逢う事は無かったようです。にも関わらず茂吉を終生想い独身を貫いた永井ふさ子。疎開先で空襲を受けた時、なによりも大切に守ったのが茂吉から贈られた恋文だったそうです。この二人の手紙こそが、ふさ子の生きてきた何よりの証だったのではないでしょうか。自分の存在意義そのものみたいな。そんな気がしてしまいます。柳なよなよ風次第みたいな安っぽい恋とはわけちゃうのですよ。

二人が作った合作の歌に「狼になりてねたましき咽笛を噛み切らむとき心和まむ」というものが有ります。狼になって互いの喉笛を噛みちぎった時、二人の心は永遠に結ばれるって感じでしょうか。歌人同士の恋でしたので、切ない情緒を一杯に吐き出している歌も残っていますよね。「恋しさのはげしき夜半は天雲をい飛びわたりて口吸わしまを」 誰しも一度や二度、こんな恋心を募らした記憶はありませんか?

華の女学生!

卒業シーズンですね。この季節になると女子学生の袴姿を多々目にする機会が多くなりますよね。元々明治期に女学生の制服として定着しまして、その名残で現在でも、卒業式などで着用されているわけです。この袴は宮中の官女姿をイメージに紫色の袴でした。然し、紫というのは高貴な色であるので一般の庶民がそれを使うのは好ましくないとの事で、海老茶色が多用、大変流行しました。当時、このような姿をした女学生を紫式部にもじって海老茶式部と呼びました。新しい時代の女性を象徴する存在としてマスコミ等でもてはやされ、揶揄された存在でもありました。

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この辺は今も似たような感じですかね。なに昨今の女子高生は・・・とかw 具体的にどんな感じで揶揄されていたかと言うと、明治38年の滑稽新聞に解り易い風刺画があったので、これを。

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蝦茶(海老茶式部)の袱紗(風呂敷)と銘打ったものですが、中は恋文、好きな男性の写真ばっかって感じでしょうか。面白いのが、新約全書がある事ですかね。この明治38年っていうのは正に、国粋主義が強くなってきている時代で、ましてや日露戦争真っ最中なわけで。この時にキリスト教聖典とか。いつの時代も時代の先端を行くものは、誹謗中傷されるのが世の常でしょうか。

仁義なき戦い 抗争勃発編!

<28日付右京西新聞抜粋>
京都の治安を守る京都所司代は、28日未明 広域暴言団 残●会構成員と思われる関所兵が、近江国境付近にて京都に本部を持つ野良ネコ組 紅桜会の幹部 麗奈を襲撃し、これを機に紅桜会と残●会の抗争が激化するとの懸念を発表し、両会への監視を強めるとしている。また周辺住民に警戒を呼び掛けている・・・・・・

売られた喧嘩は買うってのが武芸の礼儀よ。頂いた借りは熨斗付けて返すが武芸の流儀よ。残●会じゃちいせぇ、ちいせぇ。あそこを統括する本山に乗り込むってのが武芸のやり方よっ。落とし前は付けさせて貰うぜ? 行く手を邪魔する奴らを殴って殴って。気づけば錚々たる武将だらけよ。おまけに赤いと来たもんだ。油断したら直ぐにこっちがやられちまう。

$ILLICIT LOVE AFFAIR

どうやら、ここが うちらの墓場になりそうだ。だが筋は通すぜ? 取るなら親の玉ぁ 取るしかねぇ。勝つか負けるの勝負じゃねぇんだ。筋を通すかどうかの問題よ。人間一生五万日、己やぁ、我の屍超えてモノいいやぁ。 愛すべき一の太刀、通すべき紅桜! 死ねやぁ!!!!!! 

$ILLICIT LOVE AFFAIR

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チーン(早苗風

$ILLICIT LOVE AFFAIR

我が紅桜会では、鉄砲玉構成員を激しくぼしゅちゅw 詳しくは野良ネコの誰かまで! 一緒に紅桜を握って暴れてみないか!?

$仁義なき戦い

商館!

蒼牙が商館を買えたということで、その記念写真撮影が12番商館であるとの事。指定の時間に行ってみたんだが、誰もいやしない。もしかしてだまされたか? いあ ここ ボラ鯖だったwwwwwww

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これからもっこり大きくなりますように♪

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居ない人も居るんですが、まぁ、ジャーヴィスとか、あんまり良く知らない人だし、いいかなとwwwwwwwwww ぱしゃりっw

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どんだけハーロックが みんなにされてるかというと。

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とうーことで、君も冒険pkkギルド←ここ重要www 蒼牙でマッタリ 恋とかを語ってみませんか?ドキドキ 昔みたいにスパイとかでもおkw アキラは要相談。詳しくは蒼牙のメンバー誰かまで!待ってるわよ!

ハードボイルド!

また来ちまったぜ。 無意識に、まるでここが俺の墓場とでも言うかのように。俺に在るもの? 暴力、女、裏切り、そして明ける事のない暗闇。

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ある時、女がこう言った。私を連れて逃げてと。悪いが俺の性分じゃねえ。女は哀しく、そして一滴の雫を流した。確か、あの時もこんな晩だったぜ。

うす暗い店内、立ち籠るタバコの煙。ここに来るやつらは、皆 何かを背負ってる。笑う奴、哀しむ奴、泣き叫ぶ奴、人生に振り返る暇なんてねぇ。立ち止まったら負けだ。負けたら二度と這いあがれねえ。そうやって 沈んでいった男たちを腐るほど見て来た。

ママ。今日も綺麗じゃねぇか。あんたのその隠しきれない、胸に秘めた謎が、俺の渇きを潤してくれる。しけたタバコ(フロンティア1㎎)にをつける。煙が喉を通る。焼きつくような煙が。それは、初めて女と交わした口づけのように。甘く、そしてほろ苦い。

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今日のママは何処か不機嫌そうだ。だが、俺には丁度 その位が良い。洒落た会話は苦手だ。煙を吐き出しながら、いつものアレをママに注文する。

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チーン(早苗風

しかし君、恋は罪悪ですよ。解っていますか!

ずっと以前に、武者小路実篤の「友情」を紹介しました。内容は、男女の三角関係をテーマに、友情か恋愛かの決断とそれに至る経緯、そして恋に破れた主人公の心境ですね。ヒロイン役にあたる杉子、そして彼女を慕う大宮、野島が登場しますが、二人とも死にません。生かす形で物語を終わらせ、且つ 恋に破れた野島も 失恋をバネに更なる人間的成長を遂げようと試みる形で物語は終わります。

「友情」と同じテーマ、内容で有りながら、全く違った展開を見せている作品が夏目漱石 「こころ」です。この作品では、一人の女性を巡り 結果的に 男二人が自殺を遂げる形で終わらせています。内容はかなり重いですね。「友情」が綺麗な青春文学の金字塔ならば、「こころ」は人間の本質、エゴイズム、利己主義、恋の本質は何たるやをテーマにした金字塔ではないでしょうか。同作品の文中で、非常に興味深い言葉があります。

「しかし……しかし君、恋は罪悪ですよ。解っていますか」(夏目漱石 こころ)

この意味は非常に重いです。恋はどんな人でも一度や二度は経験するものでしょう?然し、単に恋愛だけは済まない、この言葉の意味には人間の本質そのものを問う広義の意味が潜んでいるのです。その意味は各人の思想、哲学によって大きく異なるので、あえてあーだこーだ講釈を垂れる気は毛頭有りませんw

漱石自身はどう考えていたのか。それを考えてみようと思います。彼の作品は「三四郎」>「それから」>「門」(前期三部作)。「彼岸過迄」>「行人」>「こころ」(後期三部作)と、実は1つの小説が複数の小説とストーリーが繋がっていく超長編小説になる手法をとっているのね、実はwww 

少し簡単にあらすじを書くと「三四郎」では東京帝国大学に入学した主人公が恋をして、けど、その人が違う人と結婚して失恋するという話し。で、「それから」は、成人して大人になった主人公が、友人と結婚したかつて恋心を抱いた女性を友人から略奪するという愛の自己解放って内容。で、「門」は友人を裏切り、その妻を奪った主人公の生き様の話し。いずれも主人公の名前などは違っているんですが、ストーリーが繋がっているんです。

今回テーマにした「こころ」は後期三部作にあたるんですが、前期三部作の「それから」に、この物語をの鍵を解くキーワードが有る思っています。「誠者天之道也 誠之者人之道」という言葉ですね。これは、儒教の四書にあたるもので、中庸 第十一章の言葉ですね。訳は 誠は天の道なり これを誠にするは人の道なりです。しかし、漱石はこの言葉を主人公に「誠は天の道なり 人の道にあらず」と言わしめました。これが答えなんだと思います。「それから」の内容は 友人の人妻である女を主人公が略奪するものです。恋とはそういうものなんです。それが人間の本質なんです。故に冒頭で書いた罪悪でも有り得ると。利己主義、エゴ、全部 人間の本質であり、それは天の道、ここでいう天の道は 理想って言葉が一番似合うかな? 誠は理想の道であり、人の道ではない。 そーいう事ですね。 私は以前から、この言葉を、このテーマに沿って言い替えるなら、「恋は人の道なり、天の道にあらず」と解釈しました。そして、逆に、「愛は天の道なり、人の道にあらず」と。皆さんはどう思いますか?

着物!

久々に満足する装備つくれたw +2程度じゃ もぉ 納得できんw この位ないとw 強いていうなら他の場所に+1でも良いから付与ついてたらなぁ・・・とw 腕力1,2ついてたら武芸用だったんだけど、忍術に特化変更した花にもっていかれましたw 着物で防御108あれば文句は無いだろうw これ級の着物着てる人いたら、是非教えて欲しいww そこまで言いきるっw ちゃんちゃん♪

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