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マニュアル課 翻訳室

フリーランスで翻訳と翻訳レビューをやっています。
以前はマニュアルのテクニカルライティングもやっていましたが、今では翻訳専業です。

フリーになって会社生活から離れていると、会社のありがたみに気付くことがあります。


あるとき、知人の会社で数か月仕事をしたことがありますが、すごくびっくりしました。


なんたって、


・コーヒー飲み放題

・文房具が使い放題(特に附箋やペン)

・コピーや印刷し放題

・CDが使い放題


なんです。


サラリーマンの方にとってはあたりまえのことかもしれませんが、フリーの人間にとっては、驚きであるとともに (そこだけ見ると) 天国です。


つい、聞いちゃったりします。「これ、使ってもいいんですか?」


また、サラリーマンには以下の特権があります。


・有給休暇がある

・GW、お盆、正月、土日に休んでも、お金がもらえる。

・給与所得控除として、収入から3割分の経費が控除される

・具合が悪いときは仕事を休める(無給でも)

・1つの仕事のミスで食えなくなるということはない

・ローンが組める

・ぼんやりと会社で過ごしてもお金がもらえる


こうやって見ていくと、サラリーマンは「特権階級」です。

フリーではなかなか望めないことばかりです。


まあ、それでもサラリーマンになりたいと思ったことはありません。

僕は、家で好きな仕事を黙々とやっているほうが好きですね。

フリーランスになろうという人っていうのは、だいたい変わっています。


フリーになろときだって一大決心などしません。

会社勤めが嫌いなので、会社生活に何の未練もメリットも感じないのです。


良い条件の仕事が来たときに、それがフリーランスでの仕事だったというだけで、すぐに会社を辞めました。


僕がフリーになるきっかけは、現場の仕事が少なくなり、管理の仕事を任せられそうになってきたということがあります。


つまり、サラリーマンって、どんな仕事でもそうでしょうけど、ある程度の経験を積むと次のステップが用意されているのですね。


僕はテクニカルライターとしてマニュアルをどんどん書いていきたかったんですが、会社の方針により、社内で書くよりも外注に出そうという流れになってきました(今では逆になっているような気がしますが)。


だったら、その外注になればいいやと思ったわけです。人の管理なんか、つまんなくてやってられるか、という心境でした


今でこそ、会社勤めの良さもそれなりに分かるようになりましたが、当時はそんなこと考えもしませんでした

一般に IT 翻訳の単価は低いです。


もちろん、自分の実力が足りないという側面もありますが、翻訳会社さんから聞くところによると、ソースクライアントからの値下げ要求が強いそうです。翻訳会社さんを通して仕事を頂いている以上、しょうがないと思います。ソースクライアントから直接仕事をもらうのであれば、当然単価も高くなります。ただし、翻訳以外の雑務は自分でやることになります。逆に考えると、その雑務を翻訳会社さんが肩代わりしてくれるおかげで、翻訳に専念できます。


翻訳者も翻訳会社と二人三脚で良い製品を作り上げています。あまり目立ちませんが、私たち翻訳者の訳文に対して、翻訳会社では大変な苦労をされています。用語統一、TMの更新、ブラッシュアップ、クエリの反映など、翻訳会社の方々には本当に頭の下がる思いです。決して翻訳者の訳文がそのまま製品として納品されることはありません。


ちなみに、テクニカルライティングや執筆の単価は、翻訳とは比べ物にならないくらい良いです。どちらも経験して思うのですが、翻訳の仕事はもっと評価されてしかるべきです。ある意味、自分で書くよりも難しいのではないでしょうか。書き手の意図を察して訳さなければならないこともあります。翻訳は本当に過酷な仕事だと実感します。


最近のIT翻訳では、「この単価でここまで要求するのか?」という案件が非常に多いと感じます。単価についてソースクライアントに言いたいのは、良いサービスを求めるのであれば、高い金額を支払うのは当然ではないかと。今のように値下げ要求(圧力)を翻訳会社にかけ続ければ、高品質な翻訳を提供するのは難しくなると思います。翻訳だってひとつの職業です。生活の糧です。人様と同じように生活していけるだけの収入がなければ、翻訳を続けていくのは難しくなります。

前回、フリーランスの生活について少し書きましたが、もう少し書いてみたいと思います。


フリーランスのメリットとデメリットを考えてみます。以下のひとつひとつについて、記事を書けそうです。今後、掘り下げていきます。



◆フリーランスのメリット


・いつまでも現場の仕事ができる

・好きなときに働ける

・収入源を複数確保(分散)できる

・定年がない

・好きなだけ休める

・何を着てもよい

・人間関係のトラブルがない

・会社員のように大量のメールを読まなくてよい

・部下がいない

・上司がいない

・各種届を出さなくてよい

・ランチ代が浮く

・通勤しなくてよい

・朝礼がない

・家族の急病や用事に対応できる

・家族で食事ができる


◆フリーランスのデメリット


・税金などの支払が多い

・経費がかかる

・収入が極端に低い月がある

・仕事が途切れる

・ボーナスがない

・誰ともしゃべらない

・仕事帰りに一杯できない

・忘年会がない


こんなところでしょうか。ただし、人それぞれに感じ方が違うので、メリットとデメリットを明確に区別できるものではありません。上にあげたデメリットも自分にとってはそれほど問題ではありません。人生で何を重視するかでしょうね。

国保の納付通知書が来ました。

これから毎月、7万円ずつ支払わなければなりません。

住民税と年金を合わせると、年間の支払額は100万を超えます。


今月くらいから、このような支払と光熱費、家賃で30万くらいになります。

これに生活費がかかるのです。



フリーランスは前年の収入を申告します。そこで確定した所得に応じて、その年の国保、住民税の額が決まります。今年はそれほど稼いでいないので、とてもキツイです。



毎年、収入が一定であればよいですが、当然浮き沈みはあります。ちょっと風邪をこじらせたりして仕事ができなかったり、ゴールデンウィーク、お盆、正月などでお休みすると、その月の収入はガタ落ちです。ですから、普段の土日は仕事がある限り、ほとんど休むことはありません。日中は子供と遊んでも夜中に頑張って仕事をしたりします。


フリーランスになるなら、サラリーマンの倍くらい稼がないと、生活は成り立たなくなるのではないでしょうか。今年も後半戦です。頑張りまーす!メラメラ