板橋の自然健康ヨーガ教室 -193ページ目

スヴァーミー・シヴァーナンダ

今日、インドのヨーガの聖地として有名なリシケーシにはアーシュラム(修行所)が沢山あります。


その中でも一番大きなアーシュラムがTHE DIVINE LIFE SOCIETY(シヴァーナンダ・アーシュラム)です。


このアーシュラムの創設者がシヴァーナンダさんです。


リシケーシに行くと必ずこのシヴァーナンダ・アーシュラムを訪れて(昨年は滞在もしました)色々な行事に参加いたします。


シヴァーナンダさんの有名な6つの教え


SERVE=奉仕しなさい


LOVE =愛しなさい


GIVE=与えなさい


MEDITATE=瞑想しなさい


REARISE=実行しなさい


PURIFY=純粋でありなさい


があります。まず奉仕しなさい、これが一番最初に説かれています。


人様から沢山の食べ物をいただくとそれを全て人に与えてしまい、自分は冷たく固くなったチャパティー(薄いナンのようなもの)だけを食べた人。


街に出て食物を配っているところがあれば沢山食べものを得て、それを全て食べられない人に分け与える、進んで乞食をした人。


シヴァーナンダさんは奉仕の人だったようです。


そんなシヴァーナンダさんの行動、精神に一人、二人と惹かれて、自然と多くの人がシヴァーナンダさんの周りを囲むようになりました。


それがシヴァーナンダ・アーシュラムです。


亡くなられて45年経ちますが、今でもシヴァーナンダさんを称えて、精神を引き継がれて、シヴァーナンダさんに実際に接した方も接したことのない方も大勢の手によってこのシヴァーナンダ・アーシュラムが成り立っています。


奉仕=ヨーガ


とアーサナ、プラーナヤーマなどの実践的なことだけでなく、私達の生活にもつながる行為、精神、こういったものがヨーガとつながるから、ヨーガは一生かけて学ぶものなのだということを身をもって伝えられた方でした。


自己の身体を犠牲にしてでも厳しい修行を怠ることなく、人の為に自己の身体を使う、自己の気持ちは周りの人の中にあったような方だったようです。


そんなシヴァーナンダさんには沢山の素晴らしいお弟子さんがいらっしゃいます。


チダーナンダさん=先日までシヴァーナンダ・アーシュラムの総長を長年務められていた


サッチダーナンダさん=アメリカに渡られてヨーガを広められた方。著書「インテグラル・ヨーガ」


サティヤーナンダさん=インドでは指折りのヨーガの学校「ビハール・スクール・オブ・ヨーガ」の創設者


ヴィシュヌデーヴァナンダさん=世界各地を渡ってヨーガを広められた方


まだまだ沢山いらっしゃいます。


このお弟子さん方々からも今日私達は非常に貴重なヨーガを書物、アーシュラムなどを通して学ぶことが出来ます。


リシケーシに行くとシヴァーナンダさんの精神が今日も人々に敬われていることがよく分かります。


このシヴァーナンダさんに触れることはヨーガを学ぶ上でも、ヨーガをしていない方でもきっと何か大切なことを学ぶことが出来ると思います。


下記の本でシヴァーナンダさんの生き方が詳しく述べられています。


私達は偉人から何か学ぶことも必要だと思います。




「シヴァーナンダ・ヨーガ」 成瀬貴良編訳 善本社












キールタン

今回のインド、リシケーシ滞在中、キールタンは一回しか参加出来ませんでした。


午後、夜間とスヴァーミージーの講義があったので、シヴァーナンダ・アーシュラムの行事には中々参加できませんでした。


そんな中で一回はキールタンに参加したいとスヴァーミージーに申し出たところ、午後の講義を早めに切り上げていただいて、夕方のキールタン、アーラティーに参加しました。


キールタンは今年の7、8、9月と月一の割合で行っていたのでそれ以降の自分の感覚を本場インドのキールタンでどのように感じるか味わってみたかったのです。


足を運んだ時にはすでに始まっていました。


日本で成瀬先生所有の楽器と比べると夕方のキールタンは楽器数が少ないようです。


ハーモニウム、太鼓、マンジーラくらいです。あとは手拍子と皆さんの大きな声で歌っています。


この手拍子が何ともいえないいい響きです。


それと日本で行うキールタンと絶対的に違うのが歌です。


はっきりしたことは分かりませんが、一聴しただけでもインドの方の発音は癖、訛りがあるように感じます。


それもかなりのものです。


通常に聴くとかなり下手のように聞こえるのですが、よくよく聴くとこの訛りがインド音階、インド音楽にとてもマッチしていることが分かります。よって大変味わい深いものになるのです。


これは日本人とインド人の壁の差があってどうしようもないような気がします。


ここ数ヶ月、少々キールタン慣れをしたせいでしょうか?今回のキールタンはこれまでにないとても気持ちよい、感動を覚えたものでした。これは一緒にいった仲間二人も同じ思いをしたようです。


毎日行われているので私達の行うキールタンとは全然雰囲気が違います。


気持ちも違うのでしょう。


しかし今まで以上にキールタンの良さが分かったのは確かです。


私達のキールタンのグループでは太鼓が人気ある為、私はタンバリンを購入してやりたいなと思っています。


ただ川崎先生いわく、太鼓だけは決まったリズムがあるそうです。


成瀬先生がその決まったリズムをご存知だったら教えていただき練習しますが、ご存じなければ自由にやってみたいと思います。


そういえば、インドのキールタンでラスト前の曲がとても印象的でした。


歌った男性の声がとても感動的でした。途中のあの心に響くメロディアスなメロディー、あの曲をやりたいのですが、曲目もメロディーも覚えていません。


私達のグループの次回のキールタンは12月6日(土)に行われます。

ご興味のある方は是非お問い合わせ下さい。


【日時】 2008年12月6日(第1土曜日)・P.M.6:00~

【会場】 八雲住区センター 2F 目黒区八雲 1-10-5 ・TEL 03-3718-0851

【交通】 東急東横線「都立大駅」 下車(徒歩6分)

【地図】 ヨーガ・サンガティHPの「教室案内・八雲教室」を参照してください。

【参加費】 一人 1000円(歌詞カード付き)

【締め切り】 定員23名(定員になり次第締め切らせていただきます)

【問い合わせ・申し込み】  
成瀬貴良  TEL/FAX  03-5392-1176 Eメール 
k.naruse-yoga@lime.plala.or.jp
川田初子  TEL 03-5486-0933


そして今週の土曜日は成瀬貴良先生のヨーガ講義(Y.L.S.)があります。

こちらも是非ご参加下さい。


【日 時】 2008年・11月8日(第二土)
       
実技/P.M.17:45~18:45(17:30会場受付)   
学習/P.M.18:45~21:15

【会 場】  代々木八幡会館・第三第四和室
/代々木5-1-15・TEL 03-3466-3239
/小田急線代々木八幡駅6分千代田線代々木公園駅6分


【授業料】 ・1回(実技と学習で)  5500円(資料代込み)
       ・単発 実技のみ(1回90分) 3000円(資料代込み)
            学習のみ(1回90分) 3000円

【講師】: 成瀬貴良 

【定 員】  20名(満員になり次第、締め切らせていただきます)

【用意するもの】  実技は、ヨーガのできる衣装(和室ですので敷物は不要)
学習は、『バガヴァッド・ギーター』(岩波文庫)

【問い合わせ・申込み】  
成瀬講師まで(すでに予約してある方は結構です)
TEL/FAX 03-5392-1176
k.naruse-yoga@lime.plala.or.jp



インドでのヨーガの先生

昨年、今年とインドでは、私のヨーガの師、成瀬貴良先生の友人でもあるスヴァーミ・ヴィシュワルーパナンダジーのヨーガの実技、ベーダンタ哲学の講義を受けました。


このスヴァーミジーの講義は、日本人女性の川崎あきこさんが経営している‘MANGALAM YOGA PEETH’というゲストハウスで受けられます。


スヴァーミジー本人は物凄く身体の柔軟な方なのですが、私達には決して難しいアーサナはやらせません。


常に


「全ての動作、呼吸、自分の気持ち、身体の変化において観察しない」


これだけです。


「アーサナは自分が行っているのではなく、自然と行われるものです」とおっしゃいます。


これは難しいポーズを行うよりももっと高レベルなものなのですが.....


このスヴァーミジーの誘導は非常にゆっくり。


日本では汗をかいてたっぷり身体を動かした方が人気があると聞きますが、このスヴァーミジーの授業を受ければまた格別な思いをすることと思います。


スヴァーミジーは、ご自信の時間の流れが日本に住んでいる私達とは違ってとてもゆっくりのようです。


話をされる時も2拍くらい間をおいてからゆっくりとしゃべりだします。


スーリヤ・ナマスカーラの時にマントラを唱えて下さったのですが、このマントラの響き、流れがとても気持ちよかった。


弟のバーバー先生は強めの迫力のあるマントラでしたが、お兄さんのスヴァーミジーは何とも滑らかな感じ。


マントラで初めて感動を覚えた気がします。


夜の哲学の講義も本のページをゆっくりめくるしぐさに思わず見とれてしまい、自分もあんな感じでページをめくってみたいなと憧れてしまいました。


このスヴァーミジーの修行は大変なもののようです。


成瀬先生いわく、このスヴァーミジーは本物だとおっしゃっています。


したがって哲学の講義も宇宙真理のようなことをいつも語られるので、私達にとっては難しいのですが、インド訪問2、3回でこのような方に教えていただけることは非常に幸運だと思いました。


お別れする時に


「日本はとても美しい国なので是非日本にも来て下さい」


と言ったのですが、‘雨季はいつなのか?’とか質問してきてためらっているようです。


川崎あきこ先生の話では、‘グルには行きなさいと言われているみたいなんだけど、なんだかんだ言い訳して躊躇するのよね’


とおっしゃっていました。こんな立派な修行を積まれたスヴァーミジーでもためらっているようです。


来年にでも日本に来られたらまた是非お会いしたいなと思っています。


それまでに少しは英語を勉強しないといくら温厚なスヴァーミジーでも怒られてしまいます。




写真を撮られる事に慣れていないのか、一人での撮影になるといつも真っ直ぐ起立される謙虚さが滲み出るスヴァーミジー




講義後は厳しかった目も非常に温厚な顔になるスヴァーミジー




若きスヴァーミジーの勇姿





裸の聖者

インド、リシケーシ滞在中に、現在リシケーシで一番の聖者と言われているスヴァーミー(出家者)を訪れました。


その聖者は私達の中で‘裸の聖者’と呼んでいます。


このスヴァーミーはすでに100歳を超えていると言われていますが、実際はまだ90歳を超えているくらいだという説もあります。どちらにしても結構なご高齢です。


スヴァーミーの周りにはいつもお世話をする人や訪問者がいます。


しかしこのスヴァーミーは人がいてもいなくても関係なく常に裸です、パンツも穿いていません。


意識が卓越された方なので、目に見えるものや物事に優劣なく全て同じ見えるのでしょうか?


インドの古い哲学、ヴェーダにも‘この世の見えるものはどれもがリアルではない’という話があります。


例えば、


海に水がありそこに波が立ちます。その波は高く盛上ったり、沈んだりと変化します。波は結局、水であり、波と見るのは、各個人の意識から産まれるものだという考えです。よって人々があらゆる物事に対し喜怒哀楽の感情が産まれても、結局はその物事自体が常に変化していくので、その感情は永遠には維持されないということです。よって目に見えるもの、外に意識を向けていては、決して終わることのない幸福感を得ることは出来ないということです。


ここからヨーガは、意識を内に向け、アーサナをし、プラーナヤーマをし、瞑想をすることにつながるのです。


‘観察をしなさい、そして気付きなさい’ということです。


これはとても難しいことのように思えます。しかしこれがリアルなことなのでしょう。


私みたいな凡人では正直、確信を持って言えませんが、裸の聖者はこの域に達しておられるようです。


この聖者のそばにいてただ坐っているだけでとても気持ちいいのです。


私のような知らないものが急に訪ねて、聖者の前に黙って坐り続けていてもビクともしません。


誰が前に居ようが、何があろうが、常に心は平静のままで動揺はしないのでしょう。


調度お昼の食事時に伺ってしまったのですが、聖者が食事を終えると、世話人に私達にも食事を差し上げないさいという指示を出していただき、ご馳走になってしまいました。


私達が聖者の横で食事をしている最中、聖者は私達の方にお尻を傾けて‘ブー’とおならをされました。


こういった行為も失礼な行為、恥ずかしい行為という意識がないようです。


失礼という気持ち、恥ずかしいという気持ち、これも自分の意識から産まれるものです。


ある行動には気が付かなく、ある行動には気が付くという状態では、失礼な態度は許されません。


全ての行動に対し平等な意識(?)であるので、このような行為も許されるのです。


聖者の目をジーと見つめても、聖者はこちらに視点を合わせていただいているのか、どこを見ておられるのかも分かりません。


何事にも動じない‘裸の聖者’。


インドにはこのような方がぽつん、ぽつんとおられるようです。













ガンジス河での不思議な体験

実はここ半年くらい左脚にずっと鈍痛を覚えていました。


坐骨神経痛です。


一時痛みが治まってきたかなと思っても、またぶり返すという繰り返しでした。


そんな状態でインドへ。


滞在中日、ガンジス河沿いをしばらく歩いていました。


1、2時間歩き続きだったので左脚が少しジンジンしてきました。


そこにガンジス河沿いにとても静かなところがあったので、少し休憩することに。


日差しも強いので足先だけでもガンガーの水に浸かろうと思い、水の中へ足を踏み入れました。


思った以上に冷たい水でしたがとても気持ちよい感じでした。


あまり踏み入れると急に深くなるので、少し浸かって砂浜に戻りました。


意識して浸かったわけではないのですが、先程までの鈍痛がスーと引いていました。


身体を反ると左脚が結構響いていたのですが、いくら反っても全然響きません。


これはどういうことだろう?と思ってまた歩きだしましたが、ちっともジンジンしません。


それからしばらくは全く平常のままでした。


現在は少々感じるときもありますが、ガンガーに浸かってから確実に鈍痛が弱まっています。


あのひんやりした水が脚に良かったのか?


それともガンガーには特別な力が宿っているのか?


はっきりは分かりませんが、ガンガーに浸かって体が変わったことだけは確かでした。