インドでのヨーガの先生
昨年、今年とインドでは、私のヨーガの師、成瀬貴良先生の友人でもあるスヴァーミ・ヴィシュワルーパナンダジーのヨーガの実技、ベーダンタ哲学の講義を受けました。
このスヴァーミジーの講義は、日本人女性の川崎あきこさんが経営している‘MANGALAM YOGA PEETH’というゲストハウスで受けられます。
スヴァーミジー本人は物凄く身体の柔軟な方なのですが、私達には決して難しいアーサナはやらせません。
常に
「全ての動作、呼吸、自分の気持ち、身体の変化において観察しない」
これだけです。
「アーサナは自分が行っているのではなく、自然と行われるものです」とおっしゃいます。
これは難しいポーズを行うよりももっと高レベルなものなのですが.....
このスヴァーミジーの誘導は非常にゆっくり。
日本では汗をかいてたっぷり身体を動かした方が人気があると聞きますが、このスヴァーミジーの授業を受ければまた格別な思いをすることと思います。
スヴァーミジーは、ご自信の時間の流れが日本に住んでいる私達とは違ってとてもゆっくりのようです。
話をされる時も2拍くらい間をおいてからゆっくりとしゃべりだします。
スーリヤ・ナマスカーラの時にマントラを唱えて下さったのですが、このマントラの響き、流れがとても気持ちよかった。
弟のバーバー先生は強めの迫力のあるマントラでしたが、お兄さんのスヴァーミジーは何とも滑らかな感じ。
マントラで初めて感動を覚えた気がします。
夜の哲学の講義も本のページをゆっくりめくるしぐさに思わず見とれてしまい、自分もあんな感じでページをめくってみたいなと憧れてしまいました。
このスヴァーミジーの修行は大変なもののようです。
成瀬先生いわく、このスヴァーミジーは本物だとおっしゃっています。
したがって哲学の講義も宇宙真理のようなことをいつも語られるので、私達にとっては難しいのですが、インド訪問2、3回でこのような方に教えていただけることは非常に幸運だと思いました。
お別れする時に
「日本はとても美しい国なので是非日本にも来て下さい」
と言ったのですが、‘雨季はいつなのか?’とか質問してきてためらっているようです。
川崎あきこ先生の話では、‘グルには行きなさいと言われているみたいなんだけど、なんだかんだ言い訳して躊躇するのよね’
とおっしゃっていました。こんな立派な修行を積まれたスヴァーミジーでもためらっているようです。
来年にでも日本に来られたらまた是非お会いしたいなと思っています。
それまでに少しは英語を勉強しないといくら温厚なスヴァーミジーでも怒られてしまいます。
写真を撮られる事に慣れていないのか、一人での撮影になるといつも真っ直ぐ起立される謙虚さが滲み出るスヴァーミジー
講義後は厳しかった目も非常に温厚な顔になるスヴァーミジー
若きスヴァーミジーの勇姿


