心療内科非常勤心理カウンセラーだけど20代ひきこもりの双子がいます
二男は中2の終わりから不登校に
長男は専門学校中退後そのままひきこもり生活。
心療内科に非常勤で勤務する心理カウンセラーなのに、ひきこもりの双子の息子がいます。
ひきこもりになるまでのこと、今のこと、思い出したり、気づいたことを書いています。
前回までの記事
問題を解決するための4つの方法①相手が変わってくれればいいのに・・・あなたの思い通りにかわればいいけどね。
問題を解決するための4つの方法②環境が変われば気分も変わる・・・でもそこにずっといると良いことばっかりじゃないことに気づいたりして。
問題を解決するための4つの方法③いるよねー我慢強い人。一生我慢するわけ?
問題を解決するための4つの方法④どんな環境でも大丈夫な人もいるんだよね?みんながみんな病むわけじゃない。じゃあ自分がそうなればいいんじゃない?
私のことを事例にして書こうと思うのだけど
③の「我慢し続ける」の話。
私、3年ほど前に左目の手術をしたのです。
眼球に小さな穴を4つ開けて、そこから細い
器具を入れるみたいな説明をされて
手術まで1~2ヶ月くらい間があったのかな?
↑↑
もう忘れてる
手術の説明を受けてから、手術の日を待つ間
とっても、穏やかな日々を送っていたのです。
なんというか、毎日、粛々と、というのか、
淡々と、というのか、そんな感じで穏やか
な日々。
そんな日々を送っていたのに
突然、ちょっとしたことでイライラするように
なってしまったのです。
しかも、そんなイライラするようなことでも
ないことにイライラしちゃう。
理由が全くわからず、自分でも
(どうしちゃったんだろう?)
って不思議だったのです。
そうこうしているうちに迎えた手術の日。
手術は夕方の時間帯だったので、出来るだけ
家事を済ませておこうとキッチンで洗い物
などしていたら
二男が、キッチンにやってきたので
私『ママは、これから手術だからね。』
二男『どんな手術なの?』
私『目に4か所小さな穴を開けるみたい。』
二男『うぇっ!こえぇぇ~!』
その途端に、体中“恐怖”に似た感情で
一杯になりました。
(あー!あの理由もなくイライラしたのは
怖さを見ないようにしていたからだ!)
って、やっとそこで気づきました。
そういえば、穏やかな日々だと思っていた
あの日々は
春のような穏やかさではなく
『わっ!』
って、声を出したら
空気が『パリンッ!』
って、割れてしまいそうな
穏やかというよりも、静けさという方が
合っていたかもしれない。
“怖い” 気持ちを見ないようにしていた
つまりは、ずっと我慢し続けていたの
でした。
これも、ストレス状態だからね。
それで、手術が近づいてくるにつれて
私はイライラしていたのねー。
ネガティブな気持ちを見ないように
誤魔化すのも、我慢なのですよ。