月曜日から新しい派遣先で仕事が始まり、異常な暑さもあいまって、眠い眠い病と闘った一週間でした
心理セラピスト 白根 月子です。
いきなりですが・・・。
『先生とお母さんに怒られるから、毎日学校に行ってるんだぁ~。』
っていう子どもがいます。
あなたは、この子がどんな気持ちでいると思いますか?
想像してみて下さい
○行きたくないのに、毎日学校に行ってるんだ、がんばってるんだなぁ。
○きっと、怖い先生とお母さんなんだろうなぁ。
○毎日、嫌々学校に行くなんて、可哀想。
○先生とお母さんに怒られたらどうしようって、ビクビクしてるんだろうなぁ。
○なんだかんだ言いながら、学校に行くのは楽しんだろうなぁ。
・・・あなたは、どんな風に思ったでしょうか?
実は、あなたが想像したこの子どもの気持ちは、あなた自身の気持ちです。
実際、この子どもは、学校に行きたくない、とか、先生とお母さんが怖い、とか、嫌々学校に行ってる、とか、ビクビクしてる、とか、学校に行くのが楽しい、とは、一言も言っていないんです。
あなたも、同じような経験をしたことはありませんか?
「今年度のPTA役員になっちゃったよ~。」
「え~!可哀想~~」
「うわ~!担当の〇〇先生、怖いよね~大丈夫?」
「可哀想?でもないし・・・、私は、担当の〇〇先生のこと怖いって思ってないんだけど・・・」
みたいな・・・。
コミュニケーションって、通常は、対人間でのことですが、上記に書いたようなコミュニケーションのずれが、無意識的に自分の中でも起こっているとすればどうですか?
会社で、上司に理不尽なことを言われた時、
「ムッチャ腹立つわ~」
って、怒りが収まらない。
自分では、怒ってるって認識しているかもしれないけれど、実は「理不尽な言われ方をして悲しい」という気持ちに蓋をするために、怒っているかもしれません。
逆に、後からトイレで悲しくて悲しくて一人で泣いたり。
自分では、理不尽なことを言われて悲しいって認識しているかもしれないけれど、「腹立つ~!」っていう気持ちに蓋をするために、悲しんでいるかもしれません。
実際には、感情ってとっても重層的だし、感情以外の要因とも絡まっているので、自分では、表面化している感情を本物の感情だと認識しているけれど、本当に本物の感情は、心のずっと下の方に隠れていることがあります。
怒っても怒ってもスッキリしない。
泣いても泣いても引きずってしまう。
笑っているのに楽しい気持ちになれない。
楽しい時間を過ごしたはずなのに疲労(体力的なものではなく)してしまう。
こんな風に感じることがあれば、それは、あなたの心の中で、無意識的にコミュニケーションのずれが生じているのかもしれません。
そして、そのずれが、自分を疲れさせたり、対人関係で悩んだり、上手く行かなかったりする原因になっています。
「不登校児の母だから ~笑って~」 の最後の方に、
お母さんの心に溜まった、辛い物を減らして、子どもを受け容れる場所を広げることだと思います。
って書いたけど、この「お母さんの心に溜まった辛い物」って、実は、自分の心の中で無意識的に生じているコミュニケーションのずれなんです。
私は、現在収入の大部分が、派遣の仕事です。
一見、カウンセリングの仕事は、片手間のように見えてしまっているかもしれません。
実際、カウンセラーの資格を取得してから3年の駆け出しです。
でも、誰かの心の重荷を取り除くお手伝いをしたいと思っています。
その思いが続いている限り、カウンセラーという肩書を背負っていこうと思うのです。
あなたの心の中のずれに寄り添って、無理せず気持ちを楽に生きてけるお手伝いをさせてください
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