イメージ 1

 吉村昭の記録小説 『零式戦闘機』(新潮文庫)です。

 吉村昭というと、15年くらい前に『仮釈放』という題名の、不倫した妻を刺殺した男をテーマにした本を読んだことがあったけな、、、。あの頃は独身だったので、不倫を犯した妻と情夫への憎しみなんてのは、いまひとつピンとこなかったが、妻帯者となった身で読み返してみると、また違った想いも小生のなかに湧き上がってくるだろうな、、、、

 そして、今回の『零式戦闘機』です。
 太平洋戦争について、零戦の開発誕生から特攻機として人間爆弾にいたるまでの戦史を通して描かれています。
 日本が生んだ名機『零戦』について書かれた他の本をいくつか手にとったことがありますが、軍事オタクみたいな本だったり、航空力学などのむつかしいことが力説されていたりで、小生には理解不能なことが多くありました。しかし、この本は、航空知識などを専門としない筆者が、史実と徹底的な取材にもとづいて書かれたものなので、航空知識などまったくない小生にも、理解しやすいものでした。
 零戦の名の由来は、開発の完了した皇紀2600年を記念して末尾の0をとって『零式艦上戦闘機十一型』であることなど、当時の日本人の感性を理解させてくれる緻密取材と簡潔な文章力に、すっかりひきこまれてしまった。
 
 読後にはとんでもなく長い本を読んだような満足感があるが、実際はそれほど長い文章でもない。やはり、筆者吉村昭氏の描く、知への渇望とも言える魂の生み出した無駄のない表現が、小生に感慨を与えてくれるのだろうと思えた。

 吉村昭、しばらく読み進めるべし。

 そういえば、社会人チームに所属しているときの主将は、零戦の動力を開発した中島飛行機(いまの富士重工)の創始者の孫だった。
 中島さん、元気かな~?
 4月に小学生になった長男。
 
 ちょっとウジウジしたところがあるが、性格はとてもやさしい男だ。
 親馬鹿かもしれないが、こいつが他人を苛めたり、嫌な思いさせたりする言葉を吐いたりすることはないだろうと観察してました。
 どちらかというと、優しさゆえに友達からからかわれたりすることのほうが小生には心配に思えていた。身体もちょっと小さい方だし、髪もマルボウズにしているので、なめられたりする可能性を感じていたのだ。実際、近所の仲良い友達から、ふざけたしつこいからかいを受けているのを目撃したこともあった。

 そんでもって、小生は長男にしつこくからかってきたりする野郎がいて、我慢ならない場合があれば、一撃で仕留めろと教えてきた。顔とかには手を出さずに、人間の身体の弱点を一撃し、瞬時に勝利できる喧嘩の方法を教えていた。

 そして、昨日。
 ついに、長男は一撃食らわしてきたらしい。
 愚妻もその場にいたらしいのだが、いつもは仲の良い友達が、かなりしつこくヤツの前にたちふさがり、言葉でからかっていたらしい。長男は一瞬で相手の脇腹に廻し蹴りをお見舞いしたというのだ。
 
 一瞬の出来事で、何が起きたのかわからないが、泣き崩れる友達がそこにいたというのだ。
 あまりに突然にして、瞬時だったので、愚妻も長男が何をしたのか判別できなかったという。

 愚妻はかなり困惑していたが、小生はそれで良いのだと愚妻を諭した。
 そして、今朝、起きてきた長男に声をかけた。
 長男は、喧嘩したことを叱られると思ったらしく、怯えた表情を見せた。

 少し考えて、こう言葉をかけた。
『お前が、喧嘩をしてきてお前を叱ったりはしない。お前が我慢できなくて、いまやっつけなくちゃダメだと思ったら、思いっきりやってこい』と。
 ただ、喧嘩をして手を出す事の危険さも教えた。やりすぎれば仲直りも難しいことなど。

 今朝の通勤電車のなかで、自分の教えが正しかったのかどうか、ちょっと考えました。
 男を育てるってのも、チョイと大変だな、、、なんて。

 男は争いに勝たなければならんからな~
 男はつらいよ。
 

 
 ゴールデンウィークはたっぷり働いたし、ちょっとくらい遊んできても罰はあたるまいっ!
 愛車1150GSのカバーをひっぱがし、子供が登校する時間と同じ7時30分に出立!

 目指すは、ニッポンいちの山!  富士山!

 WEBで調べたところによると、富士山の周囲にはいくつかの舗装林道があるとのこと。いつか行ってみたいと思っていたのです。
 朝の通勤割引を使って中央道の河口湖ICまでGSを飛ばす。いやいや気持ち良い。
 まずは、山中湖のそばの三国峠から富士山を拝む。
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/6d/0c/bmwbikes36/folder/1295735/img_1295735_58786357_0?1242379704
 それにしても、富士山は美しい。
 左右対称な美しいこの山が、日本一の高さを誇るというのもうれしいかぎりである。
 
 つづいては林道探索。
 国道139号線を富士山を中心にぐるっと左に回って、西湖のほとりの鳴沢へ。
 道の駅『なるさわ』の手前の道を富士山に登るかのように左にまがり、鳴沢林道へ。
 ツーリングマップには掲載されておりませんが、富士山を間近に眺めることのできる林道らしいのです。
 入口はこんな感じ。
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/6d/0c/bmwbikes36/folder/1295735/img_1295735_58786357_1?1242379742
 しばらく行くと、軽水林道と交差いたします。
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/6d/0c/bmwbikes36/folder/1295735/img_1295735_58786357_2?1242379827
 左に折れて、軽水林道を進むと正面に富士山。
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/6d/0c/bmwbikes36/folder/1295735/img_1295735_58786357_3?1242379979
 途中には、いくつも支線があります。
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/6d/0c/bmwbikes36/folder/1295735/img_1295735_58786357_4?1242380012
 入っていくと相当楽しそう?です。まあ、行き止まりで小生のバイクでは死に目に遭うでしょう。
 途中には杉を伐採した後で、こんなふうにズドーンと富士山を拝める場所もあります。
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/6d/0c/bmwbikes36/folder/1295735/img_1295735_58786357_5?1242380042
 そして、いよいよダートです。
 このダートは区間としては2kmくらいでしょうか。
 『普通車では走行困難な場合があります』なんて案内看板がありますが、大したことはありません。
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/6d/0c/bmwbikes36/folder/1295735/img_1295735_58786357_6?1242380074
 ダート道の先にニッポンイチの山、富士山が聳えております。まるで、このダート道をまっすぐいくと富士山の頂上までいけるような、、、そんな気分にちょっとさせてくれます。
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/6d/0c/bmwbikes36/folder/1295735/img_1295735_58786357_7?1242380104

 途中の舗装路にGSを停めて、斜面の上に飛び出ている溶岩石の上で昼食。
 眼下には樹海の広がる、見晴らしの良い場所でした。
 美しい富士山を左に眺めながら湯を沸かし、カップラーメンに焼きそばパンの昼食。
 食後にコーヒーを落として至福の時間。
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/6d/0c/bmwbikes36/folder/1295735/img_1295735_58786357_8?1242380139
 
 林道から国道139号線にもどり、朝霧高原のそばにある林道、湯之奥猪之頭林道へ。
 湯之奥猪之頭林道は、景観が日本一の林道として選ばれた道らしいのです。山梨と静岡の県境にあるトンネルのある場所から美しい富士山が眺められるというのです。
 事前に調べたところによる静岡側は5月17日に開通とのことだったので、ピストン往復になるのを承知で山梨側から登ってみました。
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/6d/0c/bmwbikes36/folder/1295735/img_1295735_58786357_9?1242380172
 峠の県境の湯之奥猪之頭トンネルから先は、やはり通行止めでしたが、峠では富士山の絶景が、、、、
のはずでしたが、ご覧のとおりに雲がでて、富士山を拝むことがきませんでした。
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/6d/0c/bmwbikes36/folder/1295735/img_1295735_58786357_10?1242380213
 
 登ってきた道を引き返し、田貫湖で休憩。
 田貫湖キャンプ場の芝生の上にひっくり返り、午後のお茶タイム。
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/6d/0c/bmwbikes36/folder/1295735/img_1295735_58786357_11?1242380318
 コーヒーを落とし、しばし、うたた寝。
 そうだ、富士山をバックに昼寝している写真を撮ろうとやってみたのが、これ。
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/6d/0c/bmwbikes36/folder/1295735/img_1295735_58786357_12?1242380371
 セルフタイマーをセットしてすぐに寝てみる。
 う~ん、イイ歳をしてアホだ。

 最後は富士山スカイラインを快走して、途中のパーキングでもう一度富士山をパチリ。
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/6d/0c/bmwbikes36/folder/1295735/img_1295735_58786357_13?1242380417
 ふーじは、にーぽん、いちのやま~♪
 と歌いながら帰路に就く。
 
 しかし、結構な風が吹いて高速道路はかなり恐ろしかった。
 特に首都高速では、ビル風のせいなのか急に勢いよく風が吹きつけて、バイクごと流されることもしばしば。隅田川沿いの向島線の下りでは、あんまり恐ろしいので途中で降りてしまいました。

 久々のツーリングでばっちり充電。

 本日の走行490km

イメージ 1

 国際政治学者である中西輝政の『 日本の「死」』(文春文庫)です。
 書籍通販のアマゾンの「本のおすすめ」ですすめられるまに購入し、すすめられるままに読んだ本です。

 北朝鮮問題や中国とのかかわりなど、日本の外交について言及されているが、筆者が言いたいことは、「許すまじき 小泉純一郎! えらいぞ 石原慎太郎」のひと言、これに尽きる。
 
 外交における日本の国家主権の確立や外交のあり方を述べるあたりは、論理的かつ右翼的な思考の方向性に、「おおっ、そうか!」と深く相槌をうってしまう小生であったが、ヒステリックにもみえる「小泉純一郎への攻撃」にはちょっと辟易した。
 著者はとにかく、小泉純一郎が心の底から憎いのか、もしくは、憎まれるように書かなければいけない裏の事情があるのではないだろうか。
 小生には、どうも後者の理由があるように感じられた。

 国際政治学者の看板を使い、文芸春秋という出版社を使い、誰かに頼まれて世論形成をたくらんでこんな本を世に送り出しているのではなかろうか、、、とそんなふうに思えました。
 
 打倒!小泉純一郎!石原慎太郎!万歳!って、その論調だけミョーにヒステリックだと思いますけど、、、
 あわせて言うと、世論形成の集団として、新聞雑誌は正しくて、WEBを使っての手段は低俗だ!みたいなのもワープロも打てない、置いてきぼりのダメ上司みたいで、せっかく書いた文章のレベルを下げるだけだとおもいますが、、、、いかがでしょうか?  著者の中西輝政さま、、、、。

 ちょっとおもしろかったので、著者中西輝政の本を買ってみちゃおうかな。

 ところでアマゾンは、どういう理由での本を小生に「おすすめ」したのだろうか。
 やっぱり、小生が右翼的だってことか?

 

イメージ 1

 小生としては納得できぬ政策『定額給付金』による景気対策。

 1ヶ月ほどまえに、支給請求のための申請書類が自治体から郵送されてきましたが、そのまま放置しておりました。
 『そんな金、いらねえー』といって辞退することも本気で考えてましたが、先日、いつも行く飲み屋の女性店主に諭されました。
 『大事なお金。くだらない強がり言わないでもらいなさい。なんなら、ウチの店で全部飲んじゃえば、景気対策にもなるわよっ』と。

 定額給付金と子育て支援金を合計すると15万円ほど。
 万馬券でも当たったとおもって、パーっと景気対策につかいましょうかね。

 しかし、納得のいかない政策だな。