4月に小学生になった長男。
 
 ちょっとウジウジしたところがあるが、性格はとてもやさしい男だ。
 親馬鹿かもしれないが、こいつが他人を苛めたり、嫌な思いさせたりする言葉を吐いたりすることはないだろうと観察してました。
 どちらかというと、優しさゆえに友達からからかわれたりすることのほうが小生には心配に思えていた。身体もちょっと小さい方だし、髪もマルボウズにしているので、なめられたりする可能性を感じていたのだ。実際、近所の仲良い友達から、ふざけたしつこいからかいを受けているのを目撃したこともあった。

 そんでもって、小生は長男にしつこくからかってきたりする野郎がいて、我慢ならない場合があれば、一撃で仕留めろと教えてきた。顔とかには手を出さずに、人間の身体の弱点を一撃し、瞬時に勝利できる喧嘩の方法を教えていた。

 そして、昨日。
 ついに、長男は一撃食らわしてきたらしい。
 愚妻もその場にいたらしいのだが、いつもは仲の良い友達が、かなりしつこくヤツの前にたちふさがり、言葉でからかっていたらしい。長男は一瞬で相手の脇腹に廻し蹴りをお見舞いしたというのだ。
 
 一瞬の出来事で、何が起きたのかわからないが、泣き崩れる友達がそこにいたというのだ。
 あまりに突然にして、瞬時だったので、愚妻も長男が何をしたのか判別できなかったという。

 愚妻はかなり困惑していたが、小生はそれで良いのだと愚妻を諭した。
 そして、今朝、起きてきた長男に声をかけた。
 長男は、喧嘩したことを叱られると思ったらしく、怯えた表情を見せた。

 少し考えて、こう言葉をかけた。
『お前が、喧嘩をしてきてお前を叱ったりはしない。お前が我慢できなくて、いまやっつけなくちゃダメだと思ったら、思いっきりやってこい』と。
 ただ、喧嘩をして手を出す事の危険さも教えた。やりすぎれば仲直りも難しいことなど。

 今朝の通勤電車のなかで、自分の教えが正しかったのかどうか、ちょっと考えました。
 男を育てるってのも、チョイと大変だな、、、なんて。

 男は争いに勝たなければならんからな~
 男はつらいよ。