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シルクホースクラブ募集予定馬全頭斬り(2019年度第2回追加募集)75-84

STAYHOMEのゴールデンウィークも最終日。

シルクさんから届いた宿題をばっちりこなしていきましょう。

これが終われば本格的に次年度のシーズンがやってくるぞ!

 

 

本編に入る前に★の見方と注意事項

★のイメージですが、MAXが7つとしております

★×7 世代最高クラスですわ、出資できるなら絶対行きたいな
★×6 お、ええやん 条件付きですぐ名前書きますわ
★×5 なかなかのデキやな 出資候補やわ
★×4 まあまあええな 中の上やわ
★×3 ここ平均
★×2 うーん、ちょっと厳しいんとちゃうか
★×1 これ良いと思った奴とは仲良くなれんわ、眼科で会おう

 

 

皆さん、参考にしても良いけど自己責任ですよー。それではどうぞ。

 

 

75.バランセラの18(キングカメハメハ)★★★

 

紫苑ステークスの勝ち馬ビッシュ、さらに菊花賞で穴人気したホウオウサーベルの弟にあたります。

母は2001年生まれでやや高齢な部類ではありますが、産駒の活躍という意味ではむしろ年齢を重ねてからのほうが良く、

大きなマイナスにする必要はないでしょう。

中央は複数勝ちか未勝利という両極端で、全姉のチェルヴァは未勝利。使うたびに硬さが目立ちました。

母父Acatenangoはバランセラのほかに、マンデラ、ショア―、ダリシアなど非常に打率が高く優秀な繁殖牝馬をそろえていますが、

ミスプロ系との配合ではここ10年で6頭いて、最高でも2勝止まりです。

 

馬体は繋ぎが柔らかく、左前が強めに外向しており、右前の膝は被り気味になっています。

一方、トモの筋肉はL字のラインがはっきり出ていてかなり仕上がりが進んでいそうです。

動画での動きも14-14ぐらいまでを良い感じで進んでいるのでデビューも遅くならないでしょう。

ややピッチ走法でマイルぐらいから対応できそう。キンカメですが繋ぎからしたら、芝でこそのタイプですね。

 

 

76.レスペランスの18(ダイワメジャー)★★★★

 

シルクで募集され思ったような結果を出せなかったレスペランスの2番仔。

初仔のマルヴィーナは募集時高評価をしたように見栄えはピカイチだったのですが、

腰フラのため能力喪失でデビューできませんでした。

飛ぶ鳥を落とす勢いの母父キンカメにディープ母系、牝馬のダイワメジャーと走る要素は十分です。

 

1月生まれで完成度の高い馬体をしており、胸が深く、容積の大きなトモが魅力的です。

歩かせても踏込も良いですし、重さを感じないところは良いのですが、

かなり耳がキョロキョロしますし、集中力がどうなのかなというところですね。

育成厩舎に移動してきた時にも環境の変化に馴染むのに時間がかかったそうなので、

このあとの天栄にいったり、入厩したりというところが問題なく進むようなら走ってくるでしょう。

 

 

77.アルビアーノの18(ドゥラメンテ)★★★

 

マル外牝馬ながら日本競馬に完璧に適応し、そのスピードと先行力を武器に重賞2勝を挙げたアルビアーノ。

繁殖牝馬として価値が非常に高そうなアルビアーノの初仔なので相当注目されますが、

この追加募集のタイミングで出てくるかという感じですね。

 

血統的にはキンカメ系のドゥラメンテに母系には遡るとStorm Catがいて、ロードカナロアの組み合わせ。

さらに、Harlan's HolidayからはHaloのクロスとUnbridledからはミスプロのクロスと野心的なカップリングです。

 

募集が遅れたのは初仔ゆえのサイズの問題かもしれませんね。この時点で415kgしかないというのは結構厳しいです。

馬体を見るとまず全体的に未完成で子供っぽい馬体です。成長を待てればまだ大きくなりそうではありますが、

厳しいトレーニングをここまで重ねてきたようなメリハリがあまり感じられないのがどうでしょうか。

歩様は前がやや硬めでこれは他の募集時のドゥラメンテ産駒でも少し見られたもので、

そもそも父が変な歩様していたので、あまり気にしなくていいかもしれません。

 

ここまで見ると全然買い要素が見えないのですが、この状況で走らせると思ったよりいいんですよね。

まだ明らかにパワーが足りないはずなのに、フラフラせず終いもまとめていますし、これが血の成せる業なのか。

動きは良いけどサイズが明らかに頼りないというのをどう見るか。

このパターンで3歳世代でいうとスペードエースみたいなタイプもいますから、買えるなら買ってもといったところでしょうか。

 

 

78.ロッシェノワールの18(カレンブラックヒル)★★

 

曾祖母ドリームビジョンからつながる母系は活力にあふれ、今年の3歳馬にもタイセイビジョンが出ています。

総じて丈夫で長持ち、古馬になってからも活躍というファミリーではありますが、

ロッシェノワールは自身がそうであったように、どうもここだけは体質が弱い子ばかり出てきてしまう印象です。

4頭産んで2頭未出走、もう1頭もわずか4戦で引退で、残った1頭がアガラスです。

逆に脚が持てばアベレージは高そうなのが悩ましいところです。

 

馬体を見ると牝馬ということもありますが、アルビアーノほどではないものの若干華奢に映ります。

歩様はまずまずですが、首を左右に振って集中力を欠いており、ノーザンFの募集馬の中では躾に苦労してそうです。

坂路調教の動画を見る限り、頭の位置が高いところで安定しており、トモも安定しません。

アガラスは募集時から見た目が良かっただけに、ちょっと比較すると落ちるかなと思います。

 

 

79.アクウェイントの18(Union Rags)★★★★

 

父Union Ragsは馴染みのない名前ではありますが、祖父にあたるDixieland Bandは日本でも母父として有名ですね。

デルタブルース、サウンズオブアース、レッドリヴェール、ラビットラン&アサクサゲンキ姉弟などがいますが、

僕の中では当たりハズレのでかい血だと思っていて、素人が触ると危険と感じています。(火傷経験あり)

ここまで日本に入ってきたUnion Ragsの仔が全然ダメなのが気にはなりますが、

母系は悪くなさそうですし、ベストマッチョなどこの手のダート馬を手掛けて結果を出している手塚先生というのも良さそう。

 

馬体は480kg台とは思えないぐらい迫力満点ですね。肩の出はやや窮屈ではありますが、

トモのボリューム感が半端なく、日本の血統ではなかなか出せない迫力を感じます。

また、坂路での調教映像も走りがダイナミックで、かなり動きに余裕があるように見えます。

怖いのは大柄なりのアクシデントでしょうか。ダートにこだわって使っていければ…。

 

 

80.サファリミスの18(ハーツクライ)★★★★

 

ノーザンファーム期待の繁殖牝馬でディープインパクトを連続でつけられながら結果が出せていないサファリミス。

父がハーツクライに替わって期待がかかる一頭です。

母系はグレイソヴリンの血統ですが、ハーツクライとはアベレージが高く、クラブ馬ではパッと見8/11が勝ち上がり。

これはディープインパクトよりも率が良いので、募集価格などを考えればありです。

ハーツクライ×Not For Saleの組み合わせはシルクで3頭おり、バラ―ディスト&バラダガール姉妹とビートフォーセール。

ビッグサイズが特徴ではありましたが、牡馬に替わって常識に掛かった体型で出てきました。

 

この馬の特徴はカタログの写真とクラブに出ている最新の写真が別馬であることとか、

本当はもっと進んでるはずなのに、なぜかスロー調整の時の動画がアップされているとか、

なんか過小評価されるような要素が見えるので、本来はもっと人気して良い馬なんじゃないかなと。

ただ一点気になるのは、右前の爪付近に差し毛っぽい感じがあるんですよね。これはなんだろう。

 

 

81.スピードリッパーの18(ルーラーシップ)★★

 

母はクラブでおなじみのポップス牝系の活躍馬で1勝ながらクラシック戦線を走り抜けました。

母父ファルブラヴは産駒が走っているので、かなり期待している繁殖ではあるのですが、

どうもここまでは期待外れなんですよねえ。(POGで持ってたりとかするんですけど…)

オーナーズで募集されたモンツァとストームリッパーはともに去勢されており、

そこに来てルーラーシップなので、集中力という面ではだいぶ怪しいところがあるように思います。

 

馬体は腹線が牡馬にしては上がっていて、悪く言えば伸びしろがないといったところでしょうか。

中型サイズになりますが、ルーラーシップに関しては募集時に馬体が大きいほうが走るので、

その点の傾向からもちょっと外れてくるのかなと。

また、坂路動画ではダイナミックな走りではあるものの、なんかふらついているように見えるんですよね。

今回の募集馬の中ではちょっと時間がかかりそうかなと思いました。

 

 

82.カレドニアレディの18(オルフェーヴル)★★★

 

競走年齢に達したのはミスマリアだけで、いきなり2勝してくれているので繁殖の素質は高そうです。

母父Firebreakは日本にはカレドニアレディだけなので、データ不足ではありますが、

遡ればウォーニングなので、クルーガーの母アディクティドなど。

もっと広いくくりで見れば出資馬ストロングタイタンや今年の3歳だとアルジャンナなどもこのグループです。

 

馬体はまずまず仕上がりが進んできて、動画では胸がしっかり深くてやや前掛かり気味ながらも、

全体的なフォルムはまとまっているように見えます。

繋ぎはクッション性があり、歩様には安定感がありますが、ちょっと耳のあたりはやんちゃさも感じられます。

現在リフレッシュ中とのことで、走っている動画がないのは残念ですね。

1月生まれでリフレッシュして450kgなので、サイズ的にはやや小ぶりなのかもしれませんね。

オルフェーヴルなので気にしすぎてはいけないところではありますが。

 

 

83.メリーウィドウの18(ダノンレジェンド)★★

 

地方競馬を中心に重賞を勝ちまくったダノンレジェンドのファーストクロップ。

また、父の弟には芝中距離路線で現役最高レベルの一頭ダノンキングリーがいるという良血です。

母のメリーウィドウはシルクの募集馬で牝馬ながらなんと37戦も走り抜いたタフネス。

血統的にも狙いがはっきりしており、お値段も手ごろで良いですね。

初仔になるのでサイズが心配でしたが、ダート馬として文句なしの馬格です。

 

馬体は多少の緩さは感じるものの、トモに力感があります。

ただ、繋ぎのスナップが弱く沈んでいかない面は見られますね。ダートとはいえちょっと心配。

調教でもまだあまり進んでいるという感じはしないですね。ダート牝馬ならゆっくり目でいって、

冬場デビューでも問題ないと思うので、じっくりといったところでしょうか。

 

 

84.ラッキートゥビーミーの18(Uncle Mo)★★

 

比較的ベテランに掛かってきたUncle Moですが、ついに日本でもレッチェバロックという超大物を出しました。

圧倒的なスピードに魅了されてか最近バローズの猪熊氏やモズのキャピタルシステムなどが複数頭輸入するようになっており、

今ダート路線のプチブームとなっていると言っていいかもしれません。

ただ、ダートの短距離路線というのは儲からない路線でもあって、そもそもこの路線を狙ってくる日高血統の馬は多いですし、

上級条件に行くとそもそもレース自体が少ない。1400m以下のダート重賞は中央には3つしかありません。

マテラスカイやコパノキッキング、モズアスコットなどほんのわずかしか重賞を勝てません。もちろん地方はありますが…。

ノーザンファームも数少ない苦手路線のひとつだと思います。

 

馬体はトモの容積の大きさに目が行きますが、全体的に見るとまだ芯が入っておらず完成途上だと思います。

近況にもあるように負荷を高めると馬体が減るということもあり、ちょっと時間がかかりそうですね。

先々は走ってくるとは思うのですが、お値段とのバランスを考えると最終的に2,3勝で壁に当たっては困るので、どうでしょうか。

右前の繋ぎと爪の付近にある二つの差し毛もちょっとキニナル。

【先週の結果】クァンタムリープ惜しくも2着

遅いですが、先週の結果も振り返っておきましょう。

 

20/4/25 東京5レース 3歳未勝利(芝1400m) クァンタムリープ 田辺裕信騎手 2着

 

いやー、本当に惜しい競馬でした。

ダート戦での惨敗から良く立て直してくれましたが、わずかに足りませんでしたね。

 

相変わらず中間は未勝利馬とは思えないほどの時計を出しており、

パドックで見ても馬体は一枚上だろうというぐらい前進気勢と迫力がありました。

ただ、チークピーシーズ+シャドーロールと精神面の怪しさ満点で期待と不安が入り混じる感じでした。

 

レースではスタートで出負けする厳しい展開。

大外枠でもあり、そこからやや掛かり気味に上がって中団を確保する流れになりました。

直線の入り口でも手応えは良かったのですが、前とはちょっと距離があり、

頭まではどうかなあという状況ではありましたが、ゴールまでずっとジリジリと長い脚を使ってくれました。

 

前はなんとか捕えるに至ったのですが、ゴール直前外から伸びたグルアーブに差されての2着。

それでも時計的にも完全タイム差マイナスですから、今回は相手が悪かったということでしょう。

 

次は5/17の同条件と早々にリリースがありましたので、改めて初勝利を目指すことになります。

個人的には詰めて使った2月の競馬を思うと若干の不安はありますが、

芝の短い距離という適条件にようやく出会えたのですから、次こそはのつもりで応援したいですね。

 

 

20/4/25 福島11レース 福島牝馬ステークス(GⅢ) サラキア 吉田隼人騎手 5着

 

一方、悲願の重賞制覇を目指し福島に渡ったサラキア。

 

近走好走している馬もいましたが、ここでも4番人気。オッズ的にも十分争覇圏の一頭という評価だったので力が入りました。

馬体重が示す通り、これまで以上に身が入った馬体で登場したサラキア。

それでもNFしがらきでは505kgまで膨れ上がっていた馬体は常識の範囲内といえるところで収まっているようでした。

 

確かに逃げ馬はそれなりに揃っていた一戦ではありましたが、ここでも好スタート。

当然好位の内でじっとする展開を期待していましたが、まさかの全く主張せず、手綱を引っ張りながら下がっていく展開。

この時点でもうダメだなと思いました。はっきり言って勝ちに行く競馬には見えなかったですね。

 

道中は手応えも良く行きっぷりも良く、馬自体の能力的には足りていたと思わせるものでしたが、

勝負どころで下がってきたモルフェオルフェを上手く捌くことができず、手綱を引っ張るような面が見られました。

さらに直線では勝ったフェアリーポルカに寄られてジエンド。

よく5着まで来たなと思いますが、期待しただけに頭が真っ白になりました。

 

次走は未定とのことで、結局ヴィクトリアマイルには一度も出走することができませんでした。

また、牡馬にぶつけたり裏路線になるでしょうね。能力はあるはずですが、なかなか陽が当たらないですね。

【悲報】ブリジャール、右前浅屈腱炎で引退

もともと腱周囲炎を患っていたブリジャール。

残念ながら、屈腱炎を発症し引退となってしまいました。

 

そもそも3月あたりから脚元については、かなり怪しさを持っていたようで、

天栄から美浦トレセンに戻った翌日に腫れが出て、2日後に天栄に逆戻り。

 

その後の天栄のコメントではあっさりトレッドミルから一か月も経たずにハロン13秒。

天栄に戻ってからすぐに検査があるものと思っていましたが、

それもなく今回の浅屈腱炎ですから、煮え切らない思いが強いです。

 

 

デビュー前の牧場見学で自信満々だったスタッフさんの顔を見て、

ダートの舞台での大活躍を予感したあの時から1年。

 

ターニングポイントは繋ぎの硬さから怪しさを抱えながら芝を使ったことでしょう。

腱周囲炎を抱えながら、未勝利戦をタイムランクAまで持ってきたあの脚を思えばきっと…。

 

そんなタラレバを描いても無駄ではありますが、

本当に素質のある馬だと思っていただけに残念です。

 

ありがとう、そしてお疲れ様ブリジャール。

 

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