ストロングタイタン、引退
ついにこの時が来てしまいました。
前走後の腱鞘炎の時点で引退は覚悟していましたが、やはり屈腱炎を発症していたということで引退となりました。
7歳の春、マイルにもスプリントにも壁を感じてのこの怪我だったので悔いはありません。
思い起こせば募集時、この世代のシルク募集馬の中で唯一★7をつけて一目ぼれした馬。
結果的にストロングタイタンは一次募集で残口あり、この世代シルク唯一の出資馬になりました。
その当時 >馬体のハリ、トモの強さ、返しの強さともども文句なし。
募集馬を見るところは本当にたくさんあるのですが、その中でも最も基本的な部分が全部完璧だったのがこの馬でした。
デビュー戦の勝利から、明けて3歳になって夏競馬から3連勝で一気にオープンクラスへ。
4歳時は降級戦となった準オープンのマレーシアCを1:58.3のタイムで中京2000mレコード勝ち(未だに破られていません)
さらに5歳になって6月の鳴尾記念では最内に突っ込むファインプレーで今度は阪神2000mレコード勝ち(未だに破られていません)
その後スランプに陥りますが、昨年6歳の12月にはリゲルステークスを大外一気に差し切りオープン勝ち。
重賞1つ、OP特別1つを含めて計7勝、しかもレコード2つのおまけつき。27戦を走り抜いてくれました。
最近では現3歳のギルデッドミラーやセレクトセールでとんでもない価格で落札されたタイタンクイーンの19など、
ノーザンファームの中でも相当上位に位置付けされるタイタンクイーンの仔ですから、出資できただけでも幸運でした。
また、ストロングタイタンは本当にいろんな競馬場で走ってくれたので、私自身いろんなところに連れてってもらったなと思っています。
最後に写真で振り返りましょう。
2015年 中山 芙蓉ステークス
2015年 京都 もちの木賞
2017年 中山 中山金杯
2017年 東京 オクトーバーステークス
2017年 中山 ディセンバーステークス
2018年 中京 中日新聞杯
2019年7月 福島 七夕賞
2019年8月 小倉 小倉記念
お判りいただけただろうか。
7勝もしているのに、現地で一度も見届けていないことを…。
【今週の出走馬】初勝利を目指してクァンタムリープ&フラットレー
今週は2頭です。
5月の後半は未勝利勢の登場も多く、勝ち上がりを賭けて正念場を迎えます。
2歳新馬の話題も多くなってきて、未勝利終了まであと3か月ちょっとなんですよね。
20/5/17 東京4レース 3歳未勝利(芝1400m) クァンタムリープ 田辺裕信騎手
前走は前を行くホイッスルヴォイスを捕えたところを外からグルアーブに差されて惜しくも2着となってしまったクァンタムリープ。
中2週で同条件の東京芝1400mに出走します。
休み明けだった前走ほど派手なタイムの調教はしていませんが、相変わらず状態は良さそうですね。
前走の時計1:21:4はかなり時計としては優秀で、同条件に出走した未勝利クラス該当54頭中3位。
完全タイム差-0.2秒差の勝ち馬にタイム差なしですから、要するに相手が悪かっただけというのが前走の評価でしょう。
しかし、今回のメンバーは強力で未勝利クラス該当54頭中4位のホイッスルヴォイスが当面の相手です。
さらにこの馬ジョッキーが横山武史騎手→ダミアン・レーン騎手と一気に鞍上強化してきたことから、
クァンタムリープは2番人気でこの馬を捕まえられるか?という競馬になるでしょう。
比較的外めの枠を引けましたし、ライバルも外枠が多いので、相手をきっちりマークして、
何卒今回で勝ち切っていただきたいですね。
20/5/17 新潟4レース 障害未勝利(直線芝2890m) フラットレー 五十嵐雄佑騎手
こちらは前走9.4秒差の大敗を喫しての休み明け。
鼻出血ということで障害を飛ぶ馬にとって、かなりの命取りとも言えるものなので引退を覚悟しましたが、
なんとか戻ってくることができました。
過去3度出走の走り慣れた新潟コースになりますし、状態面は悪くなさそうなので、
トラブルなく、以前のような競馬ができれば勝ち負けの期待はできそうです。
ただ、同枠に入った障害2戦目のフォイヤーヴェルクがかなりの強敵になりそうですね。
障害初戦でいきなり馬券になる馬というのはかなり出世するので、あの競馬から上積みありとなると正直厳しいです。
私にとっても障害競走はこれまで勝ち鞍がなく鬼門なので、なんとか一矢報いてもらいたいですね。
【先週の結果】ブルーメンクローネ惜しくも2着
先週は久々に3頭が出走。
やはりこれぐらい出走してくれると楽しいですね。
20/5/9 東京6レース 3歳1勝クラス(ダート1600m) アコルドエール 横山武史騎手 11着
離されていたとはいえ、4番人気での出走となったアコルドエール。
複勝圏はあるんじゃないかという期待を持っての競馬でしたが…。
休み明けでしたが、前走から体重も減っていて、暖かくなって新陳代謝が図られたかなという馬体でした。
精神的にもどっしりとしていて良いかなと思いましたが。
レースではスタートはまずまずだったものの、逃げて勝っているということもあり、強引に内からハナを奪う競馬。
ペースそのものは無理のないものだったと思いますが、かなり外からのプレッシャーもありましたね。
直線の入り口でもまだ手応えに余裕があるように見えましたが、
捕まってからはズルズルと後退して完敗の内容でした。
レース後ジョッキーからは、1400mでもいいぐらいと距離短縮を示唆する内容。
とはいえ、調教師も言うようにちょっと適性を掴みかねている感じですね。
思えば牧場見学の時に、N尾さんがステイヤーだと仰った後、厩舎担当者がマイルですかねって
意見対立していたのを思い出しましたw
鞍下に痛みがあるとのことで放牧に出ました。血統的にもゆっくりでいいのでじっくり成長を促してほしいですね。
20/5/9 京都10レース 錦ステークス(3勝クラス・芝1600m) ブルーメンクローネ 池添謙一騎手 2着
一方で、惜しい競馬だったのがブルーメンクローネですね。
芝でこんなに走るとは思いませんでした。
パドックでは米満さんにはバッサリ斬られましたが、僕は悪くなかったんじゃないかなと思いました。
やや余裕のある馬体には見えましたが、適度に前進気勢があって良かったのではないかと。
レースでは行き脚がついて逃げるわけではなく好位をキープする展開。
ガツーンと持っていかれそうなところをうまく誘導して3番手で折り合うことができたのが大きかったですね。
レースは縦長になる京都マイルでは珍しい展開になりました。
直線では外に回して先頭に立ったところまでは良かったのですが、なかなかそこから突き放すことができず、
インにいたミッキーブリランテに差されてしまい惜しくも2着。
くしくも矢作厩舎の馬に京都マイルでイン差しを決められてしまいました。
今日の時点でまだ更新がなく、まあおそらく明日更新になるのでしょうけど、
残りのキャリアを考えると夏競馬も積極的に使っていってほしいですね。
それほどレベルの高いメンバーではなかったですが、牡馬相手に3勝クラスで2着というのは、
高い評価ができると思います。
20/5/10 京都11レース 鞍馬ステークス(OP・芝1200m) ストロングタイタン 藤岡康太騎手 10着
心配なのはストロングタイタン。59kgと初の1200mで太目残りはダメージ残りますよねえ…。
馬体重プラス10kgの554kgで登場しました。さすがに太いように見えましたね。
レースは好スタートを切るも意図的に下げて後方を追走する展開になりました。
これまでのハマったパターンを踏襲する後方待機策ではありましたが、内枠だったこともあり、
外に馬を置いての道中になってしまいました。
勝負どころでの反応も悪く、全く見せ場のない10着に完敗してしまいました。
レース後、腱鞘液の上昇が認められたとのことで、これはかなり心配です。
右前脚のどの部分なのかでしょうけど、まず腱鞘炎の可能性が高いでしょうし、
腱鞘炎は屈腱周囲に現れれば、イコール屈腱炎の前駆症状なので、
次の更新で一気に引退の可能性もかなりあると思います。
心配ですが覚悟を決めて待つしかないですね。









