ブルーローズのブログは、クラシカルホメオパシーについて知りたい!
と思っていらっしゃる方のために発信しているブログです
現在の咳につきましては、こちらをご覧ください。
今日は、ブルーローズ会員様からの投稿です。
以前のブログ 咳の症状について で少しだけ紹介されているケースの本人です😊
その時の一粒のレメディとはまさに、Sep.セピアでしたので、少し詳しく紹介させて下さい。
私は春の頃の咳が年々ひどくなり、咳が出はじめると2カ月は続いてました。
春だけの咳が、秋にも出るようになり、胸の奥から出る大きな咳がずっと続くので、家族も心配していました。
病院では喘息用のスプレーを処方されてました。
咳が出ると止まらなくなるので、子どもの授業参観も演奏会も途中で退出しなくてはいけないし、人と会うのも気を遣ってました。
そんな時、ブルーローズ勉強会で、いつものように、咳き込んでしまいました。
そして、その場でSep.セピア30cを教えていただきました。
1粒服用したその瞬間から、ほぼ咳が出なくなったのです!!!
驚いて、帰宅してから、Sep.セピアのマテリアメディカを夜中まで読んだのを覚えてます。
その後、あと2回服用しました。
春といえば、子どもの新生活がはじまったり、環境が変わったりで忙しくしてました。
ちなみに普段、全くアルコールはとらないのですが、その頃は、アルコールたっぷりの奈良漬けが大好きでした😅
「全体を見て決める」 ということを学びました😊
今では、あの頃のような咳はほとんど出ることはありません。
驚きと、喜びで、クラシカルホメオパシーをしっかり学びたいと思うきっかけとなった出来事です。
文章に自信が全くないのですが、、、書いてみました😅
ご相談をいただいたのは、7年前のちょうど5月10日のことでした。
この方は、まずご自分でいろいろな(いわゆる)咳のレメディを試してみたそうです。
Ferr-p.フェルム・フォス Gels.ジェルセミウム Hep.へパ・サルファ Sulph.サルファ Phos.フォスフォラス Puls.プルサティラ Dros.ドロセラ Bry.ブライオニア ・・・
どれを飲んでも効かない、ということで、ご相談をいただきました。
私たちは、この方がどのような状態なのか、詳しくお話をお聞きしました。
そして、症状をレパートライズしてみました。
1、 Generals – Seasons – spring ; in : agg. 春に悪化 Sep②
2、 Cough – constant 咳が持続する(止まらない) sep①
3、 Cough – constant – night – lying down 夜、横になると咳が続く Sep③(1/1)
ここには、1つのレメディしか記載されていないが、3点という高い点数で載っている
4、 Cough – constant – night – waking 夜、咳が続き、目が覚める Sep③
5、 Cough – asthmatic 喘息性の咳 Sep②
6、 Cough – Irritation –Trachea ; in 咳、気管の炎症 Sep③
7、 Cough – Tickling むず痒い咳 Sep③
8、 Cough – Eating – from 咳が食べることから Sep②
9、 Cough – Dry – night 夜、空咳が出る sep①
10、 Expectoration – Bloody 痰に血が混じる Sep②
11、 Expectoration – Difficult 痰が排出しにくい sep①
12、 Head – Pain – coughing : on 咳をすると頭痛がする Sep②
13、 Nose – Discharge – yellow 鼻水が黄色い Sep③
14、 Stomach – Thirstless 喉の渇きはない Sep②
15、 Mouth – Taste – wanting , loss of taste 味覚がない Sep②
16、 おまけ♪
(Generals – Food and drinks – alcholic drinks : desire アルコールを欲求 Sep②)
さて、レパートライズしてみると、
1番が Sep セピア、
その次には、Puls. プルサティラ 、 Ars アルセン・アルブ 、 Calc カルク・カーブ 、 Hep へパ・サルファ ・・・ などが並んでいます。
あまり点差はありません(横並び状態です)。
そこで、ベニングハウゼンの TBR という古いレパートリーも、見てみました。
ベニングハウゼンは、創始者のハーネマンが、おそらく最も信頼していた人物で 、「レパートリーの父」 とも称される人です。
ベニングハウゼンのレパートリーで、上位3つのレメディを比べてみます。
・ Cough – Cough in general <734> 咳 ARS④ PULS④ SEP④
・ Cough – Expectoration , with <735> 痰が絡む咳 ARS④ PULS④ SEP④
・ Cough – Expectoration , without <736> 痰が絡まない咳 Ars③ Puls③ Sep③
・ Expectoration – Bloody <745> 血痰 Ars③ PULS④ Sep③
・ Expectoration -Colour - yellow <769> 黄色い痰 Ars③ PULS④ Sep③
・ Modalities , Situation & Circumstance - Lying - back , on the <2445> 仰向けで寝る Ars③ Puls② Sep③
こちらも総合点は、ほとんど横並びで、差がつきません。
さあ、どうしましょう、、、
お話をお聞きしていると、この方が一家の主婦として、お忙しいご主人様を支え、小さな二人のお子様を一生懸命育てていらっしゃることが分かりました。
お子様のPTA活動や、ピアノのお稽古、そして手料理、毎日どれも手を抜かずに、育児や家事を頑張っていらっしゃって、特にご負担の大きい年度末、年度初めに、咳が出続けるというパターンが数年続いているということがわかり、Sepセピアという結論に至りました。
ブルーローズ(クラシカルホメオパシーの勉強会)では、
たとえセルフケアのレベルでも、咳にはこのレメディ、というような選び方はしません。
この方も、ご自分でいろいろな(いわゆる)咳のレメディを試してみたがどれも効かなかった、とおっしゃっていましたね。
クラシカルホメオパシーでは、
そのかたの最も中心を貫いているものを見出すことで、
その方に「最も適切な」レメディ=シミリマムをお選びします。
〔ブルーローズのブログにはしばしば「最も適切な」という言葉が出ますが、たとえばこれはジグソーパズルの1000のピースの中で、ここにはまるのはコレしかないというような意味合いです。互換性の効かない唯一の、という意味です。〕
もう少し言いますと、「そのかたの存在の在り方」とでも申しましょうか。
「そのかた」は、頭の先から、足の先まで、「そのかた」だからです。
「そのかたらしさ」が、頭の先から、足の先まで、身体の随所に表れ出ている、
それが生き物、人間というものではないでしょうか?
そう考えると、
頭にはこの薬(あるいはレメディ)、
お腹にはこの薬(あるいはレメディ)、
不眠にはこの薬(あるいはレメディ)、
・・・という別々の服用の仕方(ポリファーマシー)が、理にかなわないことは一目瞭然です。
クラシカルホメオパシーは、「そのかたらしさ」を把握して、
そのかたにふさわしい、ひとつのレメディ(シミリマム)を服用していただき、
そのかたの持つすべての症状を解消していくものです。
ずっと咳き込んでいらっしゃったこの方は、勉強会の最中に、Sepセピア30c(常備薬のレベル)を服用なさって、その場で咳は止まられ、皆さんもびっくり!
嬉しい思い出の勉強会となりました♪ 懐かしい~
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現在の咳は、こちらをご覧ください
クラシカルホメオパシーのレメディは、
自然治癒力を刺激するだけのものですが、
海外では、正式に医療として認可され、
医療現場で広く用いられているものです。
副作用がなく安全で、
お子さま、妊婦さま、ご高齢の方まで、
皆さまに安心して服用なさっていただけます。
お薬との併用も可能です。
ブルーローズでは、引き続き自然治癒力をアップする
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