白夜のアンカレッジ~氷河の山奥深く飛行する | ブルージェットの空からブログ|プライベートジェットの機長・航空会社社長ブログ

白夜のアンカレッジ~氷河の山奥深く飛行する

風が吹き、山火事のスモッグが晴れてアラスカの夏を感じる朝だった。

アンカレッジの街をグルっと周るような管制指示があり、機体にも慣れてきて壮大な景色が飛び込んできた

山の谷間に接近しながら高度を上げて気づいたら6000FT(1800メートル)空気が薄くなるから

燃料レバーを引いていくが、引きすぎるとエンジンが不調になるので耳でエンジン音に集中しながら操作する。

山の上に地面があるように奥地は雪と氷河がキラキラと光る。

GPSも何もなく、無線も届かない、ここでエンジンが停まったら絶対に助けが来るまでに死んでしまう。

北米最高峰のデナリ山脈(昔はマッキンレー)冒険家を魅了する山々が連なる。

山を越えると何千年も溶けない氷河の一体に出る、青く光って美しいが、ここも不時着不可能で

エンジンの調子がいいと感じないと飛行できない、2年ぶりだが、太陽で場所を確認し飛べるようになった。

家のベランダに出ると、深夜になっても日が沈まない白夜のアンカレッジは静かで美しい。

「景色綺麗ですね!私は福岡の空しか見えないですが、応援しています!!」

明日は初めてT6Dで、CAF(記念空軍)のボランティアでお金をもらって戦闘機で飛べる機長の試験を受験する。

朝起きて、快晴を喜び、パソコンを開くと、水産航空の調査飛行が佐賀空港から北九州空港に変わった。

ジェット機の実地試験が北九州に決まった。帰国後は教官としてジェット機の操縦に頭を切り替えないとならない

試験は普通に合格した。じゃじゃ馬飛行機が手足のように操縦出来るようになってきた。

試験が終わり、ヘルメットを脱ぐと、そこにはピラタスPC-12NGがあった。

この飛行機で調布飛行場から飛べたら、羽田からジェット機で飛ぶより福岡までは早く飛べると思う。

大阪や名古屋、神戸までなら1時間以内は十分可能な性能を備えている。

患者の輸送などに使えて、世界で活躍しているが日本に1機もない。

東京都の伊豆諸島のためや災害救助などのためにも東京の中心調布にあってもいいのではないか。

日本エアロテックの社長になって、公共の利益にもっと活用されない調布飛行場をなんとかしたい。

伊豆諸島に旅客輸送や、地図の測量や、学校写真、教科書写真、水産庁漁業調査、

国民のための航空会社が集まる調布飛行場、未来の子供達に夢を与えたい。

 

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