短編・『わちゃわちゃキャンプ』③～Snow Man

《続き》

お昼ご飯を食べ終え、また外に遊びに行こうとするSnow Man。

私は辰哉くんと話ながら出て行こうとしている照くんに声を掛けた。

私「あッ！照くん、ちょっと待って💦」

岩本「どうした？」

私「あの、ちょっと話があるんだけど…😅」

岩本「話？…ふっか、先に行ってて。」

深澤「え😓？うん…分かった。」

照くんに言われて、他のメンバー達と一緒に外に出て行く辰哉くん。

皆、外に出掛けてしまい

コテージの中には私と照くんの２人だけになった。

岩本「…で？話って何？」

私「今日は８月８日で、Snow Manのデビューが決まった日でしょ？だから、何かお祝いしたくて😄」

岩本「お祝い？気持ちはメチャメチャ嬉しいし有難いんだけど、料理はやめておいた方が…俺も料理はあんま手伝えないし(－△－;)」

私「分かってるよ💧料理は涼太くんにお願いしてるから、私は作らないよ😖翔太くんにあれだけ言われたのに、夜ご飯なんて作ったら今度はもっと鋭い矢が飛んで来そうだし…私の心は鋼のように強くは無いんだよ(￢△￢)」

岩本「なんかごめん😅っていうか、舘さんも知ってるの？お祝いの事。」

私「うん🎵ご馳走は涼太くんにしか作れないからね(*^^*)」

岩本「確かにそうだね😊料理じゃないなら、くす玉作るとか？」

私「…私、くす玉作れるほど器用じゃないんで(－"－;)」

岩本「あ～💧重ね重ねごめん😅…じゃあ、何するの？」

私「あのね、夜に皆でケーキを食べようと思って予約してあるの。だからね、ケーキ屋さんまで車を出して欲しくて😊」

岩本「なんだ、そういう事か！早く言ってよ💦全然良いよ！喜んで出すよ😄」

私「有難う😆💕あッ！くれぐれもケーキの事は皆にはナイショにしてね？サプライズだから(*^^*)」

岩本「分かってるよ😊」

私「本当は照くんもSnow Manだから、ケーキの事はナイショにして皆と一緒にビックリさせたかったんだけど…私、車の免許持ってないからさ～😖ごめんね？」

岩本「別に良いよ。充分、俺も嬉しいし。お祝いしようとしてくれて有難うね😊」

私「…うん(*^^*)🎵」

岩本「ケーキは何時に取りに行くの？」

私「え～っと、１６時だから１５時４０分くらいにここを出れば良いかな😊」

岩本「１５時４０分ね。じゃあ、１５時半くらいに戻ってくれば大丈夫かな😊」

私「そうだね😄」

岩本「時計は持ってる？」

私「持ってるよ😄」

岩本「良し！じゃあ、１５時半にまたコテージで合流って事で😊」

私「了解です(^o^ゞ」

岩本「遅れんなよ😊？」

私「照くんもね😄」

そして私達も皆が居る川へ向かった。

～川～

照くんと川に着くと、既に何人かのメンバーは川に入って遊んでいた。

私「…あれ？ラウールくん、蓮くんと大介くんと涼太くんは？姿が見えないけど、どこ行ったの？」

ラウール「めめと佐久間くんなら、釣りをしに上流の方に行っちゃったよ😊」

私「釣り？釣りの道具なんか持ってきてたっけ？」

岩本「釣り道具ならコテージにあったから、それを持っていったんでしょ😊」

私「コテージに釣りの道具なんてあったんだ？全然気付かなかった😖涼太くんは？」

ラウール「舘さんは、狩りに行くって言って山の中に入って行ったよ😊」

私「そうなんだ…って、え？狩り😓？」

ラウール「うん。なんか、立派なナイフ持って山の中をスタスタ歩いて行った😊」

岩本「もしかして、今日の夜ご飯用かな(￢△￢;)？」

小さな声で私に聞く照くん。

私「そんな訳ないよと言いたいけど、涼太くんなら否定出来ないから怖いわ(ー_ー;)」

向井「ラウール！ちょっとこっち来てみ～！めっちゃキレイな魚おるで👋😄」

ラウール「行く行く～😆」

康二くんの所へ走って行くラウールくん。

私「…照くん、涼太くん大丈夫かな？山の中で迷ったり熊と鉢合わせしたりしないかな😖？」

岩本「舘さんなら大丈夫でしょ。悪運強そうだし😊」

私「そうかな～😖？」

阿部「照～！○○ちゃ～ん！早くおいで～！冷たくて気持ち良いよ～👋😄」

足だけ川に入ってる亮平くんが、私と照くんに手を振りながら呼ぶ。

岩本「今行く～😄✋」

私「私はちょっと上流の方に行って、蓮くんと大介くんの様子を見てくるよ～😄」

大声で亮平くんに返事をする照くんと私。

阿部「上流？危ないからやめといた方が良いよ😣💦」

私「大丈夫～ッ！そんなに上の方には行かないから～😄」

阿部「気を付けて行くんだよ～😣💦」

私「はぁ～い👋😄」

亮平くんに元気良く手を振って返事をする私。

岩本「転んだりしないように足元を注意深く見ながら歩くんだよ😊」

私「うん😊じゃあ、行ってくるね。また後で😄✋」

岩本「😊✋」

照くんに言って上流に行こうとすると、翔太くんが川から上がって走ってきた。

渡辺「ちょっと待って！」

私「翔太くん。どうしたの？何か用？」

渡辺「上流に行くんでしょ？俺も行く😊」

私「え？」

岩本「翔太が上流に行くの？本気で言ってる？冗談でしょ😅？」

渡辺「いや、本気だし！俺も釣りやりてーもん😊」

私「あんなに面倒臭がりの翔太くんが、疲れるのに上流に行くなんて…天変地異の前触れか(￢_￢;)？」

岩本「怖ッ😱！翔太、皆に迷惑かかるからやめときな😣💦」

渡辺「何でだよッ😡💢お前ら本当に失礼！」

私「翔太くんさ～、上流に行くのは良いけど行ってどうするの😖？」

渡辺「どうするって、釣りするに決まってんだろ😏」

私「…出来るの？」

渡辺「え？」

私「釣りって、ミミズとか赤虫とか使うんでしょ？触れるの？虫嫌いの翔太くんに(￢△￢)」

渡辺「うッΣ(￣□￣|||)！？そ、それは…(－"－;)」

私「無理そうだね。じゃ！私は行くね。バイバ～イ👋😄」

渡辺「むぅ～(－"－)💢」

岩本「翔太、俺らは川で遊ぼう😊？」

渡辺「…うん😖」

トボトボと照くんと一緒に川に戻って行く翔太くん。

～上流～

目黒「佐久間くん、めっちゃ引いてる！」

佐久間「おぉ～ッ！カジキだぁ～😆💕」

しなっている釣竿を頑張って引っ張る大介くん。

目黒「頑張って😄」

佐久間「めめ～、俺だけじゃ駄目だ！めめも加勢してくれ😣💦」

目黒「加勢？一緒に引っ張れば良いの？」

佐久間「うん！手伝ってくれ～😣💦」

大介くんの背後に回ると、大介くんの手を握り一緒に引っ張る蓮くん。

佐久間「うおりゃ～ッ😣💦」

目黒「うおぉ～ッ😣💦」

ブチッ

佐久間&目黒「おわッΣ(￣□￣;)！？」

ドサッ

目黒「イッテェ～💧」

佐久間「…逃げられた(－△－|||)」

私が上流に着くと、派手に後ろに転がっている蓮くんと尻餅をついて茫然としている大介くんが居た。

私「…何してるの😓？」

目黒「え？」

佐久間「あれ～？○○じゃん！どうしたの～😄」

私「どうしたの？は、こっちのセリフだよ💦何があったの？大丈夫😖？」

佐久間「大丈夫×２！釣糸が切れて、ちょっと尻餅ついただけだから😄」

目黒「俺は結構、後ろに飛ばされたけどね(￢△￢)」

ボソッと呟く蓮くん。

私「釣糸が切れるって、相当大きな魚が掛かったんだね。逃がしちゃって残念だったね😊」

佐久間「そうなんだよッ！後ちょっとで釣り上げられそうだったのに😣💦」

目黒「まだ近くに居ると思うから、もう一回チャレンジしたら釣れるかも😄」

佐久間「そうだな！リベンジしようぜ✊😆」

千切れた釣糸を急いで直す大介くんと蓮くん。

私「頑張ってね😊」

佐久間「え？もう行くの？今来たばっかじゃん。」

私「ちょっと様子を見に来ただけだから…それに、涼太くんも気になるし😊」

目黒「舘さん？舘さんがどうかしたの？」

私「なんか、狩りをしに山の中に入って行っちゃったみたいで😅」

目黒&佐久間「狩りッΣ(￣□￣|||)！？」

キレイにハモる蓮くんと大介くん。

佐久間「熊でも持ってくる気かな(￢△￢;)？」

目黒「いや、流石に舘さんでも熊は無理でしょ(－△－;)」

佐久間「じゃあ、猪とか鹿とか(￢△￢;)？」

目黒「その辺が無難だろうね(－△－;)」

佐久間「捌けんのかな😖？」

目黒「出来るんじゃない？舘さんだし😊✨」

佐久間「そうかぁ～、そうだよな。涼太だもんなぁ～(*￣∇￣*)✨」

『２人共、メチャメチャ涼太くんを信頼してるんだなぁ～😌✨』

私「じゃあまたね～👋😄」

目黒「○○！」

私「何？」

目黒「もしかして、山の中に入るつもり？」

私「うん。そのつもりだけど？」

佐久間「山の中は危ないからやめといた方が良いよ。迷ったり転んだりして怪我したら大変だし😖」

目黒「そうだよ。只でさえ、方向音痴な上にドジで怪我しやすいんだから😊」

私「…蓮くん、笑顔でディスるのやめて(－"－)💢」

佐久間「舘さんなら心配しなくても大丈夫だから、俺らと一緒に釣りしよ🎵楽しいよ😄」

私「釣りかぁ～、釣りなぁ～。私、あんまりやった事ないんだよね～😖」

佐久間「教えてあげるよ😄？」

私「う～ん😖」

目黒「鈍臭い○○でも釣れる魚が一匹ぐらいは居るかもよ😊？」

私「だから、笑顔でディスらないでってば😡💢」

結局、蓮くんと大介くんと一緒に釣りを楽しむ事になった私。

私「大漁だね😄🎵」

コテージから持ってきたらしいクーラーボックスの中には、マスがギッシリ入っている。

佐久間「俺とめめに掛かればこんなもんよ😏✨」

目黒「後、２～３匹くらい欲しくない？明日の朝御飯用に。」

佐久間「そうだね。もう少し頑張ってみよっか😄🎵」

釣りを再開する蓮くんと大介くん。

私「頑張るね～😅もう充分だと思うけど…あッ！もうこんな時間😓💦」

腕時計に目をやると、そろそろ照くんと待ち合わせした時間になるので私は一人コテージに戻った。

～ケーキ屋さん～

岩本「○○！クラッカーもあるけど、どうする？買ってく😊？」

私「クラッカー！？居る×２😆✋」

大きなイチゴのイッパイ乗ったホールケーキとクラッカーを買うと、私と照くんはコテージに帰った。

それから３時間後－

～コテージ～

涼太くんが腕に寄りをかけて作ったご馳走

(※狩りは失敗。涼太くんには申し訳ないけど私は安心した😌✨)

を食べ終わると、私は冷蔵庫から取り出したホールケーキを持って皆の所に戻る。

私「Snow Man、デビュー発表から３年目おめでとうッ😆🎂」

岩本&宮舘「有難うッ🎉😆」

クラッカーを鳴らす照くんと涼太くん。

皆「……(・△・)」

意味が分からず固まる私と照くんと涼太くん以外のメンバー。

深澤「…え？何？おめでとう😓？」

私「今日、８月８日はSnow Manのデビューが決まった日で皆にとって大切な日でしょ？だから、ケーキでお祝いしようと思って(*^▽^*)❤️」

深澤「お祝いって…え？照と舘さんも知ってたの😓？」

岩本「ケーキ屋まで車出したからね😊」

宮舘「俺はお祝いのご馳走を作らなきゃいけなかったからね😊✨」

阿部「なるほどね～😄いきなり照が居なくなったから、どうしたのかと思ってたらケーキを買いに行ってたんだね😊」

深澤「だから、こんなに夜ご飯が豪華だったのかぁ～(* ´ ▽ ` *)」

ホッとしたように、辰哉くんはその場に座り込む。

向井「なんや、ふっかさんの勘違いかいな💧可笑しいと思ったんよ😖」

私「勘違い？」

阿部「ふっかがね、照と○○ちゃんが怪しい！俺らに隠れて付き合ってる！とか言い出してさぁ～😅」

私&岩本「え😓？」

ラウール「そうそう！一人でアワアワして落ち着かなくて大変だったんだから😁」

私「そうだったんだ😓」

渡辺「ふっかはいつも勝手に思い込んで暴走するからな😌」

向井「そんな事言うて余裕かましてるしょっぴーも、ふっかさんと一緒に『どうしよう？どうしよう？』って狼狽えてたけどな😏」

渡辺「ッΣ(￣□￣|||)！？」

私「そうなの😓？」

渡辺「ち、ちげーし！自惚れんなよな、バカヤローっ(//＞△＜//)💦さっさとケーキ食おうぜ😣💢」

私「…私、何で怒られたの？聞いただけなのに😖」

岩本「翔太は精神年齢が子供だから仕方ないよ。気にすんな😌✋」

私の頭を優しくポンポン叩く照くん。

目黒「○○！」

私「ん？」

目黒「ちょっと(－"－)✋」

少し離れた所から手招きして私を呼ぶ蓮くん。

私「何～(・_・)？」

私が行くと、私の横に近付き小さな声で耳打ちする蓮くん。

目黒「岩本くんとは付き合って無いんだよね？」

私「え？うん。」

目黒「そっか。それなら良いんだ😊」

安心したように優しく笑う蓮くん。

私「😖？？？」

目黒「今度からさ、車出して欲しい時は俺に言ってね？俺も免許持ってるから車出せるし😊」

私「…蓮くん、運転上手いの？(￢△￢)」

目黒「え😓？そりゃまぁ、普通よりは上手い方だと思うよ？結構、運転はしてる方だし…」

私「そうなんだ？ジェットコースターとか絶叫系が苦手だから、運転も苦手かと思ってたよ😊」

目黒「何でよ💧ジェットコースターと運転は違うでしょ😅そんな事言ったら、岩本くんと阿部ちゃんも下手って事になるじゃん。」

私「ああ！確かにそうだね😄」

ラウール「何×２～😆？２人で何の話してるの？僕も混ぜて😄❤️」

目黒「車の運転の話だよ😊ラウールは免許取るんだっけ？」

ラウール「取りたいとは思ってるけど、教習所に行く時間が無いから取るなら大学を卒業してからになっちゃうかな～😖」

私「３年後か４年後くらい？ラウールくんが免許取る時は、ふっかさんも免許持ってるかもね😁」

ラウール「え～？それは無いでしょ😄免許取る取る詐欺の人だもん(笑)！」

目黒「もうここまで来たら、ふっかさんには永遠に免許取らないままで居て欲しいわ😌」

私「確かに(笑)！」

深澤「何×２～？もしかして、俺の話しちゃってる～😆？」

ラウール「あ！詐欺師登場😁(笑)！」

深澤「え…？詐欺師😓？」

目黒「免許取る取る詐欺😊」

深澤「あ～、その事ね(￢▽￢;)」

急にテンションが下がり私達から目を逸らす辰哉くん。

私「今年も半分終わっちゃったけど、免許は取れないんでしょ😊？」

深澤「取れないんじゃなくて、取らないんだよ(－"－)そこ大事だから間違えないで！」

ラウール「本当に取らないだけかな～😁？」

深澤「そうだよ！忙しいから取れないだけで、教習所に行く時間さえあれば免許くらいすぐに取れるし😤」

目黒「…ふっかさん、最近ヒマだって言ってなかったっけ？この間、時間出来たからってクレーンゲームしまくったって言ってなかった？」

深澤「い、言ってないよ！俺、最近メチャメチャ忙しいんだから😣💦」

私「ノンストップとかね😊？」

深澤「そうだよ！」

ラウール「週一だけどね😁」

深澤「ッΣ(￣□￣|||)！？」

目黒「週一でも忙しいんだもんね😊舘さんも忙しそうだけど、免許取る為に教習所に通ってるみたいだけど🎵」

深澤「うッΣ(￣□￣;)！」

ラウール「舘さんは超人だから忙しくても教習所に行けるけど、ふっかさんは凡人だから無理なんだよね～😄？」

深澤「クソーっ😣💢来年こそは絶対に免許取ってやるからな～！」

ラウール「出たよ！免許取る取る詐欺😁(笑)」

目黒「無理無理無理！ふっかさんに免許は絶対無理😌」

深澤「絶対取るッ😣💢」

私「２人共…辰哉くんをいじるのはそのくらいで勘弁してあげて😅」

ラウール「じゃあ、ふっかさんが免許取ったらお祝いにめめと僕で高級車をプレゼントするよ😄」

目黒「え…😓？」

深澤「マジでッ😆！？」

高級車をプレゼントという言葉に喜ぶ辰哉くん。

ラウール「言うのはタダだからね😊🎵」

深澤「は😨！？」

目黒「あ～、ただ言っただけね！口約束は証拠が無いから無効になる確率高いんだよね😌」

深澤「何だよ、それ！嘘つくとか最低だぞ😣💢」

目黒「あ～、ふっかさんにだけは言われたくないわ(－▽－)」

ラウール「自分は詐欺師のくせに…ね～(￢▽￢)？」

深澤「詐欺師とか言うな！違うわッ😣💢」

私「やれやれ💧またいつものジャレ合いが始まったよ😅」

辰哉くんをからかってご満悦の蓮くん＆ラウールくん。

《続く》