※このお話は、短編『シェアハウス』の番外編です。
私には今、困っている事がある。
その困っている事というのは私の隣にいる小学1年生の男の子とベビーカーの中で眠っている生後9ヶ月の赤ちゃんの事。
親戚の子なんだけど、
両親が仕事の都合で1ヶ月間アメリカに行く事になり
子供達も一緒に連れて行くはずだったんだけど
外国に行くのは嫌だと家出までして反抗されたので、
1ヶ月だけ私に預かって欲しいと連れてきた。
私は勿論、無理だと断ったんだけど…
有無を言わさず強引に押し付けられる形で預かる事になってしまった。
私「ハァ~💧皆に何て言おう😖?」
皆と言うのは、9人の男の人達の事。
実は…
私は今、Snow Manという9人組のアイドルグループの男の人達と諸事情があってルームシェアをしている。
~家の前~
雪斗くんの前にしゃがみ込むと、私は雪斗くんと目を合わせて話かける。
私「雪斗(ゆきと)くん、今から9人のお兄さん達に会うけど挨拶をしっかりしてお行儀良くしてね?皆、優しくて素敵な人達だから雪斗くんもすぐに仲良くなれるから😄❤️」
雪斗「…分かった😓」
人見知りで緊張している雪斗くん。
私「良い子だね😊✋」
雪斗くんの頭を優しく撫でる私。
私「…良し!じゃあ、行くよ😓?」
雪斗「う、うんッ😓💦」
ガチャ🚪
玄関のドアを開けて家の中に入る私と雪斗くん。
私「た、ただいま~😅💦」
向井「お帰り~😄🎵」
佐久間「お土産は~😆?」
バタバタと走りながらリビングから玄関に走ってくる康二くんと大介くん。

私の隣に居る小学生の男の子とベビーカーを見てビックリして固まる康二くん。
私「あ…💧えっと、この子はね😅💦」
佐久間「○○ちゃん、いつ産んだのッ😲!?」
私「産んでない(-"-)」
向井「じゃあ、誘拐したんか😱!?」
私「してない(-"-)💢」
渡辺「うるせーぞ!玄関で何騒いでんだよ(-"-)?」
阿部「どうしたの?何かあった(・_・)?」
玄関で騒いでるのが聴こえてリビングから出てくる翔太くんと亮平くん。
阿部「…え?その子、どうしたの😓?」
渡辺「お前、子供いたのか😨!?相手はどこのどいつだよ!まさか俺らの中に居るんじゃねーだろうな(¬"¬)💢?」
私「居る訳ないでしょ!親戚の子達ですッ😣💢」
思わず大きな声で叫ぶ私。
雪乃「オギャー×2😭」
私「ああッ!起こしちゃった😱💥ごめんね、雪乃ちゃん😣💦」
慌てて私はベビーカーから雪乃ちゃん(赤ちゃん)を抱っこしてあやした。
向井「えぇッΣ( ̄□ ̄|||)!?赤ん坊もおったんか😨?」
私「生きてる本物の赤ちゃんです(-_-;)」
雪乃「オギャー×2😭」
佐久間「代わるよ😊👶よしよし、良い子だね~。赤ちゃんは泣くのが仕事だからイッパイ泣いて良いからね~😄❤️」
そう言って雪乃ちゃんを抱っこするすると、大介くんは笑顔で優しく話し掛けながらあやす。
雪乃「👶」
少しして泣き止み笑顔を浮かべる雪乃ちゃん。
私「お~ッ😲!泣き止んだ❤️凄い!凄~い😄👏」
拍手して称賛する私。
向井「さっくんも姪っ子おるもんな😄」
佐久間「うん。だから慣れたもんよ😄🎵赤ちゃんのお世話は俺に任せなさい✊😤」
私「わぁ~!めっちゃ頼もしい😆❤️」
阿部「初めまして😄」
雪斗くんの前に行くと、しゃがんで目線を合わせながら優しい笑顔で話し掛ける亮平くん。
『亮平くん(・_・)?』
雪斗「ッ😓!?は、初めまして😖」
阿部「僕は阿部 亮平と言います。君の名前も教えてもらえると嬉しいな😊」
雪斗「…雪斗😖」
阿部「雪斗くんて言うんだ!カッコ良くて素敵な名前だね😄雪斗くんて呼んでも良いかな😊?」
雪斗「…(・△・)。うん!妹は雪乃だよ😄」
カッコ良くて素敵な名前と言われて嬉しそうに笑顔で頷く雪斗くん。
阿部「雪斗くんと雪乃ちゃんだね。教えてくれてありがとう✨雪斗くんも僕の事は亮平って呼んでね😊」
雪斗「分かった!リョーヘー😄」
いきなり呼び捨てで呼ぶ雪斗くん。
阿部「…え(・△・)?」
私「なッΣ( ̄□ ̄|||)!?」
向井「…(・△・)」
佐久間&渡辺「ブッ(>3<)!アハハハハ(笑)」
思わず吹き出してお腹を抱えて大笑いする大介くんと翔太くん。
雪斗「(・_・)?僕、何か面白い事言った(・👆️・)?」
何で大介くんと翔太くんが笑っているか分からず自分を指差しながらキョトンとしている雪斗くん。
私「あ、あのね、雪斗くん💦こういう時は礼儀として“くん”か“さん”を付けて呼ばないと…😅」
雪斗「え(・△・)?」
阿部「あ~、○○!いいよ×2、亮平で😄」
私「え😓?で、でも…😖」
阿部「雪斗くん、これから宜しくね😄✋」
雪斗くんに右手を差し出すと、雪斗くんも満面の笑みで亮平くんの右手を小さな両手でギュッと握り握手をした。
雪斗「宜しく✋😄✋」
佐久間「雪斗くん!俺は佐久間 大介。俺の事も大介って呼んでね😄🎵」
渡辺「俺は渡辺 翔太!翔太で良いよ。こっちのは向井 康二!これから仲良くしてくれよな😄」
雪斗「ダイスケ!ショータ!コージ!宜しくね😄」
スッカリ打ち解けたのか翔太くん達とニコニコ笑顔で話す雪斗くん。
私「う~ん💧年上の人を呼び捨てって良いのかな~😥?」
向井「いきなり爆笑をかっさらうとは…雪斗くんはなかなかの強者やな。これは将来、大物になんで😏✨」
雪斗くんを見ながら呟くとニヤリと笑う康二くん。
阿部「○○。」
私「ん?」
阿部「この子達の事、親戚の人に預かって欲しいとか言われたの(・_・)?」
私「あ…😓!うん、そうなの💧実は-😅」
岩本「何で皆、玄関に居るの😓?」
目黒「何かあった(・_・)?」
仕事から帰ってきたラウールくんと蓮くんと照くんが玄関に入ってくる。
雪斗「(・_・)?」
声が聴こえて後ろを振り返る雪斗くん。
雪斗「ッΣ( ̄□ ̄|||)!?巨人だぁッ😨!」
照くんと蓮くんとラウールくんを見て恐怖で固まる雪斗くん。
ラウール「…え😓?」
岩本「子供😓?」
雪斗「ぼ、僕、食べられる(;△;)?」
私にしがみつきながら涙目で私を見上げ震えた声で聞く雪斗くん。
私「食べられない!×2😣💦このお兄さん達も同じ人間だから😅」
岩本「○○?この子達はどうしたの?何事😓?」
ラウール「まさか○○ちゃんの隠し子ッ😱!?」
目黒「え😓?」
私「違うからッ😣💢」
佐久間「普通は○○の子かと思うよね~😄」
向井「ホンマやで!違くて安心したわ(* ̄∇ ̄*)✨」
阿部「この子達は○○の親戚の子達なんだって😊」
岩本「親戚の子達が何でウチに居るの?ご両親は(・△・)?」
目黒「靴も無いから中にも居ないみたいだし…出掛けてる間だけ預かってるの(・_・)?」
私「あ~うん💧実は-😅」
ガチャ🚪
深澤「ただいま~😄」
宮舘「今日はミツカンさんのお鍋だよ~😄」
玄関のドアを開けて、食べ物がパンパンに詰まったエコバッグを両手に持って家に入ってくる辰哉くんと涼太くん。
深澤「って、うわッΣ(º□º;)!この子達は誰ッ!?○○の子!?」
宮舘「赤ちゃんまで…○○、いつ産んだの😓?」
向井「舘さん、それさっきも聞いたんよ。もう聞き飽きたから他の言葉にして(-△-)」
宮舘「他の言葉って…俺、今初めて言ったのに😖」
私「…😅」
『皆、帰ってくるなら一度に全員帰ってきてよ💦話が全然進まない~ッ😣💢』
阿部「あ、あのね、2人共💦この子達は○○の子じゃなくて○○の親戚の人の子達で-😅」
ラウール「というのは建前で、本当は○○ちゃんとめめの隠し子なんだよね😁❤️」
目黒「え(・△・)?」
向井&渡辺「はぁ(-"-)💢!?」
私「だから隠し子じゃないっつーの😣💢」
佐久間「隠し子よりは未来から来た○○の子達っていう方が面白いよね😄」
ラウール「未来人ね!じゃあ、宇宙人と超能力者も出てきてもらわないと😌🎵」
岩本「それ、今ラウールが見てるドラマじゃん😅」
私「面白さとかどーでも良いから💢今から説明するから、皆、ちゃんと真面目に聞いてくれるかな(-"-)?」
Snow Man「は~い🙋」
そして私は、雪斗くんと雪乃ちゃんを私の部屋に移動させてからリビングでSnow Manの皆に預かる事になってしまった経緯を説明した。
私「-という訳なんだよね。急で申し訳ないんだけど、1ヶ月だけお願い出来ないかな😖?雪斗くんと雪乃ちゃんにはお手洗いとお風呂以外は私の部屋に居てもらうようにするし、皆には迷惑かけないように気を付けるから🙏💦」
必死に皆にお願いする私。
岩本「だって。どうしようか?」
皆を見て聞く照くん。
佐久間「俺も全然良いよ!雪斗も良い子だし、雪乃ちゃんも可愛いし😄」
深澤「賑やかな方が楽しいしね😊」
ラウール「ウチは元から賑やかだけどね😁🎵」
阿部「反対の人は…居なさそうだから良いんじゃないかな😊」
周りの皆の顔を見てから照くんに告げる亮平くん。
岩本「オッケー!じゃあ、1ヶ月だけだけど12人で明るく楽しく過ごしましょう😄」
ラウール「しょっぴー!雪斗くんとオモチャの取り合いしてケンカしちゃ駄目だよ😁」
渡辺「しねーよ!俺はガキじゃねーんだよ(-"-)💢」
阿部「○○、雪乃ちゃんのミルクとかオムツはあるの?」
私「あ!それなんだけど、2日分ぐらいしか無いから今から買いに行こうと思ってて…」
岩本「じゃあ、俺が車出すよ。他にも必要な物ありそうだし、まとめて買っちゃおう😊」
阿部「俺も一緒に行くよ。車の中で必要な物を調べてリストにして買い物の時に見れるようにしとくわ😄」
私「照くん、亮平くん、ありがとう!メチャメチャ助かるよ😆✨」
渡辺「俺も行こっかな~、ヒマだし(-△-)」
阿部「翔太もおいでよ。人手は多い方が良いしね😊」
ラウール「しょっぴー、自分が食べるお菓子を買うつもりでしょ😁」
阿部「え(・△・)?」
渡辺「ドキッΣ( ̄□ ̄;)💓!」
私「え?そうなの(・△・)?」
岩本「駄目だよ、翔太。今日の買い物代は皆から徴収した生活費から出すんだから。お菓子買うなら自分の財布から出してよ(¬△¬)?」
渡辺「分かってるよ、ヤダな~😅💦」
宮舘「康二、俺らは夜ご飯の用意しようか😊」
向井「そうやな。○○~!雪斗くんの好きな食べ物って何~😄?」
私「好きな食べ物(・△・)?…さぁ?何だろう?分かんない😅」
向井「なんや、知らんのかい😥」
私「だって、あんまり会う機会無かったし…😖」
佐久間「分かんないなら聞けば良いんじゃん🎵雪斗~ッ!好きな食べ物は何~😆?」
バタバタ👣
大声で喋りながら階段をダッシュして駆け上がって行く大介くん。
向井「あッ😲!さっくん、ちょっと待ってや😣💦」
バタバタ👣
慌てて大介くんを追い掛けて行く康二くん。
私「大介くんと康二くん、小学生の雪斗くんより元気かも😅」
目黒「○○。」
私「ん?何?蓮くん(・_・)」
目黒「“あまりん”あったら買ってきて😄❤️」
※蓮くんは苺のあまりんが大好き。
私「“あまりん”(・_・)?蓮くんも好きだね~😅」
佐久間「○○~!雪斗はハンバーグとカレーライスが好きだって~😆」
向井「後、生姜焼きと炒飯やって~😆」
佐久間「それは康二の得意料理でしょ~😆」
バタバタ👣
大声で喋りながら階段を駆け降りてくる大介くんと康二くん。
深澤「康二!佐久間!危ないから階段は走るなって言ってんだろ?落ちたらどうすんだよ😡💢」
岩本「そうだよ!国立のライブも近いのに😡💢」
阿部「雪斗くんが真似しても困るから、これからは家の中で走ったらペナルティ付けようか😊」
佐久間「ペナルティ(・△・)?」
向井「ペナルティって、何やったっけ(・△・)?」
阿部「簡単に言うと罰だね。罰金とか掃除とかビリビリとかかな😄」
佐久間&向井「ビリビリっ😱!?」
ラウール「ッ😨!?」
渡辺「ビリビリは無理でしょ~!流石に😄」
宮舘「川島さんにお願いして📺️ラヴィット!!📺️から1つ借りてくれば出来るよね。1つぐらいなら貸してくれるでしょ?イッパイあるし😊」
佐久間「いや!借りて来なくて良いから😣✋」
向井「そうやで!川島さんやって困るやろ😣💦」
必死に止める大介くんと康二くんとラウールくん。
ラウール「ビリビリ…怖い😨」
ビリビリの恐怖を思い出し様子がおかしくなるラウールくん。
深澤「ら、ラウール?大丈夫か😓?」
目黒「阿部ちゃん、買い物行ったら長芋も買ってくれない?夜食に長芋とウインナーのホイル焼き食べたいから😄」
阿部「う、うん💧分かった😅」
渡辺「目黒…相変わらずマイペースだな(-▽-;)」
私「ねぇ~、何でも良いから早く買い物行こうよ💧ドンドン行くの遅くなっちゃうよ(-△-;)」
《続く》