※この物語は、主に渡辺翔太くん・目黒蓮くん・阿部亮平くんがメインになります。
制服のイメージ画像📷️
(ジャケットは黒で。)
Yシャツは青と白、どちらでもOK。
女子はグレーチェックのスカートで青のリボン。
この春、お兄ちゃんと同じ高校に通う事になりました🌸
私「お兄ちゃん、見て見て~!可愛いでしょ~😆?」
私は高校のブレザーの制服を着て、朝御飯を食べているお兄ちゃんに見せに行った。
辰哉「コラっ!家の中で走んないの💢物が色々あるんだから危ないだろ😡?」
私「は~い💧ごめんなさい😖」
辰哉「分かれば良いんだよ。制服、似合ってんじゃん😊」
私「エヘヘ🎵ありがとう(*^^*)❤️」
辰哉お兄ちゃんの前でクルクル回る私。
辰哉「…なんか、スカート短くない(―"―)?」
眉間にシワを寄せながら言う辰哉お兄ちゃん。
私「え…そう?中学の時から皆、このくらいの長さだから普通だよ😊」
辰哉「いや、短いでしょ!膝小僧見えてるもん。ウチの学校の校則、スカート丈は膝下だから。膝小僧見えたらアウトだよ?先生に怒られるから膝小僧は隠しなさい。」
私「え~💧短い方が可愛いのに~😖」
辰哉「可愛いくないよ。全然可愛いくないから。○○は只でさえドジで転びやすいんだから、絶対スカートは長い方が良いに決まってんだよ。転んで恥ずかしい思いしたくないだろ?」
私「うッΣ( ̄△ ̄;)!それはまぁ、そうだけど…😖」
辰哉「ほら、分かったらサッサと直しなさいよ(―_―)」
私「む~ッ(¬3¬)」
辰哉「むくれないの😡早く直す!」
お兄ちゃんに言われて渋々スカート丈を膝下に直す私。
私「これで良い😖?」
辰哉「うん。こっちの方がお兄ちゃん、可愛いと思うな😊」
満足そうに笑顔を浮かべる兄・辰哉。
私「……。」
無言で膝下になったスカート丈を見つめる私。
『こんなにスカート丈が長い人、私の他に居るかな?居なさそうだよね…浮いたら嫌だから、学校に着いたら短くするか😌』
辰哉「○○~?くれぐれも学校で短くしようとするなよ😊?」
私「はわッΣ( ̄□ ̄;)💓!」
辰哉「図星か…これは学校に着いてからもチョイチョイ確認しに行かなきゃだな😏」
私「い~や~ッ😱💥」
ピーンポーン
玄関のインターホンが鳴る。
私「あ❤️私が出る~(* ´ ▽ ` *)🎵」
ウキウキで玄関に走って行く私。
私「おっと、いけない!開ける前に身だしなみチェックしないと(*^^*)❤️」
玄関にある全身鏡で変な所は無いか確認する私。
私「うんッ!完璧😄✌️」
変な所が無いか念入りに確認してから、私は玄関のドアを開けた。
ガチャっ🚪
私「は~い(*^▽^*)❤️…って、あれ?ラウールくん😓?」
ラウール「○○ちゃん、おはよう😄一緒に学校行こう?」
私「うん。それは良いけど…😓」
ラウールくんの背後にそっぽ向いたまま立っている目黒くんが視界に入る。
私「あ!目黒くんも居たんだ。おはよう👋😄」
目黒くんに手を振って朝の挨拶をすると、目黒くんはチラッと一瞬だけ私を見てから再びそっぽを向いて挨拶を返す。
目黒「…よお(¬△¬;)✋」
『あれ?いつもはちゃんと目を見て挨拶してくれるのに、今日はなんだか素っ気ない(・_・)?』
辰哉「○○~ッ!阿部ちゃん、来た~?」
リビングに居る辰哉お兄ちゃんの声が玄関に響く。
私「ハッΣ( ̄□ ̄;)!ま、まだ~!」
ラウール「今の声はお兄さんだよね?阿部ちゃんて誰?」
私「あ…お兄ちゃんの親友なの。毎朝お兄ちゃんの事を迎えに来てくれて、一緒に学校行ってるんだ😊」
ラウール「ふ~ん。」
それだけ言って背後を振り返るラウールくん。
ラウール「めめ!お兄さんの親友だって😄」
大声で背後に居る目黒くんに言うラウールくん。
目黒「聞こえてるから…そんなデッカイ声で言わなくて良いよ(―△―;)」
ラウール「あ、聞こえてた?それなら良かった😄」
目黒「……(¬_¬;)」
私「(・_・)?」
辰哉「お前ら人ん家の玄関で騒ぐなよ。近所迷惑だろ(―"―)?」
不機嫌そうに玄関に歩いてくる辰哉お兄ちゃん。
ラウール「あ!こんにちは~😄」
目黒「…こんにちは。」
丁寧に頭を下げて挨拶をする目黒くん。
辰哉「こんにちは。え~っと、ラウールと…目黒だっけ?」
目黒「はい。目黒蓮です。」
ラウール「今日からまた宜しくお願いしま~す😄」
辰哉「ああ😊」
私「え😓?お兄ちゃん、ラウールくんと目黒くんの事知ってるの?」
辰哉「うん。ラウールは同じダンス部だったし、目黒は女子がイケメンが居るって騒いで有名だったからな😊」
私「そうなんだ😓」
『…まぁ、確かに目黒くんはイケメンだよね(¬_¬)』
チラッと目黒くんを見ると、私の視線に気付いたのか目黒くんと目が合う。
目黒「…何(―"―)?」
私「あ…ううん💦何でもない😅」
私が言うと、また目黒くんはそっぽ向いてしまった。
『なんか機嫌悪いな💧私にだけ冷たい気がするし…私、何かしたかな😖?』
阿部「今日は賑やかだね😄」
ひょっこりと顔を出すお兄ちゃんの親友・阿部亮平くん。
私「ッΣ(//°□°//)💓!」
『亮平くんだぁ~ッ😆💕』
中学生の時から憧れている、兄の親友である阿部亮平くんの姿を見つけてテンション上がる私。
辰哉「よ~ッ!おはよ~👋😄」
阿部「ふっか、おはよう👋😄」
『亮平くん、今日も爽やかでカッコ良いッ😆💕これから毎日、亮平くんと同じ空間に居られるとかメチャメチャ幸せ❤️同じ学校に入って良かったぁ~(*  ̄▽ ̄ *)✨』
阿部「○○ちゃんもおはよう。今日から一緒に頑張ろうね😄✨」
私「は、はいッ!頑張りますッ(*>∇<)ノ」
阿部「アハハ!元気良いね~😄✋」
優しい笑顔で私の頭を撫でる亮平くん。
『幸せ~(* ´ ▽ ` *)❤️』
目黒「ムッ(―"―)💢」
亮平くんに頭を撫でられて嬉しそうな私を見て眉間にシワを寄せながらムッとしている目黒くん。
辰哉「亮平、あんまウチの妹に軽々しく触んないでくれる(―"―)💢?」
阿部「別に良いじゃん。頭を撫でるくらい。ね~😄?」
私「全然良いですよ!寧ろ私はウェルカムですッ✊😆」
阿部「アハハ(笑)。良かった~😄🎵」
ラウール「…あの~😅」
阿部「ん?あ、ごめんね💦挨拶がまだだったよね?俺は、阿部亮平です。初めまして😊」
ラウール「あ、初めまして。僕はラウールです。○○ちゃんと同じ中学出身で、今日から同じ高校に通う事になったので迎えに来ました😄」
阿部「そうなんだ?じゃあ、俺とふっかの後輩になるんだね!今日から宜しくね😊」
ラウール「宜しくお願いします🎵…めめ!めめも挨拶しなよ😄」
阿部「めめ?」
目黒「…初めまして。目黒蓮です…今日から宜しくっす(―△―)」
いつも目上の人には礼儀正しいはずの目黒くんだけど、何故か亮平くんには無愛想な態度で挨拶をした。
『あれ😓?いつもの目黒くんらしくないような…私の気のせい😖?』
阿部「初めまして!阿部亮平です。目黒くんも宜しくね😊」
目黒くんの無愛想な態度を気にする事も無く笑顔で挨拶を返す亮平くん。
『亮平くん、優しいし大人だなぁ~✨素敵(*>∇<)ノ❤️』
目黒「…(―"―)💢」
亮平くんの大人な対応にますます険しい顔になっていく目黒くん。
辰哉「○○、俺はもう行くから戸締まり頼むわ😊」
私「了解です(^o^ゞ」
阿部「じゃあ○○ちゃん、また学校でね👋😄」
私「あ!はい❤️また学校で👋(*^▽^*)」
私達より先に学校へ向かうお兄ちゃんと亮平くんが見えなくなるまで手を振って見送る私。
私「さてと、私は朝御飯を食べますかね😌🎵」
ラウール「ねぇねぇ!○○ちゃん。」
私「ん?何?ラウールくん😊」
ラウール「さっき聞きそびれたんだけど、何でふっか先輩達は学校に行ったの?今日は入学式だから先輩達は休みのはずだよね?」
私「ああ!それはね、亮平くんは生徒会役員で入学式の手伝いをしなきゃいけないから。お兄ちゃんは亮平くんに頼まれて手伝いに行ったんだよ😊」
ラウール「阿部先輩、高校でも生徒会役員なんだ?凄いね~😄✨」
私「そりゃあ当たり前だよ!カッコ良いし、優しいし、爽やかだし、人徳あるし、運動神経抜群だし、頭脳明晰だし、先生達からの信頼も厚いもん😆💕」
ラウール「…○○ちゃん、阿部先輩の事めっちゃ褒めるね😅」
私「えッΣ(// ̄□ ̄//)💓!?そ、そう?そんな事無いよ?気のせいでしょ😅💦」
ラウール「そうかな~😖?」
私「そうだよ!気のせい×2😅💦」
『危ない×2💧亮平くんの話になると、ついテンションが上がって喋り過ぎちゃうから気を付けないと…あ~、恥ずかしい✋(//―▽―//)✋』
熱くなった顔を冷やす為に、両手をウチワ代わりにして顔を扇ぐ私。
目黒「……。」
亮平くんの事で頭がイッパイだった私は、切な気に私を見つめている目黒くんの視線に気付く事はなかった。
その後、私が朝御飯を食べ終えるのを待っててくれたラウールくんや目黒くんと一緒に学校へ向かった。
電車に乗ると中はギューギューで、通学初日から満員電車の洗礼を受けた。
『き、キツい💧潰れちゃうよ~ッ😣💦誰かのカバンが顔に当たって痛いし、息苦しいし最悪過ぎる…誰か助けて(T_T)』
そんな事を思っていると、急に腕を引っ張られ電車の角に移動していた。
私「あれ😓?」
圧迫感が無くなり楽になった事にビックリしていると、頭上から聞き慣れた声が聞こえた。
目黒「平気?」
私「え?」
顔を上げると、すぐそばに目黒くんの顔があった。
私「わッΣ(// ̄□ ̄//)💓!?め、目黒くんッ!?」
慌てて離れようとしたけど、目黒くんの両手に挟まれて動けず。
目黒「もう少しで着くからジッとしてろ。」
私「う、うん(////)」
『び、ビックリした💦目黒くん、私が苦しくないように守ってくれたのか…優しいな(*^^*)✨』
目黒くんが盾になってくれていたので、私は息苦しさを感じる事無く電車に乗って居る事が出来た。
少しして学校の最寄り駅に着き、私達は押し出されるように電車から出た。
ラウール「あ~、しんどかった(―△―|||)。これから毎日、こんな思いしなきゃいけないとか地獄だね💧」
目黒「毎日鍛練だな。卒業する頃にはムキムキになってるかもな😌」
ラウール「え~💧ムキムキは嫌だな~😖」
私「目黒くん!」
目黒「ん?」
私「さっきはありがとう✨目黒くんのお陰で助かったよ(*^▽^*)❤️」
目黒「どういたしまして😊」
私がお礼を告げると、目黒くんは優しい笑顔を向けてくれた。
私「っΣ(//・_・//)💓!」
今日は目黒くんの不機嫌そうな顔しか見てなかったので、不意打ちの優しい笑顔に胸がキュンとなる私。
『やっぱり、目黒くんの笑顔は良いな。可愛い(*^^*)❤️』
ラウール「何?何がありがとうなの?電車で何かあったの?僕、全然分かんないんだけど😣💦」
目黒「ほら、サッサと学校行くぞ😄」
そう言ってスタスタと歩いて行く目黒くん。
私「あ!待ってよ💦」
慌てて目黒くんを追い掛ける私。
ラウール「えッΣ( ̄□ ̄;)!?シカト!?何があったか教えてよ~(>△<)💦」
目黒「ヤダ😁(笑)」
ラウール「何でよ!めめのケチ~😡」
文句を言いながら私と目黒くんを追い掛けるラウールくん。
楽しく話ながら歩いていると、アッと言う間に学校に着いてしまった。
~色彩学園~
色彩学園という名前だけあって、校舎はカラフルな色合いの可愛い建物で感激する私。
私「いつ見ても可愛い学校だよね~🎵これから毎日、こんなに可愛い学校に来られると思うと苦手な勉強も好きになれそうだわ(* ´ ▽ ` *)❤️」
ラウール「女の子はこういうの好きそうだもんね~😄」
目黒「やっぱ、学校にしては派手だよな。目がチカチカする(―"―)」
ラウール「あッ!あっちにクラス割りが貼り出されてるっぽい。俺らも見に行こうよ😄」
人集りを指差すラウールくん。
私「クラス割りか~。なんかドキドキするわ(* ̄∇ ̄*)」
目黒「行こう😊?」
私「あ、うん(*^^*)」
目黒くんに腕を引かれクラス割りを見に来たものの、皆の背中しか見えない。
目黒「見える?」
私「見えない😖」
目黒「…よっと!」
いきなり屈んだかと思うと、目黒くんは私の腰を持って上に持ち上げる。
私「わッΣ( ̄□ ̄;)!?ちょっ!な、何ッ!?」
目黒「これなら見えるだろ😄?」
私「へ😓?」
目黒「クラス割り!早く自分のクラス探せよ…ちょっとキツくなってきた(―△―;)」
私「エェ~っ!これで探すの😱!?…ん?」
ふと周りを見渡すと皆の視線が集まっている。
『なんか、めっちゃ目立ってるΣ(// ̄□ ̄//)!?早く探して下ろしてもらわないと💦』
私「ちょ、ちょっと待ってね💦」
慌てて自分の名前を探す私。
『深澤○○、深澤○○、どこ~ッ(>△<)!?』
私「あッ!あった!あったよ、目黒くん😄」
目黒「じゃあ、下ろすよ?」
私「うん!」
ゆっくりと私を地面に下ろす目黒くん。
私「あ、ありがとう😅💦」
『あ~、恥ずかしかった(//―_―//)。目黒くん、凄く優しいけど予想外の行動する時あるから心臓に悪いわ💧』
ラウール「お二人さん、めっちゃ注目されてたね~😁🎵」
ニヤニヤしながら歩いてくるラウールくん。
私「なッΣ(// ̄□ ̄//)!?」
目黒「そうか?気のせいだろ。」
『気付いてないッΣ( ̄□ ̄|||)!?あれだけ見られてたのに…目黒くんって、結構鈍感なのかな(¬_¬;)?』
目黒「で?何組だった😊?」
私「あ、えっと…C組だったよ😅」
ラウール「C組?やったぁ~✋😆✋俺とめめもC組だから、また同じクラスだね😄🎵」
私「そうなの?良かったぁ~!目黒くんとラウールくんが同じクラスなら心強いよ(*^▽^*)」
ラウール「めめ、良かったね🎵また○○ちゃんと同じクラスだよ😄」
目黒「分かってるよ!ちゃんと聞こえてるから!いちいち言わなくて良いよ😣💢」
『目黒くんとラウールくんて、本当に仲良しだな~🎵私も仲良しのお友達が出来ると良いな~(* ̄∇ ̄*)✨』
ラウール「早く教室行こう😄!」
目黒くんの制服の袖を引っ張るラウールくん。
目黒「分かった💦分かったから!そんな引っ張るなよ。袖が伸びんだろ😖?」
私「私は入学式まで時間あるし、ちょっと色々見てくるよ😊」
ラウール「え?教室見に行かないの(・_・)?」
私「うん。まだいいや😊」
目黒「俺も一緒に行こうか?」
私「ううん、大丈夫!じゃあまた、教室でね👋😄」
それだけ言うと、私は目黒くんやラウールくん達から離れてグラウンドの方へ向かった。
~グラウンド~
『結構広いな~🎵あ!ベンチもある❤️素敵ッ😆✨』
グラウンドを歩いていると、校舎裏から小さな鳴き声が聞こえてきた。
「…ニャー」
私「え?ニャー?…子猫?」
子猫の鳴き声が聞こえて校舎裏を覗き込むと、座り込んでいる男の人の膝の上に子猫が乗って甘えている。
渡辺「可愛いな😊よしよし🎵」
甘えて顔をスリスリしている子猫の頭を優しく撫でる男の人。
私「……。」
あんまり優しい眼差しで子猫を見つめているから、私は暫く見入ってしまっていた。
『優しい目…この人、猫ちゃんが大好きなんだろうな~。』
📱~🎵~🎵
私「あわわ😱💦」
スマホの着信音が鳴り、慌ててスマホの着信音を止める私。
私「あ~、ビックリした(―△―;)」
渡辺「…誰?」
ビクッΣ( ̄□ ̄|||)💓!?
そ~っと男の人の方を見ると、不機嫌そうな顔で私を見ている。
『うッ!怒ってる…どうしよう(―_―;)?』
私「あ、あの、ごめんなさいッ😣💦別に覗き見するつもりは無くて…まぁ、覗き見していた事に変わりはないんですけど😖」
頭を下げて必死に謝る私。
渡辺「…ここに何か用?」
私「え?いえ、別に…散歩してただけなので、用は無いですけど😓」
渡辺「じゃあもう良いだろ?早くどっか行けよ。」
私「どっか行けって…」
『なんなの?この人!めっちゃ性格悪いんですけど😡💢』
子猫「ニャー」
私を見て可愛く鳴いている子猫。
『か、可愛いッ(* ´ ▽ ` *)❤️』
猫ちゃん大好きの私は、子猫に触りたい衝動に坑がえなかった。
私「あ、あのッ!」
渡辺「…何だよ(―"―)?」
私「子猫に触りたいんですけど…駄目、ですか😖?」
渡辺「…別に良いよ。触りたきゃ触れよ。」
そう言って男の人は私から視線を外して子猫を見つめた。
『…あれ?やっぱり優しい(・_・)?』
駄目元で男の人にお願いしてみると、男の人は意外にも了承してくれた。
私が黙ったまま動かずに居ると、男の人はチラッと私を見る。
渡辺「触んないの(¬△¬)?」
私「へ…😓?あ!触ります×2😆💕」
男の人の隣にしゃがみ込むと、私は子猫の頭と喉を撫でた。
私「可愛い~(* ´ ▽ ` *)❤️」
子猫「ニャー😺」
私が子猫を撫でていると、男の人が子猫を持ち上げて私の方に突き出す。
渡辺「…ほら。」
私「え?」
渡辺「抱っこすれば?」
私「い、良いんですか😓?」
私が聞くと、男の人は頷いてくれたので優しく子猫を受け取り抱き抱えた。
私「軽~い❤️温か~い❤️幸せ~(* ̄∇ ̄*)✨」
渡辺「ハハ😆(笑)。大袈裟なヤツ😄」
子猫を抱っこして幸せに浸っている私を見て優しく笑う男の人。
『あ…この人、見た目はパーマとかピアスとか不良っぽくて怖いけど…笑うと子供みたいに可愛い(//・△・//)💓』
私がジーっと見つめていると、笑顔だった男の人の眉間にシワが寄り再び不機嫌そうな顔になってしまった。
渡辺「…何見てんだよ(―"―)?」
私「す、すみません😖💦」
慌てて男の人から視線を逸らし、子猫に視線を戻す私。
『やっぱり怖いかも…(¬▽¬;)』
📱~🎵~🎵
私「あ…すみません😣💦」
スマホの着信音が鳴り、私は子猫を男の人に渡して電話に出る。
私「もしもし?お兄ちゃん?…うん。鍵はちゃんと持ってるから大丈夫だよ。…うん。分かった!ありがとうね😄」
スマホを切ると、チャイムが鳴り響く。
キーンコーンカーンコーン🔔
私「あッ!もう行かなきゃ💦」
校舎に戻ろうとした足を止めて振り返ると、私は男の人の顔を見つめた。
私「あのッ!」
渡辺「…何?」
子猫を見つめたまま返事をする男の人。
私「また、子猫に会いに来ても良いですか😖?」
渡辺「…好きにすれば(¬△¬)?」
私「ありがとうございますッ😆💕」
男の人にお礼を告げると、私は走って校舎に戻った。
なんとなくだけど、これから楽しい学校生活が始まりそうな予感がしていた。
《続く》