好きな相手は独り占めしたい。

なんでだろう?

こんな事、今まで一度も思った事無かったのに

君に出逢ってから思うようになった。

君の笑顔も声も心も身体も

君の全てを俺だけのモノにしたい。


そう思うようになってしまったのは

全部きっと君のせい。

俺はもう、君無しでは生きられないんじゃないかな?

大袈裟な言い方かもしれないけど俺はそう思う。

何があっても君だけは失いたくない。

どんなに大切な親友にも絶対に渡したくない。

君はずっと俺だけのモノだから…


俺「じゃあ、終わったらまた迎えにくるから。」

車の窓を開けて助手席から降りた彼女に告げる。

○○「毎日ごめんね😖?翔太の方が忙しいのに…」

俺「謝んなくて良いよ。俺が好きでやってる事だし😌」

俺は毎日、同棲中の彼女の送り迎えをしている。

なんでかと言うと、少しでも他の男を彼女に近寄らせない為。

彼女の送り迎えをしていると、出勤してきたり退勤する彼女の同僚に会う事が多々ある。

そういう時に彼氏である俺の存在を知れば彼女に言い寄ってきたりしなくなるからね。

俺「あ、そうだ!」

○○「ん(・_・)?」

俺「今日の夜ご飯は、久し振りに外食にしない😊?」

○○「外食(・△・)?」

俺「○○、前に洋食屋さんに行きたいって言ってたじゃん?今日、行こうよ。良い店見つけたんだよね😊」

○○「良いのッ😲!?行きたい×2!今日、丁度ハンバーグが食べたいと思ってたの~😆💕」

俺「オッケー😊じゃあ、残業にならないようにしっかり仕事してこいよ😁」

○○「了解です(^o^ゞ」

俺「あ、そうだ。○○!」

○○「ん?何(・_・)?」

俺「今、何か欲しい物ある?」

○○「欲しい物(・△・)?う~ん(-"-)。今は特にこれと言って欲しい物は…あッ!1個あった😄💡」

俺「何😊?」

○○「夏用のパーカー😄🎵」

俺「パーカー(・△・)?」

○○「そう!UVカットの丈が長いやつが欲しいんだよね~。お尻が隠れるぐらい長いやつ😄」

俺「…色は?」

○○「え(・△・)?」

俺「何色のパーカーが欲しいの?」

○○「う~ん…水色!暑いから、爽やかで涼しげなのが良い😄」

『水色の丈が長めのUVカットのパーカーか…良し、覚えた😄』

俺「分かった。じゃあ俺、もう行くわ😊」

○○「え?あ、うん…😓気を付けてね👋😊」

俺「👋😊」

彼女に手を振り返すと俺は車を走らせた。

仕事まではまだ時間があったから、俺は彼女が欲しいと言っていたパーカーがありそうな店を片っ端から見て回った。

俺「すみません。この色のMサイズってありますか?」

店員「申し訳ありません。この色のMサイズは売り切れになってしまって…次回の入荷が来月になります。」

俺「来月…😓」

『困ったな💧流石に来月までには○○も新しいパーカーを買っちゃうだろうし…どうしよう😖?』

店員「…あの」

俺「え?」

店員「もしお時間がありましたら、3駅先に本店があるので行ってみてはどうでしょうか?本店なら在庫があると思うので😊」

俺「本店(・_・)?…ありがとうございます!行ってみます😄」

俺は店員さんにお礼を告げると、本店の詳しい場所を教えてもらい車を飛ばす。

『時間ギリギリだから急がないと!』

なんとか急いで本店に行くと、彼女の希望通りのパーカーがあったので予備にもう1着と自分用に同じ色のUVカットのメンズパーカーを2着買って仕事に向かった。

『○○、喜んでくれるかな(*^^*)🎵』

彼女の嬉しそうな顔が浮かび思わず顔が綻ぶ。

向井「なんや、しょっぴー!メチャメチャ御機嫌やんか😄」

佐久間「何か良い事あったの?アイスが当たったとか😆?」

俺「…ナイショ(*^^*)❤️」

向井「えぇ~ッΣ( ̄□ ̄;)!?なんでやねん!教えてくれたってええやんか😣💦」

佐久間「そうだ×2!喜びは皆で分かち合うもんだろ😣?」

俺「駄目だよ。これは俺とアイツだけのヒミツだから😌」

向井&佐久間「アイツ(・△・)?」

俺の言葉に首を傾げる康二と佐久間。

『○○、俺もお揃いで買ったって言ったらビックリするだろうな~。普段はお揃いなんて恥ずいから嫌だって言ってる俺が、わざわざ○○とお揃いの物を買ったんだから😌』

俺「あ~、早く終わんねーかな~(* ̄∇ ̄*)🎵」

思わず心の声が漏れる俺。

深澤「え…翔太😓?」

宮舘「時間が押したらメチャメチャ荒れそうだな😊✨」

深澤「巻きでいこっか!八つ当たりされたら嫌だし😅💦」

向井&佐久間「了解😅」

なんだか良く分からないけど、今日の撮影は早目に終わった😆✌️

早目に終わったは良いけど、彼女の仕事が終わるのはいつも通りだから俺は食事に行く予定の洋食屋さんに寄ってみた。

空いていたのでお店に入って個室はあるか聞いてみたら、あるという事で予約してから彼女を迎えに行った。

なんだか今日は色々とツイテル気がする。

俺の日頃の行いが良いせいかな?

多分…いや、恐らくそうだろう。

神様も可愛い俺には甘いんだな😌✨

俺「お疲れ。乗って?」

彼女が来たので車の窓を開けてクールに迎えると彼女の顔が紅く染まる。

『カッコイイと思ってくれたのかな?時間があったから、一度家に寄って○○が好きそうな服に着替えてきたんだよね。これにして良かった(*^^*)❤️』

洋食屋さんに着くと、少し前に予約をした個室に通される。

個室だから周りを気にせず彼女と楽しく食事をする事が出来た。

俺「○○、口にソースついてる😁(笑)」

○○「えッΣ(//º□º//)!?嘘ッ😱!?どこどこ😣💦!?」

慌てて口の周りを指先で拭う彼女。

『全然違う所を拭いてるし😆しょうがねぇ~な(*^^*)』

俺「取ってやるよ😊✋」

そう言って身を乗り出すと、正面に座っている彼女の顔に手を伸ばす。

俺「…よし、取れた😄」

○○「あ、ありがとう(*^▽^*)💦」

彼女に笑顔で言うと、彼女は恥ずかしそうに顔を紅く染めながら笑ってお礼を告げた。

俺「○○は本当にガキだよなぁ~😁」

○○「む~ッ!翔太くんには言われたくない(//¬"¬//)💢」

俺「○○、その海老フライちょっとチョーダイ😄❤️」

○○「あ!うん、良いよ😄」

彼女が差し出す海老フライが乗ったお皿を受け取ろうとしたら、さっき彼女の口元についていたソースが指先についたままだった。

『あ…!ソースついたまんまだったわ😅』

○○「あ…!翔太くん、おしぼり-😄」

彼女が俺におしぼりを差し出す。

それと同時に俺は指先を口に入れていた。

俺「…。」

○○「ッΣ(//・_・//)💓!?」

おしぼりを差し出したまま俺を見て固まっている彼女。

俺「ん?何?どうした(・_・)?」

○○「あッΣ(// ̄□ ̄//)!い、いや…手、舐めちゃったの😅?」

俺「うん。ソースついてたから(・_・)」

○○「お、おしぼりは?使う😅?」

俺「ああ、使う。サンキュー😄🎵」

彼女からおしぼりを受け取り手を拭く俺。

○○「…翔太くんてさ、男の人なのに女の私よりも断然色気があるよね(//-"-//)?」

俺「え?そう(・_・)?」

○○「うん…なんか、凄い自信無くす😖」

俺「(・_・)?」

なんだかよく分からないけど、さっきまであんなにニコニコして嬉しそうだった彼女が急に凹んでしまった。

『何だ?俺、何かしちゃったのか😓?』

○○「ハァ~💧」

深いため息をつく彼女。

『ため息ッΣ( ̄□ ̄|||)!?なんでだよ?ついさっきまでメチャメチャ御機嫌だったじゃん😣💦…あッ!もしかして、さっき指を舐めたのが駄目だったのか?行儀悪いってドン引きされた😨!?』

彼女に嫌われたと焦ってパニクっていると、仕事前に買ったパーカーの事を思い出した。

『そうだ💡あのパーカー!今、○○に渡しちゃおう😄あのパーカーを見れば○○の機嫌も直るでしょ😌』

俺「○○、ちょっと待ってて😄」

そう言って店を出ると、俺は車内に置いてあるパーカーを取りに行く。

少ししてパーカーを持って店に戻ると、俺はソファー席に座っている彼女の隣に座った。

俺「これ、○○に…開けてみて😊?」

パーカーが入った紙袋を彼女に渡す俺。

○○「開けて良いの?なんだろう😊?」

さっきまで暗い顔をしていた彼女の顔が少し明るくなりホッとする俺。

紙袋の中から水色のパーカーを取り出すと、彼女の顔にやっと可愛い笑顔が戻った。

○○「パーカーだ😆!買ってきてくれたの(*^▽^*)?」

俺「うん。で!俺もお揃いで同じの買っちゃった😄❤️」

○○「え…?お揃い(・△・)?」

俺「うん。同じ色のメンズ用…嫌だった😊?」

○○「ううん!メチャメチャ嬉しいッ😆💕」

勢い良く俺に抱き着いてきた彼女をギュッと抱きしめ返すと耳元で囁く俺。

俺「気に入ってくれた?俺のプレゼント😌」

○○「メチャメチャ気に入った!汚れないように大事にしまっておくね(*^▽^*)」

俺「いやいや、ちゃんと着てよ!毎日着れるように2枚買ったんだから💦せっかくお揃いで買ったのに着なかったら意味無いじゃん😅」

○○「それもそうか(-△-)」

俺「でもまぁ、大事にしてくれるのは嬉しいよ😊」

○○「大事にするに決まってるじゃん!翔太くんからのプレゼントだよ😡?」

頬を膨らませながら俺の顔を見る彼女。

俺「…じゃあ、俺の事も大事にしてね😄」

○○「ッΣ(//・_・//)!当たり前でしょ(*^▽^*)❤️」

そう言って笑う彼女の顔に手を伸ばすと優しく唇を重ねた。

○○「…お店の中だよ(//-"-//)?」

俺「個室だから大丈夫。こういう事出来るから個室にしたんだよ😌」

再び彼女に顔を近付けると唇を重ねながら彼女を壁に押し付ける。

俺「このままキス以上の事もする😊?」

○○「えッΣ(// ̄□ ̄//)💓!?そ、それは駄目ッ!絶対に駄目ッ!人として駄目だからッ(//>△<//)💦」

俺「じゃあ、食べ終わったし早く帰ろう?続きは家に帰ってからで(*^^*)❤️」

○○「…うん(//-_-//)💦」

紅くなった彼女が凄く愛しくなり、今すぐにでも押し倒したい気持ちを押さえながら家に帰った。

車の中で彼女はずっと嬉しそうにパーカーが入った紙袋を抱きしめながら「ありがとう」や「凄く嬉しい」と言ってくれたから、サプライズも良いもんだな~なんて思った。

そして家に着き…

彼女と一緒にお風呂に入って湯船に浸かっていたら、ふと前にいる彼女の二の腕に目が止まる。

俺「…あれ(・_・)?」

無言で彼女の二の腕を軽く摘まむ俺。

○○「ひゃッΣ( ̄□ ̄|||)💓!?な、何ッ😱!?」

ビックリして摘ままれた二の腕を擦りながら振り返る彼女。

俺「○○、ちょっと太った?」

○○「えッΣ(º□º;)💓!?な、何で😅?」

俺「なんか、肉付きが良くなった気がするから(・_・)」

○○「き、気のせいじゃないかな😅?体重変わってないし…(¬▽¬;)」

俺から目を逸らしながら言う彼女。

俺「本当に(¬"¬)?」

○○「え😓?」

俺「本当に体重変わってない(-"-)?嘘ついたら後でお仕置きするけど大丈夫(¬△¬)?」

○○「…ッΣ( ̄□ ̄|||)!?お、お仕置き😨?」

俺「…(¬_¬)」

無言の圧を送る俺。

○○「…すみません💧嘘つきました😖」

俺「素直で宜しい🎵じゃあ、風呂から上がったら腹筋と腕立てと足上げね😄」

○○「えぇッΣ( ̄□ ̄|||)!?お風呂上がりにするの😱!?」

俺「文句言わない😌」

○○「せっかくサッパリしたのに…汗かいたらまたお風呂入んなきゃいけなくなるじゃん😖」

俺「風呂なんか何回入っても良いじゃん。サッパリするし🎵俺も付き合ってやるよ😌」

○○「いちいち服を脱いだり着たり、タオルで身体を拭いたりするのが面倒臭いから嫌なのッ😣💢」

俺「じゃあ、真っ裸でいれば?俺もその方が色々と楽だし全然良いよ。身体を拭くのが面倒臭いなら俺が拭いてやるし😊」

○○「も~ッ!あー言えばこう言うんだから😣💢真っ裸なんか絶対イヤに決まってるでしょ?バカな事言わないでよね😡💢」

その後、彼女が泣きそうな顔で必死に嫌がるから筋トレは明日のお風呂前にする事になった。

本当はイッパイ食べたから今日したかったんだけど…でもまぁ、筋トレ以外でも汗を流す事はあるからね。

今日は筋トレ以外で汗を流すから問題なし😌🎵

そういう訳で、俺はテレビを見たいと言う彼女を無理矢理ベッドに連れて行き一緒に寝る事にした。

自分勝手?

人間なんて皆そういうもんでしょ😤

それに、最初は文句ばっか言ってた彼女もキスを交わしているうちに俺の背中に腕を回して俺の気持ちに応えてくれたから問題なし。

俺「あのさ、ずっと聞きたかった事があるんだけど…聞いても良い?」

○○「聞きたかった事(・_・)?良いけど…何?」

俺「今、幸せ😊?」

○○「え…(・△・)?うん。幸せだよ(・_・)?」

俺「そっか。なら良かった😊」

○○「…因みに、翔太くんは?今、幸せ?」

俺「そんなの、いちいち口に出さなくても分かるでしょ😌?」

そう言って目を閉じて寝ようとする俺。

○○「えぇ~ッΣ( ̄□ ̄;)!?何それ!ずる~い😣💢」

俺「嘘。メチャメチャ幸せ(*^^*)❤️」

○○「ッΣ(//・△・//)💓!翔太くん、愛してる~ッ😆💕」

勢い良く俺に抱きついてくる彼女。

俺「うわッΣ( ̄□ ̄;)!?」

勢い良く抱きついてきた彼女にビックリしつつも優しく彼女を抱きしめる俺。

○○「…ねぇ、翔太くんも言ってよ。愛してるよって(*^▽^*)」

俺の顔を笑顔で見上げながらねだる彼女。

俺「ヤダよ。恥ずかしい(//¬△¬//)」

彼女から顔を逸らして断る俺。

○○「なんでよ?減るもんじゃないし良いでしょ😡?」

頬を膨らませながら上半身を起こして言う彼女。

俺「絶対ヤダ😳」

○○「良いじゃん!一回で良いから言ってよ、愛してるって😣💦」

俺「イ~ヤ~だ😜」

○○「翔太くんの意地悪!私だって恥ずかしいけど言ったのに~ッ😣💢」

俺「○○が勝手に言ったんじゃん。俺は頼んでないもんね😌」

○○「…何を頼んでないの(¬△¬)?」

俺「『愛してる』って言ってなんて頼んでないよって😊」

そう言った瞬間、彼女の顔が満面の笑みに変わった。

○○「言ったね!愛してるって(*^▽^*)❤️」

俺「あ…(-△-;)」

○○「やったぁ~\(^▽^)/翔太くんから初めて愛してるって言われたぁ~😆💕」

俺「クッソー!やられた💧マジ最悪😳」

「愛してる」なんてクソ恥ずかしいセリフ、

絶対に言う事は無いと思ってたのに…

でもまぁ、これだけ喜んでくれるなら

たまには言うのもアリかなと思った。

あくまでもたまにね?

10年に1回くらいで😁(笑)

そんな事を考えていたら隣からスヤスヤと寝息が聴こえてきた。

横を向くと彼女が幸せそうな顔で眠っている。

○○「😌💤」

俺「可愛いな(*^^*)❤️」

無防備に寝ている彼女を見て

俺は“食べちゃいたいくらい愛しい”と思った。

よく自分の孫に向かって言ってるのは聞いた事があったけど

正直言って「何バカな事言ってんだ?」としか思わなかった。

だけど今は分かる。

俺も同じ気持ちになったから…

彼女を食べたら誰にも取られずに済むもんな。

俺は、隣で眠っている彼女の顔に手を伸ばすと頬に優しく触れる。

俺「ぜってー誰にも渡さねーから。」

小さな声で呟くと、俺は頬に触れた手を彼女の後頭部に回して抱き寄せた。

○○「…ん?翔太くん(-△-)?」

寝惚けながらうっすらと目を開ける彼女。

俺「起こしてごめん…おやすみ😊」

○○「おやすみなさい(* ̄∇ ̄*)💤」

再び目を閉じて眠る彼女を抱きしめながら俺も眠りについた。


君との幸せな日々が永遠に続くように祈りながら…

君はずっと俺のもの🌹🖤

《END》