京都嵐山日和 -10ページ目

同じ橙色でも

10月半ばに入りました。
なのに、朝晩の気候は秋を越して冬のような寒さ。
やはり今年は例年とちょっと違うようです。

でも、毎年変わらず秋を感じる二つの香り。
ひとつは丸太町通りを自転車で走っていると
イヤでも香ってくる銀杏の香り。
ここに落ちてますと言わんばかりの
強調された香りはまさに秋を感じさせますね。
京都嵐山日和-1013_1

もうひとつは銀杏と同じ色の花のキンモクセイの香り。
街路樹ではなく民家の庭先から香ってくるこの香りは
風に流れてきて、ちょっと良い気分になります。
キンモクセイの木をよく見てみると
花自体は沢山は咲いていないので
ひとつずつの花の香りが強いんでしょうね。

近所ではハナミズキの真っ赤な実が出来ていました。
京都嵐山日和-1013
ちょっと出かけても感じる秋。
冬になる前にもうちょっと長く続いてほしいと思う
この頃です。

嵐のあと

夕べの台風の威力は凄かったですね。
ビュービューと風が吹きつけ、
家と家との間を抜けていく風の音は
恐ろしく感じられました。

朝方もまだ強い風が吹き抜け、
暴風警報が解除されたのも8時頃で
この付近の子供たちも10時からの登校となりました。
丸太町通のイチョウの木も随分と葉を落として
風の強かった様子が見られます。
京都嵐山日和-1008_4

大櫃川も濁流で流されないよう
前日から舟も道にあげられています。
京都嵐山日和-1008_3

しかし、昼頃となると雨も落ち着き
嵐山もちらほら観光客の方達の姿も。
京都嵐山日和-1008_2

メインの商店街ではもみじ祭りや斎宮行列に備えて
いろいろな飾り付けもされていました
京都嵐山日和-1008_1

そんな商店街のお漬け物屋さんでみつけたのが
こちらのカボチャ。
京野菜のひとつの鹿ケ谷南瓜(ししがだにかぼちゃ)。
なんとなくかわいいですよね。
京都嵐山日和-1008

外も今は晴れ間も出て、
すっかり日常の静けさに戻ったので
風で飛んだ葉っぱなどの掃除をしなくては。

トンボにかまれる

今日は晴れていれば観月日和だったんですが
残念ながら一日雨が降っています。
気のせいか、ここ数年、七夕などの晴れて欲しい日に
天候が良くない日が多いような…。


ところで、先日、仕事の同僚が
仕事中に「珍しいものつかまえたで~」と
とんぼのオニヤンマを事務所内に連れてきました。
どうも子供がうまくつかまえたようで。
目が大きくきれいな緑の彼?でした。

そして、オニヤンマの羽を持ち
PC作業中の私の腕にトンボの脚でちょっととまらせました。
「オニヤンマの脚ってすごいやろ」と言いながら。
確かにちょっと吸い付くような不思議な感覚。

が、しかしその瞬間、
オニヤンマの体を腕に密着させすぎ、彼?が危険を感じたのか
腕をかまれました…。

まさか、トンボにかまれるとは思いませんでした。
持ってきた本人は
「なかなかつかまえられへん上に、とんぼにかまれるなんて
めずらしいやん^^」
と喜んでいましたが。
こちらは数日の痒みに参っていたのに。

聞くところによると
オニヤンマは飛んでる虫を
空中でキャッチして食べるそうです。
今回、その強さが実感できました。

まあ、治ってみれば
なかなか体験できない事に出会えて良かったのかも。
と思うように。
もちろんかんだ本人?は自然界に飛んで帰っていきました。

京都嵐山日和-0910_1

生きている間って何事にも気をつけないといけないですね。

おみごと!な散歩道

澄みきった青空、ここ最近、暑いくらいのお天気です。
シルバーウィークも終わり、
昨日から皆さんもお仕事に、学校にと、精を出されている事と思います。
私も「今日も1日頑張るぞ~」の前に
この陽気に誘われてフラリ~と
お散歩に出かけてみました。

大覚寺周辺ののどかな景色を見ようと、自転車を走らせて行くと
カメラを持った方を沢山見かけました。
そしてあぜ道で三脚を立てている方も。
その先にはスーと茎を伸ばし真っ赤な花の彼岸花。

しかし、それにしては大掛かりな道具、不思議に思い訪ねてみると
この花の上にノビタキと言う鳥が止まる瞬間を
待っていると言う答えでした。
スゴいこだわりにお見事!

そんなスゴい写真は撮れませんでしたが
ふと見上げると木の上に2羽の大サギがあんな高い所に。
なんだかお見事!
京都嵐山日和-0925_4

川の中を覗いて見るとエビもミミズらしきものを
キャッチ、お見事!
京都嵐山日和-0925_3

彼岸花も1ヵ所に咲いて花束みたいでお見事!
京都嵐山日和-0925_2

また、頭の上をゆうゆうと飛んで桜の木に止まったアオサギ
こんなタイミングもお見事!
京都嵐山日和-0925_1

ムクドリがカマキリをキャッチしてお見事!
京都嵐山日和-0925

と、今日はお見事だらけのお散歩でした。




秋の月夜

今年は残暑というものもあまり感じず
すっかり秋の気候ですね。
毎年秋が短くなっていたので
今この時期の気候が長く楽しめるのはある意味いいかも。

そして、この時期はお月さんもきれいに見えます。
中秋の名月と言われるだけあって
夜に近所の方々と会っても
「今日も月がきれいやね~」という会話が多くなっています。

近くにある渡月橋の名前も
橋の上を月が渡っているように見えた事が由来だそうなので
渡月橋を渡る月を見るのもいいかも。

来月10月2~4日の間は
大覚寺の大沢池で「観月の夕べ」も行われ
舟に乗って月を見ながらお菓子をいただいたり
大きな灯籠などの光の演出が楽しめたり。
毎年、沢山の方が舟に乗ってはります。
希望の時間の舟に乗るには予め乗船券の購入が必要ですが
結構売り切れているときもあるようです。
京都嵐山日和-0920

今年もちょこっと見に行ってみようかと思っています。

あめとまめ

今日は久しぶりの雨で少しほっとしました。
雨らしい雨になって良かったです。
乾ききっていた田畑や学校の運動場などもホコリっぽかったので
この雨によってこれでうるおいもできました。
雨で頭を重たそうに下げる稲穂は別でしたが…。

しかし、金色に実ったお米。
お天気の日に一斉に刈入れするんでしようね。
また刈入れのときのワラの香り
妙に懐かしいというか秋ならではですね。

そして、そろそろお目見えするのが彼岸花。
田園風景にお決まりといった彼岸花ですが
この風景も懐かしい感じです。
京都嵐山日和-0915
お天気になったらおにぎりをもって
お散歩に出かけたくなります。

この時期嵯峨野の畑も少しづつ様変わりし始めました。
夏野菜にかわって大根、人参、白菜などの
可愛い芽があちこちから出ていました。

そんな中、畑の片隅にどでかい豆、なたまめを見つけました。
手とくらべてください。かなり大きいです。
なんだかジャックとマメの木を思い出しました。

京都嵐山日和-0915_1

秋の夜長の一杯

最近、昼間は結構暑く、残暑かな~という感じです。
でも、朝晩の冷え込みが強くなってきました。
昨晩は特に肌寒かった。

桂川をウォーキング&ランニングしていても
風が冷たく、なかなか体が暖まりませんでした。
真上にある月もきれいなので
やっぱり秋やな~とつくづく。

渡月橋に行くまでの途中
嵐電の嵐山駅で9月下旬までやっている
嵐山ステーションビアガーデン「RANDEN EKI-BEER」
の横を通りました。

$京都嵐山日和-0910_2

プロジェクターにて「昭和を楽しむ 上映会」が
映されていましたが
愛宕スキー場があったり
日本髪を結った女性が動物園で動物を見ていたりと
今とは全く違っていて面白かったです。

ビアガーデンではスーツを着た人たちや
近所の人たちが楽しそうに
ビールを飲んで喋ってはりました。
$京都嵐山日和-0910

秋たわわ

冷夏の8月も終わり、
9月に入ると一段と涼しく感じられます。
朝夕のちょっとした運動にも心地よい気候です。
学校からは運動会の練習をする声が聞こえてきたり
嵐山周辺の景色も少しずつ秋に変わってきているようです。

道路上に落ちた栗のイガや、ドングリなど、
少し顔を上げて木々を見上げると
そこには大きく実ってきた栗や柿が秋ですね~。
京都嵐山日和-0903_4

京都嵐山日和-0903_1

京都嵐山日和-0903_3

少し気が早いですが、今年の紅葉はどんなもんでしょう?
ここ数年くすみがちな山の景色でしたので
今年こそは「赤」というような紅葉も少しは期待したりして。


話は変わりますが、朝に出かけてみたら
この涼しさからか、虫が一ヶ所にぐぐっと固まっており
思わずパチリと。
京都嵐山日和-0903_2
何をしているのか、何の虫なのかもわからずですが…。
しかし心地よい気候と竹林、朝一番は気持ちが良かったです。

京都嵐山日和-0903




かえる on ハンガー

ある日、窓から外を見ていたら
なんとなくいつもと違う違和感が。
なんやろうと思ってよく見てみると
2本重ねたハンガーの上にカエルが…。

思わず2度見。
true-0829

フツーのアマガエルよりかなり大きめで
ヒトのコブシくらいの大きさ?

彼は黙ってじっとしていました。
手でグッとハンガーを握りながら。

でもここにとどまるまでの経緯は?
単に飛びついてきたのか
ハンガーに沿って這ってきたのか…。
(しかし、脚の部分のたるみ具合がなんとも良かった。)

しばらくすると彼の姿は消えていましたが、
ハンガーと地面の間には2m近くの距離があるので
うまく降り立ったのか。
その様を見たかった。

同僚に種類を聞いてみたら、シュレーゲルという種類だそうですが
聞いてすぐに答えが返ってくるのにもかなり驚きでした。

おどろおどろしい妖怪電車

今日で小学校の夏休みも終わり。
自分達が子供の頃は8月いっぱいまで休みだったので
感覚的に変ですが。

近くを走る京福電鉄(通称、嵐電)で
今日までの1週間、「妖怪電車」というイベントをやっています。
(化け電の詳細HP)

先日実際に乗ってきましたが
嵐電の嵐山駅には沢山の方々で賑わっていました。
乗車時間になるとたくさんの人で
すでに座れなくなっている状態…。

しかしそのいでたちは驚くものばかり。
(もちろんお客さんたちが。)
全身目玉だらけとか、顔に恐ろしいお面をつけたり
血を流した様なメイクをされた方々などなど...。
なぜに?と思っていたら、なんと妖怪は嵐電の運賃が50円。
その為の扮装だったんです。びっくり。
妖怪ファンにはたまらないイベントですよね。

そして妖怪電車にはゲゲゲの鬼太郎の絵が描かれていたり
京都嵐山日和-0823_3
電車の中は妖怪ムード一色といった感じでした。
京都嵐山日和-0823


そしていよいよ発車の時刻、怪しい音楽が流れだし
子供たちの悲鳴が、と言うより叫び声と大泣きする声が…。

車内には妖怪が現れ、電車の中をうろうろと。
嵐山から大宮まで叫び声と大泣きする声で
最後の方は子供たちもぐったりしていました。
夏の思い出にいいかも…^^。

中にはこんなお茶目な妖怪もいました。
京都嵐山日和-0823_2

京都嵐山日和-0823_1


このイベントの協賛の中に
「京妖会(京都妖怪まちづくり実行委員会)」
と言う名前が載っていました。
こんな委員会があるとは知りませんでした…。