港区白金一丁目 -88ページ目

モード切替

本日は「モード切替」について。





仕事の中でも「モード切替」というのは必要です。




知らない間に自分で切り替えが出来る人。


意識して切り替える人。


誰かに言われたり、指示を出されると切り替えられる人。


全く切り替えが出来ず、いつも一定の人。




人により様々ですが、忙しい職場では特に(紙とかを扱ってる職場とか)


「怒号」という名のモード切替の「合図」が飛び交っています(笑)




時間配分や業務の優先順位のつけ方がうまく出来ない人は、


この「怒号」の的になってしまう傾向がありますが、柔らかく言うと、その場その場


で融通が利く人というのは、とかくどんな職場でも雇用形態問わず


重宝がられるものです。




電話をガンガンかける「チャンスな時間帯」に一人自分の作業を黙々としたり、


締め切り直前の慌しい中、一人黙々とコピー機の前で一週間先の仕事の準備を


してみたり、


ようは空気を読む、周りに気を使う…ということなのですが、上記のようなことを


実践していると間違いなく見えないところから「ドロップキック」を食らいます(笑)




マイペースなのは職種や業務によっては決してマイナスではないのですが、


少なくともその環境に合わせた「立ち居振る舞い」を出来るようになっておきたいですね♪




「マイペースで仕事モード」と「アクティブモード」の切り替え。


常に「今している作業は何の為にしているのか」を意識しながら仕事をすることである程度


容易にできるようになるものなのですが、案外出来ていない人も少なくありません。


なんだかんだで意外に重要かもしれませんネ。

サバンナ

バリバリ働く!!





という言葉をよく耳にしますが、まさしく今宵のビジネスマンたちを象徴する


ようなアグレッシブで前向きな感覚が伝わってきますよね。


で…ちょっと今日は意地悪な質問。





「バリバリ働きたくても働けない環境に自分がいたら?」





どうしますか?(笑)


世の中には数え切れないほどの会社、仕事があり、その内容も様々。


もちろん嫌でも働かなければ前に進めない環境もあれば、驚くくらい楽をして


毎日何とかなっちゃう環境があるのもこれまた現実。



そんな中で、やはりベンチャーに身を置く自分としてはこんなことを話題に


上げてみたいんです。↓





「バリバリ働ける環境とそこに達する前の段階の環境の違い」について。





簡単に言うと、同じ「バリバリ働く」でも、何種類か有り、


「入社後、たとえば1日500本電話をかけてかけまくるのが君の使命だ」


と言われるのと、


「これウチの商品なんだけど、どんな方法でもいいからヒットさせて♪ハイ」


と言われていきなり商品を手渡されるのではワケが違います。





「あらかじめやることが明確になっている上でひたすら結果を出す為に働く」





ということと、




「とくに方法は決まっていないので自身で道を作りながら何をすべきか考え、

アクションつつ、さらに結果を求められる」




ということの違い。





凄く簡単に分けてしまうと、(分け方が安易過ぎるかもしれませんが…)


前者がごくごく普遍的な会社以上。


後者がベンチャーといわれる会社たち。


と分けられると思います。


少なからずベンチャーに籍を置くと、何かしらの場面で後者のようなことを経験


するはずです。





「自分でどう動くか考えながら、常にアクションを起こし、尚且つ結果も求められる」





もちろん「正解」も「決まったやり方」もありません。


従業員数一桁の会社にいると、OJT用のマニュアルが無いことなんて当たり前。


教えてくれる人がいればまだ「良い方」です(笑)


ほんと、





「サバンナに一人、放り出された状態」





になるわけです。


ですから、仕事という戦いの中で、相手の力量、そして自身の力量を測り


間違えれば当然即「食べられて」しまいますし(笑)逆を言えば、ライオンが


シマウマの体躯のよさに驚き逃げる事だってあるんです。





「強く生きる」





その過程には当然「運」という要素もあるかもしれない。


でも「生き残り、存続してゆく」という意味では、実は根本的なところでは、


ベンチャーもサバンナも、似ているのかもしれません。



と…微妙なたとえ話でした(笑)

迷いの中でも

別の会社で働く後輩からメールで相談を受けました。




「仕事について迷っています」




とりあえず僕は「何を迷っているのか」を問いました。




「今の仕事が嫌いなわけではないのですが、何か違うことを

やってみたいと思っています。」




と彼。


彼は僕より一つ年下の25歳。


当然僕は、




「何をしようと思っているの!?」




と聞きました。




「●●をしてみたいと思っています。新たなチャレンジとして」




と彼。


確かに新たなチャレンジは立派だし、応援したいと思う。


でも僕が心配したのは彼の「決意の固さ」です。


正直、僕が言うのも何ですが、25歳にしては「甘い」。


「してみたい」はあり得ない。「どうしてもやりたい!」なら別だけど。


転職回数の多い(多すぎる)僕が言ってもあまり説得力がないの


ですが、自分で確固たるものがないのであれば、おそらく何を


やってもうまくは行かないと思います。


もともと物凄く吸収が早かったり、人の倍以上要領がいい人なら


話は別ですが…。





だから僕は、彼に問いました。




「●●をやるとして、そこで何をして、そしてどうなりたいの?」




すると、




「とりあえずやってみたいんです…。」




と彼。




「…なるほどね~ぇ」




と僕。


…本人の人生だから、決して悪いとか、良いとかはないのですが、


僕はこの後、最後まで彼の意志がどこを向いているのかが、イマイチ


掴めませんでした。


やりたいことをやるのは別にいい。


でも、30歳を手前にした人が「弁護士」を目指そうとせずあえて「弁理士」


を目指す理由。


そのあたりを考えてみてほしい。


それでもそのスタンスなら、それは非常に恵まれている環境にいるか、


人並み以上に自己管理ができているか、お金と時間に余裕があるか


…そんな中のどれかなのでしょう。




学生と社会人の違いの一つに「一日の時間」というものに対しての


捉え方…があると思います。(僕は高校までしか行ってませんが…)


一日は当然ながら「あっという間」です。すぐに終わります。


じゃあそこでどうする!?


どう考える!?


楽しみ方だって、頑張り方だって人それぞれ、だけど時間というものは


どんどん過ぎてゆきます。


余所見や他人の畑を羨むのもいいでしょう。


そして自分自身の人生の「IF」に思いをめぐらせて妄想するのも悪くは


ないでしょう。


でも僕が、どベンチャーにいる僕が一つだけ言える事は、





「自分の意志はしっかりと持つべき」





ということです。


もしも~だったら…なんて、妄想してる間に電話の一本でもかけて





「アポ獲らんかい!!」




と…言いたい(笑)


たぶん、ある程度大きくてゆる~い企業だったら、僕は何も言いません。


でもね…どベンチャーだから。


だから今はあえて言います。


それくらいの気概がなければやはり続かない。


無理は承知。


理にかなっていないことなんて当たり前。


そんな中でも貫けるくらいの意志の強さと、自身の信念を持っていますか?


べそかいて、文句言って、愚痴っている暇なんてありません。


そんなことしてたら、今の僕はこういいますね…





「アポ獲らんかぃ!!」




…と(笑)


ちなみにその後輩の彼からは「先輩、なんだか営業の人みたいなこと


言うようになりましたね」…と言われました。


あ…営業にシフトすること言い忘れてた(…と今更ながら気づきました)




まぁなんだかんだ言っても、自分自身の人生ですから、何でもありだと


僕は思っています。それが根本的なスタンス。


でもやはり、自身を第三者的に見る視点や、現実をきちんと把握する


ことは必要だと思う。そしてそのうえで、「夢」や「希望」や「目標」を


共有し、語れたら、それこそ最高だと思う。



だから僕はその後輩に最終的には、





「いいんじゃないかなぁ~」





と、首を縦に振ったのでした…ちゃんちゃん♪