サバンナ
バリバリ働く!!
という言葉をよく耳にしますが、まさしく今宵のビジネスマンたちを象徴する
ようなアグレッシブで前向きな感覚が伝わってきますよね。
で…ちょっと今日は意地悪な質問。
「バリバリ働きたくても働けない環境に自分がいたら?」
どうしますか?(笑)
世の中には数え切れないほどの会社、仕事があり、その内容も様々。
もちろん嫌でも働かなければ前に進めない環境もあれば、驚くくらい楽をして
毎日何とかなっちゃう環境があるのもこれまた現実。
そんな中で、やはりベンチャーに身を置く自分としてはこんなことを話題に
上げてみたいんです。↓
「バリバリ働ける環境とそこに達する前の段階の環境の違い」について。
簡単に言うと、同じ「バリバリ働く」でも、何種類か有り、
「入社後、たとえば1日500本電話をかけてかけまくるのが君の使命だ」
と言われるのと、
「これウチの商品なんだけど、どんな方法でもいいからヒットさせて♪ハイ」
と言われていきなり商品を手渡されるのではワケが違います。
「あらかじめやることが明確になっている上でひたすら結果を出す為に働く」
ということと、
「とくに方法は決まっていないので自身で道を作りながら何をすべきか考え、
アクションつつ、さらに結果を求められる」
ということの違い。
凄く簡単に分けてしまうと、(分け方が安易過ぎるかもしれませんが…)
前者がごくごく普遍的な会社以上。
後者がベンチャーといわれる会社たち。
と分けられると思います。
少なからずベンチャーに籍を置くと、何かしらの場面で後者のようなことを経験
するはずです。
「自分でどう動くか考えながら、常にアクションを起こし、尚且つ結果も求められる」
もちろん「正解」も「決まったやり方」もありません。
従業員数一桁の会社にいると、OJT用のマニュアルが無いことなんて当たり前。
教えてくれる人がいればまだ「良い方」です(笑)
ほんと、
「サバンナに一人、放り出された状態」
になるわけです。
ですから、仕事という戦いの中で、相手の力量、そして自身の力量を測り
間違えれば当然即「食べられて」しまいますし(笑)逆を言えば、ライオンが
シマウマの体躯のよさに驚き逃げる事だってあるんです。
「強く生きる」
その過程には当然「運」という要素もあるかもしれない。
でも「生き残り、存続してゆく」という意味では、実は根本的なところでは、
ベンチャーもサバンナも、似ているのかもしれません。
と…微妙なたとえ話でした(笑)