港区白金一丁目 -129ページ目

心から大切なもの

会社に恋する感覚。

会社と失恋する感覚。

もしそれがあるとしたら、それは「就職」ではなく、

おそらく「就社」の割合が大きい証拠なのではないだろうか。




「就職」と「就社」は違う。




今、このご時世、なんだかんだで「就社」って多くないかなぁ…

とふと思った。

~さんの話が素敵だったから。

~に憧れて。

特にベンチャーは「就社」が多い気がする。



そして結局

「自分が本当にやりたいもの」

「したいこと、できること」

「それでもやりたいもの」

…紆余曲折を経て答えにたどり着いたり、

進むべき道を定めたりするわけだ。



それは決して悪いことではないと思う。

良いじゃないか。

周りがどうこう口を出す話ではない。

そう思っている。



みんなそれぞれ「働く理由」は異なる。

それぞれ「大切なもの」が違うわけだ。





自分の大切なものニコニコ





それを守ったり、磨いて輝かせたり、鍛錬したりしながら

みんな生きている。

みなさんの大切なものは何ですか。


頑張らなくてもいい。

焦らなくてもいい。


そういってくれる人がいるから、逆に頑張れる。

僕は自分のためももちろんなのだが、どうやら誰かのために

何かをするのが好きらしい。

自分のことよりも頑張れるらしい。

そして誰かのために何かをするべく自分自身を鍛えている

今日この頃。


未だ見ぬ次の目的地に思いをはせ、

とりあえず風呂に入る…(笑)



というわけで本日はこのへんで。

まぁ書いてはいませんでしたが、今週も会議6個あります(笑)

意識とびそうです(笑)

ベンチャー

帰属意識…

ビジョン…

モチベーション…



全てのコントロールを放置せざるを得なかったくらいドタバタとやってきた一年間。

そのツケが今まさに回ってきている。

会社は人ありき。

それを忘れてはいけないということだ。

とくに大手企業と違い、ベンチャーは帰属意識を見出しにくい。

(人数が多くない為、各個人が持っている目標・意識の方が強くなってしまうから)


そして確固たるリーダーがいないと「ビジョンの共有」はもちろん、

モチベーションのコントロールすらままならないわけだ。

誰が悪いわけでもない。

それはみんなが分っている。


しかしそういった「理由」に関係なく、容赦なく「現実」がのしかかってくる。

確かにベンチャー企業の役員以上を見ていると、分りやすいくらいの「成功例」が目白押しだ。

多分大学生の半分はこれで「オチるな」といっても過言ではないとさえ思う。

(というより、実際新卒の採用活動の状況を見る限り本当にそういうものなのだ)

おそらく容易にイメージがわくのが原因だろう。

「自分たちもああなれる、なりたい」そう思うことはそれほど難しくないのだ。


でも現実はそれほど甘くはない。

はっきり言おう、100人~200人も越えたあたりでそれは既にベンチャーではなくなる。

考え方・経営の仕方(決断)…が変わってしまうのだ。

僕が以前聞いたのは「200人を越えたあたりで採用する側が自分たちより

優秀な人材をだんだんと採らなくなる傾向がある」という現象が起きるらしい。

もちろんそうなると組織としての「伸びしろ」が少ない。

ヒルズに入っている某有名IT企業も例外ではないようだ。

今では1000名を超えるその会社も、当時100人前後の頃からそこにいた方に

話を伺ったところ、同様の話をされていた。



よって業務領域も人数も増えるが、その分最終的には組織の成長は止まってしまうかもしれない。

こんな今だからこそ、心配しているのです。

真剣に。

採用って、人って、とっても重要。そう思います。



と、いうわけで今日はここまで。

銀の龍の背に乗って

あの青ざめた海の彼方で今まさに誰かが傷んでいる


まだ飛べない雛たちみたいに僕はこの非力を嘆いている






中島みゆきさんが歌うドラマ「Dr.コトー診療所」の主題歌「銀の龍の背に乗って」

の歌詞です。

最近この歌をよく聴いています。





急げ悲しみ翼にかわれ 急げ傷跡羅針盤になれ


まだ飛べない雛たちみたいに僕はこの非力を嘆いている





自分の弱さと向き合うこと、そしてただ向き合うだけでなく

そこから明日へ、その先へ旅立つ勇気。決意。

自分が次に訪れる場所がどんなところか…ワクワクしている。

先日も書いたが、焦りも、不安もない。

そして目的もはっきりしている。

未だ会うことのない誰かと会えると思えるだけで楽しい。

どんな人たちと出会えるだろう、どんな人たちがいるんだろう、

そして僕の行く先はどんな場所なんだろう。


「自分らしさ」と向き合いながらの、

またゼロからのスタート。


「Dr.コトー診療所」をご覧になった方は分ると思うが、僕はああいう

小さいところでも全く構わないと思っている。

人と接すること、新しいコミュニティを創ってゆくこと。

自分と向き合うこと、自身の仕事に実直であること。


それさえ忘れなければ大丈夫。




僕は大丈夫。