ヨーロッパ少年サッカー育成事情~ポルトガルクラブに所属する息子の活動から~ -7ページ目

ヨーロッパ少年サッカー育成事情~ポルトガルクラブに所属する息子の活動から~

2021年より、ポルトガルのクラブに入団し活動している11歳、8歳の息子たち。彼らの活動からヨーロッパの少年サッカーの現状と日本との違いなどなどを子どもたちの記録とともにお伝えしていきます!自身も日本でコーチとして活動していたので、気づくことが山ほどです。

 

  日本はGKが育ちにくい

 

 

なんてことを昔からよく聞いてきました。

 

その理由は

 

・土のグランドでサッカーをするから、セービングする勇気がなかなか育たない

 

なんてことを聞きながら

 

「ふ~んうさぎ、確かにそうなのかなぁ」

 

くらいの感じで受け流していました。

 

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でも、ポルトガルへ来て、「そうではないな」

というか、「それだけではないな」と

強く感じました。

 

なぜなら、

 

日本では、GKとポジションを決めてプレーするのは

早くて4年生くらい、しかも、この時点での固定は少数派だと思います。

 

でも、ポルトガルではむしろ4年生でスタートは、サッカー自体をそこから始める子たちくらいで、

 

日本でいう小学1年生の年代にはすでに

GK専門でプレーを始めています。

 

 

 

 

しかも、専属のGKコーチによる専門トレーニング付!!

 

GKたちは通常の練習日に

フィールドプレーヤー1時間半前からグラウンドに集合

 

みっちり1時間半も専門トレーニングをしたあと

通常の練習に加わり、ゲームなどで実践トレーニングを

するんですびっくりマーク

 

スゴイアップ

 

 

そのせいか、

 

我が家の次男と同じ9歳の年齢でもGKが本当にしっかり

しています筋肉

 

 

セービングや、後方でのパス回しも本当に上手い!

そして、とにかくPKを止めてくれます爆  笑

 

 

これだけ環境が違えば、

それは将来的な影響も大きいだろうなぁというところでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  サッカーの目的は何?

 

 

今週も兄弟二人とも公式戦。

 

揃って11時キックオフ

 

が...、別会場。

 

というわけで、車で送迎しなければならない二男の

 

試合に帯同でした。

 

ちなみに日本とは距離の感覚が違うので、

送迎の場合、最低でも20㎞は走ります。

 

でも、平均時速70㎞ほど、

さらにほとんど信号がない道のりなので、

距離の割にはあっという間に到着します。

 

というわけで、自転車でも行ける

ということがほぼありません。

アウェイと言ったら、その時点で車!!です。

 

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あ、今週も二人ともしっかりメンバー入りしました

 

そして、二人とも先発でした。

 

30人ほどいる1カテゴリーの中で、

召集されるのは10人ほど。

 

さらに、2人ともたった7人(フィールドは6人)の先発

に入っているのでなかなか大したものです。

 

ポジションは、ともに不動の

 

長男…中盤センター

二男…トップ

でした。

 

結果は…

 

二男、

2-1 Win 二男1ゴールサッカー

 

長男

3-1 Win 長男3アシストサッカー

 

二人とも見事に勝利に貢献したようでしたOK

 

 

 

 

長男の試合はわかりませんが、

二男の試合は接戦のいい試合でした。

 

そこで、思うのは本当に個々の成長です。

 

一年前、正直負けまくっていたチームでしたが、

今は、かなり勝率が上がっています。

 

実際、見ていても

 

球際の戦い、

ボールを前に運ぶ技術、スピード

とられた後のプレスの速さ

 

など、格段に変わってきたと思います。

 

年齢的にもちょうど伸びる時期だとは思いますが、

本当に目覚ましい成長を見せていることに

驚きとリスペクトの念で一杯です。

 

 

 

ちなみに、

練習中や試合中のコーチたちの様子を見ていても

 

個別のプレーにフォーカスして支持を与えたり、

それに特化して練習するというようなことは

 

あまり見たことがありません。

 

 

 

 

そこで思うのが、

普段から、対人の3VS3やゲームなど、

すべての練習において

 

ゴールを設置していること

 

が大きな要因なのかもしれないということです。

 

ゴールを設置することで、

 

ゴールの意識

ディフェンスの意識

 

など

 

ゴールを奪う

ゴールを守る

 

という意識の醸成に役立っているように思います。

 

ちょっとしたことですが、

 

いかにゴールを活用するか

 

 

によって、成果の出方が変わってくるのかもしれない

と感じた試合でした。

 

 

 

 

【今回のポイント】

 

・練習に常にゴールを活用する

 ⇒サッカーの目的を常に意識できる環境を整える 

 ⇒オフェンスならゴールを奪う

 ⇒ディフェンスならゴールを守る。

 

・これを続けることで、試合での切り替えの早さにつながる

 ⇒どんどん前にボールを運ぶ

 ⇒奪われたらすぐに奪い返す意識が高くなる

 

 

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  Portugalのスーパースターたち

 

Portugalと言えば

 

言わずと知れたスーパースター

 

クリスティアーノ・ロナウド

はじめ

 

久保建英選手も理論を説いていた

中盤で絶対に奪われないボールキープをする

 

ベルナウド・シウバ

 

かつての名ドリブラー、

キレッキレの切り返しをする

 

ルイス・フィーゴ(昔、大好きな選手でした)

 

などドリブルの名手がたくさんいます。

 

そんな彼らはどのようにして育ってきたのか。

 

もちろん、彼らの状況を生で見てきた訳ではないですが、

ここでの子どもたちの様子を見ていて感じたことがあります。

 

 

 

 

日本では、最近よく

 

「ドリブル塾」

 

のようなボールスキルに特化したスクールのようなものがたくさんあるかと思います。

 

でも、ポルトガルにはこういうものは全くありません。

 

ちなみに、通常の練習でも

 

列になって順番に決められたボールタッチをしていく

 

と、いうような練習も見たことがありません。

 

ほとんどの練習は、

試合か、3対3、2対2、などの対人練習です

 

 

でも、試合中には

 

多くのボールスキルを見せてくれるテクニシャンな子たち

 

がたくさんいます。

 

クリスティアーノ・ロナウドの得意な

 

軸足の裏をとおしての急角度の切り返し

 

なんかは、試合の中でも見ないときはないくらい、

みんな連発しています。

 

 

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では、ポルトガルの子たちは

どうやってスキルを身に着けているのか…??

 

 

それは、

 

「ひたすらプロなどの試合を見る」

 

ところから始まっています。

 

実際の試合からテクニックを切り取り、

 

そして、

相手がいるところで使っていくんです。

 

 

つまり、

 

プロの試合の中から、ひたすら真似をして身に着けていく

ということです。

 

 

順序としては、

 

①試合をたくさん見る

 

②気になったテクニックのイメージを描く

 

③ミニゲームや1対1、3対3などの対人の状況でトライする

 

④対外試合でトライし、自分のモノにする

 

⑤さらに改良を加えて、俺流スキルをアレンジする

 

という流れです。

 

 

ポルトガルの子たちを見ていると、

練習の時間だけでなく、

とにかく外でボールを沢山触っています

 

それだけボールを触れる環境があるのはホントに羨ましいことですが、そうして、どんどん身に着けているようです。

 

つまり、日本の子どもたちとの違いは

 

とにかく実践から

 

ということです。

 

そこが大きな違いかな

 

と思いました。

 

 

とはいえ、日本には日本の環境があるので、「ドリブルに特化したスクール」などもそれはそれですごく良いことなんだと思います。

 

実際、プレミアリーグで活躍している三笘薫選手や

ベルギーに舞台を移した本間汐恩選手など

 

世界に通用するドリブルスキルを持った選手たちが

日本にも誕生してきています。

 

三笘選手の一瞬で抜き去るドリブルや

本間選手の瞬間的には理解できないスキル

 

など、見ていて本当に楽しいですし、

思わず真似したくなると思います。

 

この「真似したくなる選手」が出てきたことこそが

 

日本にとって本当に大事なことだと思います。

 

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もう一つ、大事なことは

 

コーチたちが

子どもたち一人ひとりのプレーを尊重する

 

ことだと思います。

 

日本では、どうしてもコーチの考えにそぐわないプレーに注文をつけてしまうような光景も見てきました。

 

でも、そこでの結果を求めるのではなく、

是非

楽しんでいるプレーを見守って

あげてほしいなと思います。

 

プレーを尊重する

 

というと、難しく聞こえますが、ポルトガルのコーチたちを

観ていると意外と簡単です。

 

基本的期は黙っていればいいだけ。

そして、後でほめてあげる。

 

これだけです。

 

 

 

 

 

子どもたちが、

 

自分でサッカーを見て、

自分で考えて

自分でスキルを磨いていく

 

って、本当にすごいことですよね。

 

 

是非、これから先日本サッカーの「個」を強くするためにも

 

子どもたちがどんどん

 

実戦などの対人でチャレンジできる環境

 

を作ってあげてほしいなと思います。

 

 

 

 

 

今回のことをまとめると👇

 

 

①相手がいるところのイメージから入る

⇒試合状況の中から入るため全体をイメージしたボールタッチになり、すぐに実践でトライできる

⇒トライすることで失敗を繰り返し、成功へとつながる

 

②試合の中から学ぶ

⇒実際に使っているテクニックなので、実践でもすぐに活かせる

 

 

逆に、

③相手のいない状況のイメージから入る

⇒一人でボールタッチするところから始まるため、試合の時に勇気を出してようやくトライできる

⇒なかなかトライに踏み出せず、成功までの道のりがとおい

 

④真似したい選手の存在

三笘選手の存在はとにかく大きい。

ほかにも魅力的なドリブルスキルを持った選手が増えてきた

 

 

⑤TV環境

今は、DAZNなどの有料サービスに加入しないとみられないが、Youtubeでハイライトなら見ることが出来る。

とにかく、どんどん見て真似をしてほしい。

 

⑥ボールを蹴れる場所!

とにかくもっと作ってほしい!

これこそ未来への先行投資!?(笑)

 

ということですかね。

 

 

 

 

 

 

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  久々の試合のない週末

 

 

先週は久しぶりに試合のない週末でした!

 

と言っても、チーム自体はフレンドリーマッチサッカー

 

普段、なかなか試合に出られない子たちの試合が

ホームでありました!

 

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そんなわけで、会場がたまたまホームだったため、

 

仲間の試合を子どもと見に行ってきました🏟👀

 

 

どんな様子かなぁと

 

息子が出ていない試合を見ていたのですが、

 

なんといっても相手が強豪「ベンフィカ」だったので

 

手も足も出ず...。

 

一方的な試合展開でしたガーン

 

 

 

とにかく、ベンフィカの子たちが

 

上手い!!

 

速い!!

 

強い!!

 

と3拍子揃ってましたびっくり

 

 

 

 

 

と、まぁそんな中、うちの息子が会場に着き、

 

みんなのいるベンチに行くと

 

こんなことが...

 

 

 

うちの子がベンチに姿を見せるや否や

 

みんなが一斉に息子のことを呼び

 

集まり、

 

「試合に出ろびっくりマーク

 

と。

 

 

確かに、うちの子は

 

ここでは最も点を獲るエース的な存在だとは思うんですが

 

 

そんなことより、

 

せっかくの自分たちの試合のチャンスなのに

 

それでいいの!?

 

というのが真っ先に思ったところ。

 

 

 

 

でも、後からふと振り返ると

 

それほど

 

 

目の前の試合に勝ちたいびっくりマーク

 

 

という強い思いを持ってるんだなぁ

 

と感じました。

 

 

 

日本と違って、

 

コーチたちは勝敗はそこまで気にしていない様子ですが、

 

 

一方で、当の選手たちは

 

本当に勝ちたい強い思いを持っているんだなと。

 

 

でも、それって裏を返せば

 

選手である子どもたちが

 

本当にサッカーが好きで、

 

自分たちの意志でサッカーをしている証拠なのかなと。

 

 

 

自分たちのことを

 

自分たちが主役でしっかりと考える。

 

その結果、勝ちたい!

 

という強い意志につながる。

 

 

そうして、

 

裡から出てくる強いモノを引き出す

 

ことが出来ているって本当に素晴らしいことですし、

 

だからこそ、

 

見ている側も

 

子どもたちがググっと伸びていく

 

ところを毎年感じだるんだろうなぁと思います。

 

 

 

 

もし、もう一度自分も指導する側になる時があれば

 

 

ぜひ、そういう風に子どもたちが感じていけるように

 

子どもたちのありのままの姿を引き出すような

 

コーチになれたらな、と

 

ほんのちょっとした場面でしたが

 

感じた瞬間でした。

 

 

事務局からの一本のメール📩

 

先週木曜日、

 

いつものように過ごしていると、

 

昼過ぎ頃、そのメッセージは突然来ました

 

 

「Good news!! It’s finally passed the process!!」

 

 

そう、もはや忘れかけていましたが

 

長男のFIFAプロセスがついに認められ、突破しました!

 

 

これでようやく長男も

公式戦に出場することができます⚽✨

 

 

同時に、土曜日に試合があること

その試合に長男も召集されていることが知らされました。

 

 

ポルトガルに来て1年半。

ようやく公式戦出場が叶う時が来ました👏

 

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そして、兄弟二人そろって公式戦に出場することが出来ます👍

 

 

試合は、いずれも土曜日

 

二男が11時Kick off⚽

 

長男が12時Kick off⚽

 

 

で、我が家にとっては二連戦でした。

 

 

そして、土曜日

 

まずは二男の試合から、

相手は、スポルティング👕でした。

 

 

試合開始早々、ストライカー二男の突破で

相手DF三人ほどを抜き去るとキューン

 

最後はGKと交錯しながらも、

こぼれたボールを押し込み先制ドンッ

 

その後、一進一退の攻防が続き、

そのままスコアは1-0で終了

 

 

続く後半

なんだか寝ぼけたのか

はたまた、疲れたのか

 

 

入りがとてものんびりとしていてかたつむり

そうこうしているうちに立て続けに失点ガーン

 

1-3に赤ちゃん泣き

 

 

ここで、次男くん、

再びドリブルで突破を図り、2人を抜き去って

見事ゴールキューン⚽❢

 

 

ここで勢いに乗るか!?

 

 

と思ったのもつかの間...

チームは相手の勢いを止めることが出来ずさらに失点ガーン

 

 

その後、

 

二男の突破のこぼれ球から

チームメイトがスーパーミドルを叩き込んだものの

 

チームは流れを引き寄せきることはできず、

 

そのまま、ここで控え選手全員と総入れ替え。

さらに1点を奪われ

 

 

そのまま、試合は3-4で終了しました泣くうさぎ

 

 

 

 

続いて、長男の試合

相手は、どこかの街クラブ

 

ユニフォームの背中に

 

「SUSHI 日本JAPA」

 

と、書いてある謎のチームとの対戦でした。

 

 

長男にとっては

 

ポルトガルでの初めての公式戦でしたが、

しっかりと先発で出場。

 

 

相変わらずの飄々としたスタイルで

 

やる気があるんだか

ないんだかわからない雰囲気でしたが、

 

 

相手チームの力が劣るのも手伝い

開始からゴールラッシュドンッを重ね、

 

結果は8-0の大勝目

 

 

長男は、トップ下でゲームを作り

1ゴール5アシストの結果でした。

 

 

初の二人そろっての公式戦でしたが、

 

 

長男1ゴール5アシスト

 

二男2ゴール

 

 

となかなかに結果を残してくれました。

 

 

 

 

ポルトガルでは、

今や多くの日本人選手が移籍してプレーしていますが

 

(今月にはついにカズ!三浦カズ!も上陸!!)

 

 

それでも、日本人と言えば少数派。

 

 

そんな日本人をどう見ているのかはわかりませんが、

 

 

この日、特に二男に関しては

 

試合後、相手チームのお父さんたちが

突然声を掛けてきて

 

 

「Hey!He is the best player爆  笑!!」

 

 

と、何人かが賛辞を送ってくれました。

 

 

そして、その後、その息子たちと二男が握手をして

お互い検討を讃えていました。

 

 

検討を讃えてくれたお父さんたちと僕も

しっかりと笑顔で握手をし、一言二言会話ウインク

 

 

試合中は

 

 

熱くプレー⚽

熱く応援📣

 

 

していますが、試合が終わると

その瞬間から

 

 

お互いサッカーを愛するサッカー仲間👍

 

 

お互いの健闘をたたえながら

まるで昔から知っているかのように笑顔で会話します。

 

 

こういうところも

ポルトガルサッカーの素晴らしく、

 

そして

 

大好きなところです✨

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  モチベーションアップの魔法!?

 

 

う~つぅむくなよぉ~サッカー

 

ふりむくなよぉ~サッカー

 

 

なんて、このフレーズ、曲を聴くと

 

無性に

 

ボールが蹴りたくなる!

 

サッカーがしたくなる!!

 

 

こんな風に無性にテンションが上がること、

 

日本人で、サッカーをしてきた人なら

 

誰もが感じると言っても過言ではないのではないでしょうか。

 

 

 

実際、自分自身、高校時代に

 

練習前にこの曲かけたら

 

より練習に集中できるんじゃないか!?

 

なんて思ってたことがあります(笑)

 

 

 

 

 

ところで、先月から二男の公式戦が始まりました!

 

やった!パチパチ👏

 

 

で、肝心の公式戦ですが、

 

 

試合開始までの雰囲気作りが素晴らしいびっくりマーク

 

 

 

流れはこんな感じ↓↓↓

 

 

 

①まず、ロッカールームに集合。

 

そこでユニフォームを渡され、着替え&ミーティング

 

(おそらく、ここで先発発表)

 

 

 

 

②ピッチに登場し

 

先発組はコーチと

 

控え組は、選手たちでウォーミングアップ

 

 

 

 

③いよいよキックオフ間近というところで、

 

一度ロッカールームへ引き上げ。

 

あ、そもそも前提として

 

日本のような学校の校庭のようなところでは試合することはないので、

 

まず、どこにでもロッカールームがアリます👕

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④いよいよ試合開始、というところで、

 

しっかりとピッチへと入場行進!

 

審判を先頭に一列になって登場します!

 

スタジアムによっては音楽もしっかり流れ雰囲気抜群!

 

 

 

⑤そして、最後は保護者に向かって横一列に並び、選手たちが拍手で

 

 保護者たち、そして自分たちを盛り上げます!

 

 保護者達も大声で歌い、名前を呼び、時には楽器を鳴らしたりで大盛り上がり爆  笑!!!!

 

 

 

⑥挨拶が終わったらキャプテンと審判を残し、一度ベンチへ

 

 残ったキャプテンとレフリーはコイントスと握手でコミュニケーション。

 

 一方、ほかの選手たちはコーチと軽いミーティングをしながらキャプテンの戻りを待ち

 

 キャプテンが戻ってきたところで、全員で円陣を組み大きな声で盛り上げ、

 

 そして、ピッチ、試合へと向かっていきますサッカー

 

 

 

 

 

 

 

と、まぁこんな感じで試合開始まで進んでいきますが、

 

本当にこの流れ、雰囲気がプロの試合と同じなんですチューグッ

 

 

なかなか文章では伝えきれないのがもどかしいですが、

 

試合の度、この雰囲気を感じている子どもたちは

 

ホントに最高にモチベーションが上がっていくだろうな

 

と思います。

 

 

こんな風にして、いつも

 

プロを身近に感じ、

 

プロと同じ環境

 

を用意してもらって育つ子どもたち。

 

 

これなら、プロを目指す気持ちが途切れず

 

いつまでもモチベーション高く

 

サッカーを続けられるんだろうなぁ

 

と思った一幕でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このブログを書き始めて、4か月くらい?

 

備忘録にでもと思っていたのに、

 

大事なことが抜けてました。

 

 

そうです。スケジュール📅

 

子どもたちはいつもこんな日程で活動していますダウンダウン

 

 

サッカー練習

 

週3回 ⇒ 月・火・木

     U10以下 18時~19時半

 

     U11以上 19時半~21時

 

サッカー試合 

 

 週1回 ⇒ ほぼ毎週土曜日

 

サッカーオフ

 

 日曜、祝日、夏・冬休み

 

と、まぁこんな感じです。

 

 

ちなみに、場所は

 

週のうち2回が人工芝、1回が天然芝のグラウンド🏟

 

というのが、現在のクラブのスタイルです。

 

 

 

 

 

やっぱり面白いな、と思うのは

 

休みの取り方ふとん1

 

日本では、

 

どれだけ練習するか、休みなんてない!

 

という感じですが、ポルトガルではしっかり休みます。

 

特に、夏休みなんて

 

7月第1週を最後に、9月第2週まで

 

きっちり休みです。

 

毎週日曜と祝日も休みですので、

 

常にしっかりとオフを設けてますね照れ

 

 

まぁ、

 

家族との時間を大切にしたり船新幹線前車

 

いろいろなことをした方がいいよテニス野球卓球競馬ボーリング

 

ということかもしれませんね。

 

 

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実際、ポルトガルの人たちは家族をものすごく大切にするので

 

母の日には盛大に感謝を伝えるし、

 

クリスマス🎄🎅は、ほぼすべてのお店が閉店。

 

家族との時間を大事に過ごしています。

 

 

 

ちなみに、ポルトガル人の友人に

 

「日本のクリスマスをどういう感じなのか?」

 

と聞かれたので、

 

「日本では恋人と過ごす日だよ」

 

と答えると、

 

「そりゃ変だ笑い泣き

 

と爆笑していました驚き

 

 

 

 

 

 

 

 

それに、遊ぶ環境というのもまったく違います。

 

 

とにかく、外が広く空が広いので、

子どもたちが遊ぶ空間もたくさんやしの木

 

 

そして、以前にも書きましたが

周囲の大人たちがとにかく寛容です。

 

 

さらには、ゲームに関する環境も大違い。

 

外でNintendo swichをしている子どもなんてまず見ないし、

 

 

おもちゃ屋さんでも

 

電器屋さんでも

 

 

とにかく、ゲームコーナーは

 

そもそもない

 

もしくは

 

ものすごく存在薄く隅っこにある

 

のどちらかです。

 

 

 

 

 

もちろん、一生懸命練習をするのはすごく大事だと思いますが

 

やっぱり

 

子供のうちはいろいろなことをしてみるといいな

 

と思います。

 

 

 

それが、結果的にサッカーにもつながるだろうし、

 

 

もし、プロ選手になれたとしても

 

 

本当の一流になるには、

 

おそらくそこから我慢の連続

 

 

子どものうちからサッカーばかりやっていたら

 

大事な時に疲れちゃうし、

 

それこそ、

 

選手になることがゴール

 

になっちゃうんじゃないかな。なんて思います。

 

 

そのためにも、子どものうちはメリハリもって

 

練習するときはする!

 

休む時は休む!

 

がちょうどいいのかもしれませんねOK

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  息子のシュート力が…

 

 

ポルトガルの現在のクラブに所属するようになってから早1年。

 

最近、息子(二男、9歳)のプレーを見ていて

 

あまりのボールの飛ばし方に

 

えっ、そんなキック力あったっけ!?

 

と驚かされていました。

 

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と、そんな風に思っていた時、

 

練習している子どもたちのところからボールが飛んできましたキューン

 

そして、それを蹴り返すと…バイバイ

 

ん…?

 

なんか軽い。

 

もしかして…びっくり

 

そう、コレいわゆる

 

 

軽量球サッカー

 

 

だったんです!

 

つまり、

 

もちろん子どものキック力もついてきた筋肉んだとは思いますが

 

最も大きな要因は

 

 

ボールサッカー

 

 

だったんです笑い泣き

 

 

 

でも、ポルトガルのような日本よりサッカーの歴史が深い国が

 

9歳(小学校3年生)の年代でもまだ軽量球を使ってるって

 

意外ですよね。

 

 

 

日本では、小学校に入ればすぐに通常の4号球だし、

 

早い子は幼稚園年代から通常のボールでした。

 

 

 

とはいえ、軽量球を使い続けてるって、よくよく考えると

 

メリットがたくさんあるなぁと思いましたOK

 

例えば…

 

・ボールが飛ぶことでキックに自信がつく

 

・大きな展開がしやすくなる

 

・足への負担が少なくて済む

 

・ボールが体に当たっても痛くない

 

・もともと力強い子とそうでない子の差が生じにくい。

 

などなど。

 

 

と、そんなことを考えていたら、逆に

 

どうして日本はそんなに早く通常球を使いたがるんだろう?

 

と不思議になりました。

 

 

 

 

 

 

 

ただ、ここで不思議なのが

 

ポルトガルの試合では

 

小学生年代でよくありがちな

 

強いボールをボーンキューンと蹴ってボコボコとゴールが決まる

 

という展開がほとんどないこと。

 

 

つまり、裏を返せば

 

それだけプレッシャーが早いってことなんだとは思います。

 

 

 

 

そこで、個人的に印象に残っているのが

 

ワールドカップ2006ドイツ大会、

 

日本日本VSブラジルブラジル

 

での52分と80分の失点シーンガーン

 

 

この試合、全体的にそうでしたが

 

日本は、ペナルティエリアの外のプレーに対しては

 

とにかく寄せが甘かったように思います。

 

おそらく、その位置からシュートを打たれる意識が低かった、

 

というかほとんどなかったのかなと。

 

 

それが、結果的に

 

52分のジュニーニョ・ペルナンブカーノ

 

80分の怪物ロナウド

 

の失点につながったのかなと、ずっと思っていました。

 

 

 

 

 

 

ポルトガルで軽量球をいつまでも使っているのを見て感じたのは、これに対する答えのようなもの。

 

なにかというと

 

①シュートを打ちやすいから遠くからでもどんどん打つ

 

②打たれる可能性が高いから打たれないために寄せる

 

③プレッシャーがより早くきつくなる。

 

という循環。

 

 

軽量球をいつまでも使う、というと

 

どうしても

 

何時までも子ども扱い

 

のように感じてしまうかもしれませんが、

 

実は、そうではなく

 

打つ側のFW

 

はもちろん

 

守る側のDFにも

 

メリットがたくさんあるんだなと感じました。

 

 

 

シュートを打ちやすい環境を作ってあげることで、

 

どんどんシュートを打つ

 

どんどん打たれることで

 

打たれないためにどうするかを考え

 

プレッシャーをより早くする

 

ことを覚える。

 

 

と、こんな風に良い循環を自分たち自身で得ていけば

 

中盤にひたすらタレントの多い日本サッカーに

 

今度は

 

スゴイFW

 

スゴイDF

 

スゴイGK

 

も育ってくるのかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  集まるサッカー少年

 

 

先日、どこでもボールを蹴れる環境について触れましたが、今回はその続きとも言える内容です。

 

 

近くにあるフットボールコート。

 

ここは、誰でも利用できる施設で、

 

もちろん無料(ポルトガルでは当然の感覚)です。

初めてここに来たときは

 

「ココって勝手に使っていいの?」

 

「予約とか必要?」

 

と日本の感覚ではついついそんなことを思ってしまうほど

 

キレイなコートです。

 

 

 

 

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と、そんなコートなので、午前も午後も程よい時間になると

 

大人から子ども、家族連れなどなど

 

多くの人たちが集まってきます。

 

 

 

そして、そんなときにポルトガルのすごく良いところが

 

あるんです。

 

 

この日もボールを蹴っていると、

 

そこに集まってきたのは中学生くらいの子たち3人組

 

 

すると、ミニゲームをするのに半端だったのか

 

うちの息子をあっさりと誘ってきました。

 

 

と、言ってもうちの息子はまだ9歳。

 

サイズもパッと見では倍くらいある?

 

というくらいの差がある子たち。

 

更には、言葉も通じない日本人。

 

 

 

 

にも関わらず、何の分け隔てもなく誘ってくれ

 

一緒にボールを蹴り始めます。

 

 

見た目はピアスをしたりで

 

いかにもやんちゃそうな子たち。

 

 

でも、これがものすごく優しく

 

そして、サッカーがやたらと上手いんです。

 

 

 

そんな子たちが、うちの小さい息子と

 

ボールを楽しそうに蹴りはじめ、

 

しかも、結構真剣。

 

 

華麗な足技をひたすら駆使して

 

あの手この手でサッカーを楽しんで、

 

息子にはチャンスボールをくれたり、

 

少し接触しただけで心配そうに声を掛けてくれたり

 

と、とにかく熱さと優しさを織り交ぜて

 

ボールを蹴ってくれました。

 

 

そのせいか、息子はそんな子たちの華麗な足技を

すぐに真似し始め、

 

見たこともないボールコントロールをたくさんしていました。

 

 

 

今回は中学生くらいの子たちでしたが、

 

こんな風にボールを蹴っていると

 

すぐに誰彼構わず声を掛け、試合が始まるのがポルトガルです。

 

 

間近で、一緒にプレーしながら良い見本を見て、

 

すぐに真似して、

 

そして、自分のものにしていく。

 

 

上手くなりたかったらまずは真似から

 

と、いつもそんなことを思っていますが、

 

ココには、そんな真似できる相手が

 

すぐそばに、

 

どこにでも

 

現れるんです。

 

 

教える訳でも

 

教えられる訳でもなく

 

ただ、遊びながら、自ら成長していく。

 

 

そりゃ、上手くなっていくよなぁ

 

と感じた出来事でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は、子どものサッカーではなく、

大人のサッカーでの話です。

 

自分自身、ポルトガルで地元の人たちと

週1回ボールを蹴っています。

 

ちなみに、

 

フットサルコートより少し大きいくらいの人工芝のピッチで

6vs6の試合をしています。 

英語では 6 a side 

 

大人のサッカーでのこととはいえ、

 

このことは

 

子どもたち、引いては、

 

日本サッカーの未来

 

にも繋がるだろうなと思います。

 

 

 

 

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先日、いつもどおり地元民たちとサッカーを楽しんでいた時の

こと。

 

元々、そんなに前の方でプレーするタイプではないのですが、

この日は、前線でプレーするタイプの選手が少なく

いつもより少し前目でプレーしていました。

 

そして、いくつかのチャンスがありましたが、

そこで自分はパスを選択しました。

 

 

理由は、自分よりも確実性の高い選手がいると考えたから。

 

例えば、

 

・ゴール前でGK,DFともにいてシュートコースがなかったが、

 すぐ横にはフリーの選手がいてパスをした。

 

・自分でも打てたが、すぐ後ろにより良いシュートモーションで 

 入ってくる選手がいたので、落とした。

 

などなど。

 

 

でも、何度かこのプレーをした後、チーム随一のテクニシャンに

こう言われました。

 

「なぜ、自分でシュートしないんだ!!」

 

自分では、どのプレーもBetterの選択をしたつもりでした。

 

でも、

 

言われてみれば、確かにそのとおりなのかもしれません。

 

なぜなら、

 

シュートを打たなければゴールは決まらない

 

からです。

 

逆に言えば、

 

シュートを打てばゴールが決まるかもしれない

 

のです。

 

 

シュートさえ打てば

 

・相手に当たり、コースが変わって入るかもしれない。

 

・跳ね返りがベストなところに転がるかもしれない。

 

・相手GKがミスして入るかもしれない。

 

・相手選手の手に当たってPKが得られるかもしれない

 

など、ゴールの可能性はたとえ1%だとしても浮上するのです。

 

 

それが、シュートではなく

 

パスを選択した時点で潰えてしまうんです。

 

 

そして、感じたのは

 

これぞ、日本で長くプレーしてきたことによる

 

”癖”

 

だな。ということ。

 

もちろん、パスをつなぐこと、確実性を高めることも

 

サッカーの大事な要素ですし、そんな日本サッカーを否定するつもりもありません。

 

ただ、サッカーは得点しなければ勝てません。

 

 

それゆえ、パスを良しとし、より確実性を高めようとすること、

 

すなわち

 

パスを選択することが ”癖” 

 

となってしまったことは本当に良いことなのでしょうか。

 

 

たとえ、ゴール前でも

 

第一にパスを選択する

 

ついついパスコースを探す

 

ことは、果たして本当に確実性を高めているのでしょうか。

 

 

 

 

 

日本で少年サッカーの指導をしているとき、コーチたちのこんな声を耳にしました。

 

 

それは、

 

「なんでパスしないの!」

 

とか、それがゴール前なら

 

「横、○○いたじゃん!、見えてなかった!?」

 

とかいう言葉。

 

 

これを言われたら、子どもたちは次の場面で

 

シュートよりもパス

 

を選択しますよね。

 

 

そして、そうしたことが積み重なり

 

「シュート」よりも「パス」

 

という”癖”が染みついていくと思います。

 

 

 

もし、子どもたちがシュートを選択する姿を見たら

 

その時は、是非、シュートしたことをほめてあげてほしいです。

 

たとえ外しても、

もっと良い選択肢があったとしても

 

ひとまず、シュートという選択をほめてあげたい。

 

 

そうして、シュートを打つことに自信をつけさせてあげれば

 

シュートはもっとうまくなるし、どんどん打つようになると思います。

 

 

 

そして、

 

シュートする回数が増えれば

それだけゴールの可能性も増える

 

と思います。

 

これこそが日本が抱える課題

 

「決定力不足」解決のカギになるのではないかと思います。