これだ!試合で使えるテクニックを身に着ける方法! ~ポルトガル少年サッカー育成現場から~ | ヨーロッパ少年サッカー育成事情~ポルトガルクラブに所属する息子の活動から~

ヨーロッパ少年サッカー育成事情~ポルトガルクラブに所属する息子の活動から~

2021年より、ポルトガルのクラブに入団し活動している11歳、8歳の息子たち。彼らの活動からヨーロッパの少年サッカーの現状と日本との違いなどなどを子どもたちの記録とともにお伝えしていきます!自身も日本でコーチとして活動していたので、気づくことが山ほどです。

 

  Portugalのスーパースターたち

 

Portugalと言えば

 

言わずと知れたスーパースター

 

クリスティアーノ・ロナウド

はじめ

 

久保建英選手も理論を説いていた

中盤で絶対に奪われないボールキープをする

 

ベルナウド・シウバ

 

かつての名ドリブラー、

キレッキレの切り返しをする

 

ルイス・フィーゴ(昔、大好きな選手でした)

 

などドリブルの名手がたくさんいます。

 

そんな彼らはどのようにして育ってきたのか。

 

もちろん、彼らの状況を生で見てきた訳ではないですが、

ここでの子どもたちの様子を見ていて感じたことがあります。

 

 

 

 

日本では、最近よく

 

「ドリブル塾」

 

のようなボールスキルに特化したスクールのようなものがたくさんあるかと思います。

 

でも、ポルトガルにはこういうものは全くありません。

 

ちなみに、通常の練習でも

 

列になって順番に決められたボールタッチをしていく

 

と、いうような練習も見たことがありません。

 

ほとんどの練習は、

試合か、3対3、2対2、などの対人練習です

 

 

でも、試合中には

 

多くのボールスキルを見せてくれるテクニシャンな子たち

 

がたくさんいます。

 

クリスティアーノ・ロナウドの得意な

 

軸足の裏をとおしての急角度の切り返し

 

なんかは、試合の中でも見ないときはないくらい、

みんな連発しています。

 

 

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では、ポルトガルの子たちは

どうやってスキルを身に着けているのか…??

 

 

それは、

 

「ひたすらプロなどの試合を見る」

 

ところから始まっています。

 

実際の試合からテクニックを切り取り、

 

そして、

相手がいるところで使っていくんです。

 

 

つまり、

 

プロの試合の中から、ひたすら真似をして身に着けていく

ということです。

 

 

順序としては、

 

①試合をたくさん見る

 

②気になったテクニックのイメージを描く

 

③ミニゲームや1対1、3対3などの対人の状況でトライする

 

④対外試合でトライし、自分のモノにする

 

⑤さらに改良を加えて、俺流スキルをアレンジする

 

という流れです。

 

 

ポルトガルの子たちを見ていると、

練習の時間だけでなく、

とにかく外でボールを沢山触っています

 

それだけボールを触れる環境があるのはホントに羨ましいことですが、そうして、どんどん身に着けているようです。

 

つまり、日本の子どもたちとの違いは

 

とにかく実践から

 

ということです。

 

そこが大きな違いかな

 

と思いました。

 

 

とはいえ、日本には日本の環境があるので、「ドリブルに特化したスクール」などもそれはそれですごく良いことなんだと思います。

 

実際、プレミアリーグで活躍している三笘薫選手や

ベルギーに舞台を移した本間汐恩選手など

 

世界に通用するドリブルスキルを持った選手たちが

日本にも誕生してきています。

 

三笘選手の一瞬で抜き去るドリブルや

本間選手の瞬間的には理解できないスキル

 

など、見ていて本当に楽しいですし、

思わず真似したくなると思います。

 

この「真似したくなる選手」が出てきたことこそが

 

日本にとって本当に大事なことだと思います。

 

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もう一つ、大事なことは

 

コーチたちが

子どもたち一人ひとりのプレーを尊重する

 

ことだと思います。

 

日本では、どうしてもコーチの考えにそぐわないプレーに注文をつけてしまうような光景も見てきました。

 

でも、そこでの結果を求めるのではなく、

是非

楽しんでいるプレーを見守って

あげてほしいなと思います。

 

プレーを尊重する

 

というと、難しく聞こえますが、ポルトガルのコーチたちを

観ていると意外と簡単です。

 

基本的期は黙っていればいいだけ。

そして、後でほめてあげる。

 

これだけです。

 

 

 

 

 

子どもたちが、

 

自分でサッカーを見て、

自分で考えて

自分でスキルを磨いていく

 

って、本当にすごいことですよね。

 

 

是非、これから先日本サッカーの「個」を強くするためにも

 

子どもたちがどんどん

 

実戦などの対人でチャレンジできる環境

 

を作ってあげてほしいなと思います。

 

 

 

 

 

今回のことをまとめると👇

 

 

①相手がいるところのイメージから入る

⇒試合状況の中から入るため全体をイメージしたボールタッチになり、すぐに実践でトライできる

⇒トライすることで失敗を繰り返し、成功へとつながる

 

②試合の中から学ぶ

⇒実際に使っているテクニックなので、実践でもすぐに活かせる

 

 

逆に、

③相手のいない状況のイメージから入る

⇒一人でボールタッチするところから始まるため、試合の時に勇気を出してようやくトライできる

⇒なかなかトライに踏み出せず、成功までの道のりがとおい

 

④真似したい選手の存在

三笘選手の存在はとにかく大きい。

ほかにも魅力的なドリブルスキルを持った選手が増えてきた

 

 

⑤TV環境

今は、DAZNなどの有料サービスに加入しないとみられないが、Youtubeでハイライトなら見ることが出来る。

とにかく、どんどん見て真似をしてほしい。

 

⑥ボールを蹴れる場所!

とにかくもっと作ってほしい!

これこそ未来への先行投資!?(笑)

 

ということですかね。

 

 

 

 

 

 

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