久々の大敗・・・
先週末の二男の試合、
久々に大敗しました。
なぜかというと、要因は明白。
先々週の試合を最後にチームの軸だった選手が
ステップアップで一つ上の世代へと移ったため
極端に中盤でボールが回らなくなったからです。
観ていても、すぐにわかるほど
・中盤でボールが収まらない
・プレスが利かない
・タメが作れない
など、ゲームが難しくなる要因がいくつもありました。
そして、その影響を回避するために
元来から生粋のストライカーである二男が
急遽中盤センターを任されるようになりました。
とはいっても、
そこはさすがストライカー
どうしても、
最前線でボールを待つ
というクセがサッとは抜けず、
プレーへの関与が
一足遅くなってしまっているように見えました。
そして、結果は
1-5
という久々の敗戦
しかも、大敗・・・


と、ここまでの内容では
ネガティブなことが多いように感じますが
でも、ピンチはチャンス
ここぞ、我が家の次男も
他の選手たちも
そして、上の世代へと移籍していった選手も
成長のチャンス
なんだと思います。
実際、単純に勝ちを求めるならば
同じチーム内の他年代への異動なので、
その選手をとどまらせていけばいいだけです。
ですが、そういう選択は取りません。
決して大きなクラブ、強豪クラブ
というわけではありませんが、
目の前の勝利よりも
選手個々の未来を考え、
ベストな選択をしているようです。
そうすることで、一時的にチーム力は落ちますが、
・今まで出れなかった選手がチャンスを得たり
・今まで出ていた選手も
他のポジションでよりサッカーを総合的に学んだり
成長のための大きな種まきの時期
を得ることが出来ると感じます。
実際、
二男は自分のプレーがよほど納得いかず悔しかったのか、
敗戦後には「サッカーの試合が観たい!!」
ということで、
たまたま直後に合った
ポルティモネンセの試合を観に行ってきました(笑)
そこで、ボールを追うよりも
中盤の選手の動きをひたすら観ていたようです。
ウマくいかないこと、ウマくいかない時期があるおかげで
今まで感じることのなかった
新しい「悔しさ」を感じることが出来る
「悔しさ」を感じることが出来ることで
新しいことを学ぼうとする。
目の前の勝利にしがみつかず
選手個々の未来を尊重することで
異動した選手も
残された選手も
より一層の成長の機会を得ることが出来る。
まして、ポルトガルでは
プロの試合が身近にあり、本物を感じやすい環境
こうした姿勢、これこそが
「育成」
ということなんだなと改めて感じた瞬間でした。





