古き良き日本の習慣 + ・・・
試合が終わると
全員で整列し、声を合わせ互いに一礼
「お辞儀」という文化がある
日本独自の習慣かと思います。
私自身、日本ではこうしたことをしていましたし、
これ自体、お互いへの礼を尽くすとても良いことと思います。
一方で、ポルトガルにしろ海外では
以前にも書いていますが
全員が一人一人と握手をし
タッチをし
時にはハグをし
互いの健闘を称えあいます。
欧州サッカーでも、日本代表の試合でも
テレビで、試合後に必ず見る光景を想像すると
分かり易いと思います。
それと同じことを
子どもたちも、大人でも、
どんな試合でも試合後に全員でします
この時の日本の習慣との大きな違いは
「相手と距離」です。
相手との距離が近いことで、
日本の一同整列では、決して出来ない
ほんの一言二言の声掛け、会話
をすることが出来ます。
何が言いたいかというと
以前にも一度書きましたが、
相手は「敵」なのか、それとも「サッカー仲間」なのか
相手をしっかりと認識し、
リスペクトする気持ちを持てるか
ということ。
日本の礼を重んじる習慣もとても貴重だとは思うのですが
一方で、海外のこうした習慣は
お互いが触れ合い、声を掛けあうことで
よりお互いへの親近感が湧くと思います。
実際に、自分自身も何度も経験していますのでより感じますが
確かに
距離が近い
実際に触れ合う
ことで、相手をより身近に感じますし、
そこで一言二言交わすことで
試合後、自然と笑顔にもなれ
さらに、相手の顔をより覚えられます。
それゆえ、一度試合をした相手などは
その後、街で会うと
自然と挨拶をしたり、握手をしたりします。
こうした、
相手を
より身近に感じ
よりリスペクト
しやすくなる習慣
もしかしたら、今はCovidで難しいのかもしれませんが
日本の挨拶という習慣に
これも加えられたら
より、
相手をリスペクトする気持ち
サッカーを楽しむ気持ち
などが感じられるのかなと思います。

