ヨーロッパ少年サッカー育成事情~ポルトガルクラブに所属する息子の活動から~ -5ページ目

ヨーロッパ少年サッカー育成事情~ポルトガルクラブに所属する息子の活動から~

2021年より、ポルトガルのクラブに入団し活動している11歳、8歳の息子たち。彼らの活動からヨーロッパの少年サッカーの現状と日本との違いなどなどを子どもたちの記録とともにお伝えしていきます!自身も日本でコーチとして活動していたので、気づくことが山ほどです。

 

子どもたちの学校での話

 

 

今日、ランチに用意したのはカルボナーラ弁当パスタ

 

 

そんな学校でのランチの時間

 

いつもはここに登場しない長女(小1)のこと。

 

 

どうやらお昼ご飯を食べようとお弁当を温め、

それを持って歩いていると

 

向こうから勢いよくやってきた友達と激突してしまったそう。

 

 

 

そして、その勢いでお弁当は

 

ポ~~~ンびっくり

 

と、空高く舞い上がり

 

見事、全滅してしまったとか泣くうさぎ

 

 

 

せっかくの好きなお弁当が空っぽになった上

 

ほかに食べるものもない長女。

 

 

と、そこに現れたのは

 

彼らが学校のヘッド。

 

もう、巷じゃ有名なカリスマ校長先生でした。

 

 

 

校長先生はそこで、

 

サラッとサンドイッチを長女に買いホットドッグ左

 

 

しかも、それを我々両親に何事もいうことなく

 

さらに、それだけでなく、

 

そのわずかな時間に二男に長女のアレルギーや好みまで確認し

ていたそう。

 

 

 

 

こういう、

 

誰かが悲しんでいたり困っているとき

 

スッと手を差し伸べる

 

 

そういうことを本当に何の苦も無く

 

当たり前のようにしてくれる。

 

それが、ポルトガルの人たち。

 

本当にこの国の人たちは暖かいんです。

 

そして、こういうことを実践していることを

 

目の当たりにするからこそ

 

子どもたちは、同じように困っている人に手を差し伸べる

ようになる。

 

まさに、目で見て、心で感じて学んでいく

そうした好循環がこの国にはあるんですね。

 

校長先生、今日はホントにありがとうございました照れ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  土曜日はほとんど漏れなく試合!!

 

 

ということで、土曜日

 

先週は長男、二男ともに試合でした!

 

 

長男はアウェイのためバスで遠征

 

二男はホーム開催でした。

 

こうなると必然的に片方、

ということで二男の試合しか見れず...

 

 

結果は、まず

 

長男は7-1の大勝だったそうですびっくりマーク

素晴らしい筋肉

 

ゴールこそないもののアシストをしまくったとか。

 

でも、もう数は覚えてないそうです😅

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続いて二男は、、、

 

 

中々壮絶な試合でしたびっくりマーク

 

言い換えれば見ごたえたっぷりの試合サッカー

 

 

相手は、何度も対戦したことがあり難しい相手だとは

分かっていましたが…

 

こんな時に限って寝ぼけた入りをするのがこのチーム大あくび

 

という、多分に漏れず

 

やっぱりだら~っとした入りで、相手に押され続ける展開

 

 

 

少しは耐えていたものの、やがて均衡を破られると

そこからあれよあれよと失点を重ね

 

前半は、なんと0-4で終了🤦🏽‍♂️

 

 

しかし、この日の勝負はここからでした!

 

 

 

後半、開始早々のファーストプレー

 

いきなり二男が前半とは全く違う雰囲気で相手バックパスに

猛然とプレスキューン

 

サイドでボールを奪うと、そこから中央でうまく相手の背後を取っていたドフリーの味方へパス。

 

早速1点を返しましたOK

 

 

 

 

すると、ここから二男と相棒FWが大爆発💣

 

縦パスや相手のDFラインでのボール回しに素早く反応し続け

 

相手DFラインが混乱

 

 

二男アシスト ⇒ 相棒ゴールサッカーキラキラ

 

 

という図式で2点を追加。相棒のハットトリック達成とともに

3-4まで追い上げました!!

 

 

さぁ、どうなるこの展開!?

 

 

 

その後、

 

攻め続けるも寸でのところで粘られ、中々同点弾を奪えず。

 

 

それでも最後の最後、

 

二男が相手DFを抜き去りGKと一対一に

 

ここで、シュート!!

 

と誰もが思ったところで、走りこんできた味方に

 

超プレゼントパス

 

見事に沈め同点に追いつきましたびっくりマークチュー

 

 

 

 

 

その後、結局、4-4の同点でした。

 

 

 

とはいえ、前半0-4からの追い上げは見事👏

 

素晴らしい後半でした筋肉

 

 

 

この後半、ホントに爆発していた二男でしたが、

 

それを客観的にも裏付けると言わんばかりに

試合が終わると、

私のもとに見知らぬ大人、子どもと10人くらいがやってきて

 

「Meu filho e muito bom!(君の息子すごいね!)」

 

と声を掛けられました。

 

珍しい日本人の顔なので、すぐに自分の息子だとみんな分かったんでしょうね。

 

 

 

 

それにしても、

 

こういう風にすぐに誰かを認め、

ほめたたえることが出来るポルトガルの人たち

 

 

ホントにスゴイと思います。

 

こうした褒め上手な文化も

 

子どもたちの力を引き出していくにはホントに重要だなぁ

 

と感じますねグッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  ①オフサイド

 

日本で長年言われ続けている問題、

 

いや、大問題?

 

「決定力不足」

 

 

世界のフットボール史におけるスーパースター

 

クリスティアーノ・ロナウド

 

を育てたこの国がどういう選手の育て方をしているのか

 

 

そこにこの問題解決のヒントが少しでも隠れていないかと

 

ちょうどFWをしている息子を観ながら感じたことを

 

記してみたいと思います。

 

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まず、

 

その①・・・オフサイドがない

 

え!?

 

と思われるかもしれませんが、今、二男は日本でいう小学4年生になったところ。

でもいまだにオフサイドはありません。

 

 

実際に、先日の試合でのこと。

 

息子はゴール前に詰めて、シュートのこぼれ球を押し込み得点しました。

 

シュートを打った時点で相手キーパーの目の前までぽつんと一人詰めてましたので、がつくオフサイドです。

 

 

でも、ゴールです。

 

 

 

日本でサッカーをしていると、うそでしょ!?

と思うことだと思います。

 

 

 

でも、ここで大事なのはこの

 

「ゴール前に詰めること」

 

ではないでしょうか。

 

 

よく考えてみればオフサイドなんて大人になっても出来ない、理解できないままの人なんていないと思います。

 

 

 

一方で、ゴール前に詰めることを大人になってから意識しろと言われても中々難しと思います。

 

 

 

だから、わざわざ子どもに厳しく教え込むことよりも、

 

「どうしたらゴール出来るか」

 

そのために必要なことを最優先する。

 

これこそが大事だなと感じるようになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

  Boa pascoa!!

 

 

ポルトガルでは、今はイースター🐣

 

家族と過ごす大切な日です✨

 

ということで、クリスマスに次ぐ2番目のビッグなイベント&休暇です。

 

その休暇は大体2週間ほど。その期間を利用して昨日は子供たちの所属クラブ主催のビッグな1DAYの大会がありました⚽!!

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通常、ポルトガルでは1日1試合で

同日に何試合もすることはまずありません。

 

でも、昨日は特別な大会なんと1日に5試合もありましたびっくり

 

朝、8時フィールド集合。

計3つのカテゴリーに各6チームが集まり、計18チームで9時から大会スタート。

 

予定では最終の試合開始が18時でした。

 

それが、延びに延び、

最終的に終わったのは夜の20時過ぎ...😅

 

とはいえ、ポルトガルではこの時期既に20時半ころまでは明るいので、一応明るいうちに試合はすべて終了しました。

 

 

 

 

 

そして、その後表彰式などがあり、最終的に家にたどり着いたのは22時半頃🏘

 

朝7時半に家を出て、実におよそ15時間

チョー――――長旅でした笑い泣き

 

おかげで、子どもは着くなり爆睡ふとん1ぐぅぐぅ

そりゃそうですね。

 

 

 

 

さて、ところでどうしてこんなにも延伸したのか。。。

 

おそらくそこには標題の選手ファースト大きくかかわっているのかなと思います。

 

その理由が以下のとおり。

 

 

①どんなに押しても入場シーンは欠かさない

 ポルトガルでは基本的に入場シーンをしっかり作ります。

プロや代表と同じように一列に並び入場。観客・サポーターに向かい一列に並ぶがごとく保護者の方に向き、拍手をして始まります。

 これをどんなに押しても省くことなく行います。

 

 おそらく、保護者達への感謝の意とともに、選手たちのモチベーションにしっかりとつなげることを意識しているのだと思います。

 

 

 

②とにかく試合をよく止める

 試合中、選手たちに少しでも問題が生じればすぐに試合を止めます。

 

 特に接触プレーなどで選手が痛がったりしているときには即座に、躊躇なく試合を止め、とにかく素早く救護に入ります。

 

 日本では運営側の立場からすれば特に、時間が押さないかなど余計な心配をしてしまい

 

 「様子を見る」ということをしてしまうと思いますが、そういったことはほとんどありません。

 

 審判が即座に試合を止め、救護に入るようアクションを起こします。

 

 これも、選手に問題がないかを確認することを最優先に考えている、まさに選手ファーストの表れだと思います。

 

 そして、選手が立ち上がると、周囲の保護者や選手たちは拍手👏で暖かくその選手の復活を迎えます。

 

 ちなみに、こうした場面ではドロップボールから再開します。

 

 

 

 

 こんな風にポルトガルでは、

 

とにかく選手に対して

 

モチベーションへのアプローチ

 

 

怪我などへの対応

 

が最優先されていることを強く感じます。

 

 

大会の運営についての時間的なコト。

 

確かに予定通り行われるのが一番だとは思いますが、

 

こういうことはあくまで大人の事情

 

そんなことより、選手(子どもたち)を一番に大切に考えているというのは

 

本当に素晴らしいことだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

  長男の試合会場でのちょっとした出来事照れ

 

ポルトガルでは

昨日からイースターのための休暇に入りました。

 

その期間を利用して、長男は昨日から4日間、地域の大会に参加しています。

 

そして、昨日は練習も試合もなかった二男は

「兄の試合が観たい!」

ということで、昨日は観戦へ⚽👀

 

 

そこであったのがこんな出来事。

 

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試合会場に行くと、

兄のカテゴリーとは明らかに違う少し小さいカテゴリーのチームがちらほら。

 

サイズ的にどう見ても二男と同じじゃないのかな?

という大きさでしたので

 

「知ってるチームいるんじゃないの?」

 

なんて他愛のない会話を二男としていました。

 

 

 

 

 

そして、会場でひたすらボールを蹴っていた二男。

 

連れて行った長女の面倒と兄の試合のアップを観ていてすっかり二男のことを忘れていましたが、

 

 

ふと気づき、目をやると何やら大会に参加すべくユニフォーム姿の同じサイズであろう子どもたち数人に囲まれていました。

 

そして、握手をしたり一言二言声を掛けられたり...

 

 

その後、

「何をしていたの?」と聞くと

 

「前に試合をしたことのある子たち」

 

ということで、やっぱり対戦経験のある子たちがいたようでした。

 

 

 

 

 

 

このブログの中でも二男の試合結果を都度載せていますが、

中々に結果を残している二男。

 

 

特に足が速く、スピードの乗った時の違いは一目瞭然と言えるほどなので、試合中、確かに目立つシーンが多いのです。

 

 

そんな影響なのか、実は今回のようにほかのチームの子ども、保護者、コーチなどに声を掛けられることがしばしばあります。

 

しかも、ここでは珍しい見た目だし、

 

スポルティングで活躍中の守田選手

 

Portimonenseで活躍していた中島翔哉選手など

 

 

日本人はすっかりポルトガルでは良いイメージが付いてますので、余計に目立つようです。

 

 

 

 

そんなわけで、彼の活躍を覚えていたのか

 

握手を求められたり

ハイタッチをしたり

 

と、とにかく何かしらのコミュニケーションをとっています。

 

 

ここポルトガルでは、

 

そんな風にボールを蹴っていれば、

 

それは味方チームだろうが相手チームだろうが関係ない

 

「同じボールを蹴る仲間」

 

のようです。

 

 

しかも、こんな風に

自分たちが認める相手を素直に尊重できるんです。

 

 

ほんのちょっとした出来事でしたが、

 

そんな風に

分け隔てなく素直に接することが出来るからこそ

 

余計なプライドに邪魔されることもなく

 

 

良いと思ったら素直に受け入れ、自分の成長の糧にする。

 

そうして成長していくんだろうなぁ

 

と感じました。

 

 

ちなみに、長男は2試合を行い、1勝1敗。1アシストの結果でした!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうして、成長していくんだろうなぁと思います。

 

 

  審判のちょっとした行動

 

 

 

ポルトガルでは今週からイースターの休暇に入るので、

先週末は、すでに長期休みに入る家族も多く

 

珍しく召集メンバーに

 

「来れない!」

 

が連発し、3度も召集しなおしてましたびっくり

 

しかも、一人、二人と離脱していくと、

 

中には、自ら

「うちの息子は空いてますよ」

と早々とメッセージを送る人も。

 

自分の意見を堂々と言うアタリ海外っぽいですね笑い泣きOK

 

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さてさて、なんだかすっかり長男の試合はなくなってしまい、先週末も二男のみの試合でしたサッカー

 

しかも、アウェイで今度は80㎞ほど西の地へ🚙ダッシュ

 

 

ポルトガルの移動は、とにかく距離があります💦

 

でも、飛ばせるわ、信号ないわ、車少ないわ、

で、それでも1時間ほどで着くからありがたいところ。もちろん一般道グッ

 

 

 

結果は、

 

見事

 

7-3 勝利筋肉びっくりマーク

 

乱打戦でした。

 

 

 

口火を切ったのは、二男サッカー

試合開始早々1分もしないうちにゴールびっくりマーク

 

さらに、その後またまた1分もしないうちに2ゴール目キューン

 

続いて、アシスト3連発と

 

5分くらいで2ゴール3アシストを決めてました日本キラキラ

 

 

 

その後は、やや拮抗した展開が続き、5-2で前半終了。

 

 

 

 

 

後半は、そのままの流れが続く展開でしたが、

後半途中からピッチに戻った二男がまたまた出場後すぐに得点サッカー

見事、久々のハットトリックを決めましたウインク

 

 

ところで、この試合途中、

「選手ファースト」ってこういうことだなぁ。

 

という出来事がありました。

 

それは、審判の試合中の行動。

 

 

何やら、この試合は靴紐がほどける選手が多く、試合中何度も靴紐がほどけている状態を見かけました。

 

 

すると、審判はしっかりと子どもたちの様子に気づき、

 

試合が切れたときには必ず一度試合を止めて、選手の靴紐を結んであげていました。

 

 

しまいには、審判に

 

「やって、んえー

 

って感じで当然のように足を差し出す子も😅

 

それでも、審判は優しく紐を結んであげていました。

 

 

 

 

たかが靴紐ですが、されど靴紐👟

 

選手がプレーしにくかったり、怪我をする惧れをのぞいたり、

それ一つでも実は選手にとっては大きな影響があるものです。

 

それをゲームを止めるだけでなく、

自ら何人もの子どもたちのものを結んであげる。

 

ポルトガルのこういうところは、本当に素晴らしいなと感じます。

 

 

 

 

こんな風に小さなところにも「選手ファースト」が

行き届いているからこそ、

 

子どもたちは安心してサッカーを楽しめる、

思い切った挑戦や自分らしさ

 

 

がどんどん出せるんだなぁ、と

なんだか感動してしまいましたニコニコ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  とにかく遠いアウェイ😅

 

 

週末、いつものように試合がありますが、

 

それにしてもアウェイとなると会場が遠いサッカー!!

 

 

今度の会場は、約80㎞離れた町びっくり

 

 

日本で言うと、東京から九十九里のビーチまで行けちゃうほどの距離です🚙キューン

 

 

でも、ありがたいことに

 

①選手にはチームバスを用意してくれる

 

②制限速度が平均70㎞ほど

 

③高速は有料だけど、安い

 

信号がほとんどない

 

⑤まず渋滞しない

 

 

などなど、移動はしやすいので

 

それでも1時間もあれば到着します🚙

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唯一の懸念は

 

ガソリン代が高いガーン!!

 

日本円にしてリッター230円くらいガーン

 

 

でも、信号ない、渋滞ないで止まることがほとんどないので、

 

車の燃費もリッター25㎞程度と、超ECOドライブ

 

 

そうすると、どっちが高くつくんだろう...びっくり

 

細かい計算は、もうわかりません...

 

 

 

 

ちなみに、我が家はこんな時

 

プチ旅行だ

 

くらいの感覚でせっかくだから楽しんでいきますルンルン

 

 

 

一方のポルトガルのお父さん、お母さんたちは

いつもなんてことなくこの距離を運転していきます車

 

 

もう子どもたちの試合も一つのエンターテインメントですから

このくらいはなんてことないようです。

(ちなみに、親の付き添いは全く義務ではなく自由)

 

 

しかも、大きな声では言えませんが

 

試合が終わると、会場に必ずある売店で

1杯1€程のビー○🍺を平気で飲んで楽しんでいます。

 

「アレ、車🚙で来てなかったっけ???」

 

 

 

なんて、心配はどこ吹く風

 

これが、日常の風景です口笛

 

 

 

まぁ、でもこんな雰囲気だから

 

子どもたちも特段のプレッシャーもなく自由にサッカーができるんだろうなぁ

 

と思いますねサッカーグッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  堂安選手の重い言葉

 

 

 

第二次森保Japan初陣2連戦。

 

残念ながら勝利を収めることはできず

 

1分1敗でした。

 

 

さて、この連戦の後の堂安選手の言葉が日本にいた今まで以上に重く感じました。

 

 

それは

 

Jリーグっぽいサッカーをしている

 

というもの。

 

 

内容としては、

 

ボールをキープしようとするあまりに

 

中盤やディフェンスラインでパスを回すことが多く

 

中々、効果的な縦パスが入らない

 

攻撃のスイッチが入らないことを指してのモノでした。

 

 

 

堂安選手自身、

 

決してJリーグを批判するわけではないけど

 

と前置きしつつ、このセリフを述べていますが

 

 

 

その意味として

 

「ヨーロッパではもっと縦に早く、攻守の切り替えがとにかく早い、おかげで観客の声援も鳴りやまない」

 

というものだったようです。

 

 

 

この言葉、日本にいる時ならば

 

「ふ~ん」

 

くらいで受け流していたでしょう。

 

 

でも、今はレベルは違えど

 

そのヨーロッパでプレーしている子どもたちを観ています。

 

ゆえに、妙に感じる、納得できるものがありました。

 

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ポルトガルの子どもたちは

 

ボールを持ったらとにかく仕掛けます。

 

あまり、セーフティーなプレイという選択をしません。

 

 

 

そして、そういうプレーを選択する背景として

 

明らかにその指導スタイルが関わっているだろうなと感じます

 

 

具体的には、

 

コーチたちはとにかく子どもたちのミスを責めることをしません

 

 

特に、

 

仕掛けに行ったとき

 

 

挑戦しに行ったとき

 

には

 

 

まず、その結果を責めることはしません。

 

 

 

 

それは、おそらく日本のようなトーナメントではないことも影響しているのではないかと思います。

 

 

 

とはいっても、

 

目の前の試合に全力で勝とうとしています。

 

一方で、逆に負けることを恐れている感じが一切しません。

 

 

 

失点して負けることよりも

 

得点して勝つ

 

ことを目指しています。

 

 

ゆえに、失敗やミスを恐れずどんどん挑戦しますし、

 

そういう選手たちの姿勢に対し

 

コーチたちはどんどん褒めていきます。

 

 

 

 

 

だから、

 

より挑戦するようになるし、

 

よりゴールを目指すようになります。

 

明らかに正の循環です。

 

 

 

 

成長段階の子どもたちがこうして育っていく

 

だからこそ、そのヨーロッパでプレーしている堂安選手から

 

「Jリーグっぽいプレーをしている」

 

 

という言葉が出たのだと思います。

 

 

 

 

 

本当に結果を残したいなら

 

負けることを避けるより

 

勝つことを目指す

 

 

 

そうでなければ、結果を残す確率は上がらないと思います。

 

 

どんな選手でも100%シュートがゴールに決まることはないでしょう。

 

 

おそらく、決定率はそれほど変わらないんだと思います。

 

であれば、とにかくシュート本数を増やす

 

そして、確率を上げていく

 

これこそが勝利へ必要なことではないかと思います。

 

 

 

そして、そのためには子どもの頃から

 

どんどんシュートを打てる選手になれるよう

 

子どもたちの挑戦を後押ししていく

 

それこそが日本サッカーの向上に必要ではないかと思います。

 

 

 

 

 

それゆえ、日本サッカーも

 

ボールロストを恐れず

 

どんどん仕掛ける

 

どんどん挑戦する

 

 

そういう姿勢が育っていって欲しいなぁと思います。

 

 

 

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二男試合あり 長男なし

 

二男はいつもどおり公式戦

 

長男は、残念ながらこれで3週連続の試合なしでした。

 

ちなみに、長男は最近別カテゴリーのチームにも

参加するようになり、なぜか2カテゴリーに所属しています。

 

 

さて、二男の試合ですが

 

今週は久々の勝利!!

 

3-1

 

でした。

 

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次男くん個人は

 

これまたストライカーとしてプレーすることに戻り

 

1ゴール2アシスト

 

と、求められる仕事をしていたと思います。

 

 

 

 

 

正直なところ、サッカーを知っているせいか

 

ポルトガルでは、日本以上に結果が求めれらます。

 

しかも、ゴールという分かり易い結果です。

 

プロセスがどうであれ、

 

ゴールを決める、ゴールに直結するプレーが

 

より求められる印象です。

 

 

ポストプレーがウマいから、

 

前からのディフェンスが素晴らしいから

 

などなど、FWといえど

 

日本では様々な役割が求められると思いますが、

 

 

ポルトガルではこれがよりシンプル

 

ゴール

 

その一言に尽きることを感じます。

 

 

 

 

 

試合前、あるお母さんに声を掛けられました。

 

 

その内容は。。。

 

 

「やっぱり彼(二男)はストライカーだ」

 

ということ

 

最近、中盤をしていた二男ですが

 

それを憂慮してか、そんな言葉でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、そんな心思いをコーチ自身も持っていたのか

 

二男は、久々のストライカーとしての先発でした。

 

 

そして、試合が始まるや否や

 

1分もしないで、

 

持ち味のスピードを活かした独走態勢に持ち込み

 

早速ゴール!!

 

しかも、少し中盤をしていた効果があったのか

 

今までと違うボールの持ち出し方をしてからの独走態勢

でした。

 

みんなの心配をよそに

 

二男自身も少し感じるところがあったのか

 

中盤を経験して

 

その効果をしっかりと発揮していたようでした。

 

 

 

 

 

 

 

  最近気づいたいことが…

 

 

 

テレビでサッカーを観ているとき

 

日本では当たり前すぎてあまり気にしていませんでしたが

 

「そこでリプレイ映像出す!?」

 

と、感じたことありませんか??

 

 

最近気が付いたのですが

 

ポルトガルのテレビ局の放送では

 

リプレイを流すことを極力少なくしているように思います。

 

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日本でよくあったのが

 

決定機などの後に流れるリプレイ映像

 

これを、、、

 

次のプレーが始まっているにも関わらず流す、ということ。

 

 

そして、その途中に好機やピンチが訪れると

 

 

焦ったかのようにパッとライブ映像に切り替わる

 

 

というもの。

 

 

こんな時に、ホントにサッカーが観たい人は

 

「なんで今流すん?」

 

と、思った経験があるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

ポルトガルの放送では

 

こういうことがまずありません。

 

 

「あ、今のもう一回見たいなぁ」

 

なんて、思っても

 

まさに”今”続いているプレーが優先

 

 

プレー中にリプレイ映像が流れることはありません。

 

 

流れるとすれば

 

 

プレーが大きく切れたとき、

 

ゴールキックの前や

 

選手が倒れて中断されているとき

 

など、プレーが止まっているときのみです。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、例えばゴールシーンですが

 

 

日本では放送中に何度もゴールシーンを流します。

 

 

でも、ポルトガルでは

 

多くて1~2回程度です。

 

 

つまり、

 

試合全体を観ることに需要があるんだろうな

 

ということを感じます。

 

本当に国民一人一人がサッカーを良く知っていて

 

サッカーそのものが大好きなんだと思います。

 

 

 

 

 

 

まして、今の時代、Youtubeでもなんでも

 

 

リプレイ映像はみようと思えば簡単にみられる時代です。

 

 

ゆえに、

 

わざわざ”ライブ”のプレイを遮ってまで

リプレイを流すことはしないんでしょう。

 

 

 

 

サッカーを今までしてきた経験としては

 

 

試合を見るときに

 

もちろんゴールシーンなどインパクトのあるシーンも

面白いのですが、

 

子どもたちの育成だったりの観点で考えると

 

そうした分かり易いプレーだけでなく、

 

 

目立たないけれど気の利いたプレー

 

ちょっとしたフェイント、ポジショニング

 

 

など、ボールのないところの動きなども見れることが

 

理想かな、と思います。

 

 

 

 

 

それだけに、

 

リプレイ映像の仕方も

 

その方法が大事になることもあるのかな

 

なんて思いました。

 

 

真にサッカーが浸透している

 

着実に強くなってきている日本ですが、

 

 

観て

感じて

真似したくなって真似する

 

ことこそ、子どもたちが成長する一番の方法

 

じゃないかなという観点からすると

 

まだまだその歴史には大きな差があるなと痛感しました。