Boa pascoa!!
ポルトガルでは、今はイースター🐣
家族と過ごす大切な日です✨
ということで、クリスマスに次ぐ2番目のビッグなイベント&休暇です。
その休暇は大体2週間ほど。その期間を利用して昨日は子供たちの所属クラブ主催のビッグな1DAYの大会がありました⚽![]()
通常、ポルトガルでは1日1試合で
同日に何試合もすることはまずありません。
でも、昨日は特別な大会なんと1日に5試合もありました![]()
朝、8時フィールド集合。
計3つのカテゴリーに各6チームが集まり、計18チームで9時から大会スタート。
予定では最終の試合開始が18時でした。
それが、延びに延び、
最終的に終わったのは夜の20時過ぎ...😅
とはいえ、ポルトガルではこの時期既に20時半ころまでは明るいので、一応明るいうちに試合はすべて終了しました。
そして、その後表彰式などがあり、最終的に家にたどり着いたのは22時半頃🏘
朝7時半に家を出て、実におよそ15時間の
チョー――――長旅でした![]()
おかげで、子どもは着くなり爆睡![]()
![]()
そりゃそうですね。
さて、ところでどうしてこんなにも延伸したのか。。。
おそらくそこには標題の選手ファースト大きくかかわっているのかなと思います。
その理由が以下のとおり。
①どんなに押しても入場シーンは欠かさない
ポルトガルでは基本的に入場シーンをしっかり作ります。
プロや代表と同じように一列に並び入場。観客・サポーターに向かい一列に並ぶがごとく保護者の方に向き、拍手をして始まります。
これをどんなに押しても省くことなく行います。
おそらく、保護者達への感謝の意とともに、選手たちのモチベーションにしっかりとつなげることを意識しているのだと思います。
②とにかく試合をよく止める
試合中、選手たちに少しでも問題が生じればすぐに試合を止めます。
特に接触プレーなどで選手が痛がったりしているときには即座に、躊躇なく試合を止め、とにかく素早く救護に入ります。
日本では運営側の立場からすれば特に、時間が押さないかなど余計な心配をしてしまい
「様子を見る」ということをしてしまうと思いますが、そういったことはほとんどありません。
審判が即座に試合を止め、救護に入るようアクションを起こします。
これも、選手に問題がないかを確認することを最優先に考えている、まさに選手ファーストの表れだと思います。
そして、選手が立ち上がると、周囲の保護者や選手たちは拍手👏で暖かくその選手の復活を迎えます。
ちなみに、こうした場面ではドロップボールから再開します。
こんな風にポルトガルでは、
とにかく選手に対して
①モチベーションへのアプローチ
や
②怪我などへの対応
が最優先されていることを強く感じます。
大会の運営についての時間的なコト。
確かに予定通り行われるのが一番だとは思いますが、
こういうことはあくまで大人の事情。
そんなことより、選手(子どもたち)を一番に大切に考えているというのは
本当に素晴らしいことだと思います。
