ジュネーブ半径500Mな毎日 -38ページ目

アパートの隣人に隣人が怒る 子供が母親を好きな理由はね





アパート内の友人、イラン人のRさんと、お散歩&お茶をする約束をしていたので

午後2時にエントランスに降りて行くと、

Rさんが、3階の住人のSさんと立ち話をしている。



Sさんはフランス人らしい強気な態度で、Rさんに何か言っている

Rさんは、イラン人女性らしい控えめな態度ながらも何か譲らない雰囲気がある



挨拶がてら、会話に強引に聞いてみる



Sさんは、フランス人男性、40代ぐらいのバツイチで子供一人(子供は母親と暮らしている)だったけど、最近は、タイ人の女性と結婚し、子供も生まれたけど、奥さんはタイに帰ってしまい、自分は中国に5年ぐらい移住する予定


Rさんは、イラン人女性、元英語教師、現在はエリート3人息子の母親として、家を切り盛りしている専業主婦


R  あなたが中国に移住したら、先妻のお嬢さん(10歳ぐらい)はあなたに会えなくなって悲しむわね

S  大丈夫だよ、今までだって、数ヶ月に一度しか会っていないよ。先妻は再婚して、兄弟もいるから

R  でも、自分の父親にまた赤ちゃんが生まれて、嫉妬もあると思うわ。新しい兄弟が出来て、たまにその新しい家庭に泊まりにくるあの子の気持ちは考えないまま、今度は突然中国なんて遠いところに移住するの?

S  子供に親は必要ないよ。子供は自分で大きくなるんだから。自分もそうだったでしょ?

R  うちの子供達が小さい頃は、私が家にいると嬉しそうだったわよ

S  それはね、母親は子供達の世話を焼いてくれるからだよ。サービスするからだよ。それだけ。

R  そういうことじゃないのよ、親が身近にいるという事は。安心とか信頼とか、そういうことを子供は学ぶのよ。あなたとあなたの母親の関係も少しおかしかったのね。

S  そうかもね。今でも僕は母親と年に数回しか会わないからね



良妻賢母なRさんにとって、Sさんの発言は許せなかったらしい。

そんな訳で、午後の散歩の最初の話題は、Sさんの話だった。




もちろんたまたまSさんがフランス人だったというだけで、全てのフランス人がSさんのようでないことは分かるのだけれど、SとRの考え方の違いはとても顕著だ。



実際にフランスの離婚率はとても高いし、少子化も進んでいる(といっても日本よりは全然高いけど)。家族の意識がイスラム社会に比べたら薄い人達も存在するとは、言えるかもしれない。


ある試算では、2040年頃には、フランスの20歳以下の人口の四分の一以上がイスラム教徒になると言われている。(確率はもっと高いかもしれない)。


これは、イスラム教徒に改宗する人が増えるという意味ではなくて、イスラム教徒から生まれる子供の数がキリスト教徒の家族のそれより多いという事なのだ。すでに、フランスには相当数のイスラム教徒がいるので、イスラム教徒の親という母体数は変える事が出来ない。



現代でもしずかに「逆十字軍」が起こっているなと、いつも思う。

歴史地図が静かに塗り替えられて行くような感覚がある。

でも、その「宗教による世界地図の塗り替え」の原動力が、「家族としての求心力」かもしれないなんて、

あまりにも単純な答えで面白い。




Rさんのお子さんは3人とも本当に優秀で、ジュネーブに来てまだ7年だけれど、スイスの公立学校からジュネーブ大学やローザンヌ大学に進学するのだから、勤勉で努力家、しかも母親孝行で、すばらしい子供達なのだけれど、やはりイスラム教徒として、スイス人と競争して良い成績を勝ち取るのは大変だとも言っていました。それはうちの子供達にも将来的に言える事かもしれません。

それはまた別の機会に書こうと思います。







今日もありがとうございます。ぽちっとおしていただけると頑張ります。
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村






お母さんの事が大好き、どうしてかというと・・・・・・


ジュネーブの公立学校では、どういう訳だか

母の日は盛大ですが、父の日はさっぱりです。



母の日は二週間も前から子供達がプレゼントを作ってくれます。

父の日には何もありません。あ、家で母と一緒に作るのかな?



11日の金曜日は作ったプレゼントを家に持って帰る日でした。


4時に学校に迎えに行った私、長女とお友達が話しているのを見つけて、途中でもらったクッキーでもあげようかなと近寄ると

子供達(5人)が一斉に

・後ろに何かを隠し

・全員後ろを見られまいと私に体の正面を向けて

「ボンジュール」と言っています。

「クッキー食べる?」と私が差し出すと

「いいえ、結構です。」と子供達、両手は後ろで塞がっているらしいです。

目は、「すみませんが、ちょっとあっちに行っていてもらえませんか?」って言う感じで

これが母の日じゃなかったら、私の嫌われ方は相当な物だと、落ち込めた程だけど、

彼女達は母へのサプライズを隠したかったのだ。チョコレートだって知っているんだけどねー。



普段は、マニキュアしたり、お化粧したり、背伸びして大人っぽくしているのに、

トロピカル気候になったこの日、チョコレートが溶けるのを危ぶみつつ、私をさっさと追い払いたい、健気な子供達

なんてかわいいの子達なの!!!

って思ってしまう。




さて、次女は、この日は熱で学校を欠席したので、私へのプレゼントを作り上げる事が出来なかったばかりでなく

持ち帰る事も出来なかった。

なので、夕食の時に、次女がどんな物を作ったのか話してくれた

「みんな、自分で文章を作ってカードに書いたんだよ。「私はお母さんが大好き、どうしてかというと・・・・・・」の後の部分を考えるんだよ」

えー、こわーい、なに、その親の成績表みたいな子供への課題は!

「そうなんだー、みんなどんな事を書いたんだろうねー」

平静を装って聞く私に

「マテオ君はね、「「ぼくはお母さんが大好き、どうしてかというと、夜眠る前にいつも本を読んでくれるから」」
って書いていたよ、と次女は続ける。

なんですって!

マテオ君のおかあさんは、毎晩本を読んでいるの?あの、お母さんが?働いていいて、忙しくて、でも笑顔の絶えないあの素敵なお母さんが?偉い!偉すぎる!

私は全然本を読んであげていないじゃない?長女の時は1日70ページ読んだ日もあったのに。次女には早く寝なさいとか、しょっちゅう言ってない?

わたし、ヤバいんじゃない?


「それで私はね、何を書いたかって言うとねー、 ☆■△○=◆●◎◉(仏語)って書いたの~」


「・・・・・・ごめんね、ちょっと早くて聞き取れなかったんだけど・・・・・・?」


「もう、今言ったのにー」と次女はちょっと立腹気味


「・・・・・・ごめん、日本語で言うと?」と聞くと


「私はお母さんが大好き。どうしてかというと、私が悪い事をした時に、絶対に叱らないで何をするべきか教えてくれるから」て言ったんだよ、と次女。


えーーーーー、 れ  い!

ちょっとー、学校の先生も、しっかり読んでくれたかしら~?


そうなんだ、私って、怒らない母親だったのね?悪い事については、どうしたら良いか冷静に子供を導ける母親だったのね

いや、真実は、

注意した時の次女の逆切れが怖いから・・・・・・

こっちが叱った以上の剣幕で反抗するし・・・


なんてことはもうすっかり記憶から消す事にして

慈愛に満ちた母親の塊みたいになって、ハッピーな母娘として、この週末は過ごせそうなのでした。

褒めて育てられた母親でした。





お読みいただきありがとうございます。ぽちっとしていただけると嬉しいです。
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村








スイスの美容整形について少し


スイスは実は美容整形大国です。

どういう意味での大国かというと、

患者さん一人当たりが美容整形につぎ込む金額は、平均70万円以上と言われています。

これは、中東の大金持ちがスイスにやってきて、何週間と泊まりがけで全身のお手入れ(1週間で200万とか)をして行くだけでなく、

最近ではロシアや中国の中流層も利用するようになったから、一人当たりがかける金額が上がっているのでしょう。

世界的に不況の中、スイスの美容整形は、2010年から2011年にかけては、なんと20パーセントの売り上げ上昇で、日本円にして1000億円以上の市場と言われているので、実は、ものすごーいところなんです。

日本の市場では年間2000億円を超えていますが、スイスは日本の九州程の面積で、人口も少ないのに半分のマーケットがあるとしたら、これはすごい事だと思うのですが。


私はこの話を、韓国や日本の美容整形外科の先生達に話して、スイスはビジネスにはとても良いところですよ。と話した事があるのですが、反応が今ひとつでした。残念。まあ、確かにヨーロッパまで来なくても、すぐ隣の中国や、途中の中東、アフリカにもこれからどんどん需要が出てくるでしょうから、興味もないかな?

スイスがこのように美容整形の市場を伸ばしている理由にはメディカル・ツーリズムがあります。

これは、外国から患者さんグループをお客さんとして呼び込むという方法です。

ツアーを組んで、ガイドや通訳をつけ、豪華ホテルに宿泊したり、豪華なクリニックに滞在したりして、おいしい食事やショッピングまでも楽しむ時間もあるかもしれません。とにかく下に置かないおもてなしで、気軽に美容整形に行こうという医療ツアーなのですが、これがヒットしているようです。


実は日本にもこのメディカルツアーをやりたいという人達がいるんですよ。韓国や中国からメディカルツアーリストを呼び込もうという動きが感じられます。そのうち、日本の美容整形外科クリニックにも外国人の患者様がもっと増えるのかもしれませんね。



さて、そんな訳で、少し前置きが長くなりましたが、


物価の高いスイスで、美容整形を受けたら、やはり高いのでしょうか?


スイスは最低の時給が確か23フランぐらい(2070円ぐらいかな?)で、ハンバーガーショップで販売をする人は、最低でもこの時給はもらっているようですから、どれだけ物価が高いか、ご想像出来ると思います。

私が調べた限りでは、スイスで美容整形を受ける場合、費用は日本とあまり変わりません。

不思議です。

一般に公開されている価格表では、日本の平均よりも少し安いくらいなんです。

不思議です。

美容機器を使う治療や、薬剤を注入する治療は、基本料金なら日本より安いような気がします。

では、ドクターの腕にかかる、メスを使う施術はというと、

ジュネーブで豊胸手術(一泊入院)で、7500スイスフラン~ (1フラン90円換算で67万5010円)

なので、不思議な事に、ジュネーブの方が安いです。

ちょっと信じられません。


では次に技術について・・・・・・

そもそもスイスの技術はアジア人に向いているのか?

たとえば、一重まぶたのアジア人が「二重まぶたにしたい」 と言った時に、

きれいな二重まぶたになれるのでしょうか。



まぶたの手術は、ふつうblepharoplastyと呼ばれます。

西洋人がblepharoplastyを行う場合は、加齢によって下がって来た上まぶたの余分な皮膚を除去するケースが多いような気がします。

日本人のように、上まぶたがたるんでいる 訳じゃなくて、くっきりした二重にしたい という要求と、

従来のblepharoplasty、同じ技術で施術出来るのでしょうか。

ちょっと長くなったので、また別の機会に書かせて頂きますね。




すみません。クリックして頂けるとスイス情報に戻ります。
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村