「どうなろうと行く」
以前から
ずっと行きたかった場所がありまして。
ちょうど3年前くらいですかね。
この時に
その場所のことを教えていただきまして。
↓ ↓ ↓
偶然、
隣りになった人が、
僕に対して
挨拶早々こう言い放ったんですね。
「うえさま、戸隠神社に来て下さい!」
当時、
それまで全く興味関心のなかった神社に
少しずつ
参拝に訪れるようになってた頃だったんですけど。
この方の影響を受けまして。
その頃、
会社をリストラされてから
1年経たないくらいだったんですが。
人生全般において
うまくいっていなかった僕にとっては、
こうなったらもう神頼みしかねえ!
ってことで、
色々と
京都市内の神社に参拝するようになっていました。
結論から言うと、
うまくいくようにはなりませんでしたけど。
まあそれでも、
気休めじゃないんですけど、
思いついた時には、
神社に行くようにしてたんですね。
そういう時だったんで、
面識のない方から
その場で偶然お隣りになった方とはいえ、
いきなり、
「うえさま、戸隠神社に来て下さい!」
って言われたもんですから、
そこがどこなのかもよくわかってなかったんで、
色々と調べてみたわけなんですよ。
そしたらよ、
クッソ遠いのな。
そして、
めっさ行きにくいのな。
マジかと。
こんなん、
気軽に行けるところじゃねえわってことで。
またいつか、
”タイミングが合えば”くらいに
その時は考えてたんですけど。
その直後に、
ある方に
このエピソードを話してみたところ、
こう言われました。
「うえさま、それ、確実に呼ばれてますよ」
よ、呼ばれてる!?
わ、わたくしがですか!?
ってなりまして。
まあ、
僕はそのへんのことはよくわからないんですが、
その方のことを
僕は信頼していたので。
「へぇ、そうなんだ~」
って感じで、
否定せずに話しを聞いていました。
それから、
僕が
そのワードを
インプットしたからっていうのも
勿論あると思うんですけど、
やたらと、
そのワードを耳にするようになりまして。
それを聞く度に、
「またか」と。
あなたもそれを言うの?
あなたまでそれを言う?
ってなりまして。
そういえば、
この時も
↓ ↓ ↓
普段はそういうことを言わない方が、
僕の目の前で
「戸隠神社!」
って言ったのを聞いてビックリしたのを覚えています。
そして、
いつか行きたいなと思いながらも
時間だけが過ぎていきまして。
その間も、
やっぱり、
そのワードを聞くことが多くて。
これはもう
何が何でも行かないことには話しが収まらんってことで、
とうとう
「よし! もう行くぞ!」
って決めたんです。
タイミングを待ってるだけでは、
何も始まらんので。
「行くしかねえ!」
ってなって、
手段がどうとか
状況がどうとか
一切無視して
ただ単純に
「行く!」
ってことだけを決めました。
そうしたところ、
意外なところから
話しが飛んできまして。
あれよあれよという間に
段取りが整っていって。
この度、
念願の
戸隠神社に参拝することができました。
ウエダミツトシです
こんぬつは
はじめはね、
一人で行こうと思ってたんですよ。
それこそ、
戸隠神社参拝弾丸ツアーになると思ってたんで。
一人で行った方が
何かと身軽でいいかなと。
もう
とりあえず行けばなんとかなるだろうくらいに考えて、
旅行会社に行ってみたところ、
「予約でいっぱいです」
って言われまして。
日程をズラすしかないかと思って、
その時は退散したんですけど。
でも、
僕の中では、
「行く」
しかなかったんで、
あまり深く考えずに
Twitterで
「予約でいっぱいだったー」
みたいなことを呟いたんですね。
そしたら、
珍しくこの方から、
「行けるで」
ってリプをいただきまして。
「じゃあ、お願いします!」
ってことで、
晴れて戸隠神社に参拝に行ける運びとなりました。
朝の4時に京都を出発して。
そしたら、
やっぱり遠かった。
一人で行くもんじゃないと思った。
一人弾丸ツアーなんて、
無謀にも程があると思った。
山の中ですからね。
京都市内みたいに
ママチャリで気軽に行けるところじゃないですから。
ほんとに
ちゃんと考えなさい!
って話しなんですけど。
とにかく、
念願叶って戸隠神社に行くことができました。
ここからは、
写真でお楽しみくださいませませ。
まずは宝光社からです。
振り返ってみたところ。
戸隠神社!
紅葉が綺麗です。
階段がすごい!
でも、空気が綺麗でした。
ふいに上を向く。
そして紅葉。
宝光社から火之御子社に向かう神道。
クマとか出そう。
と思ったら、やっぱり出るみたいです。
火之御子社まで徒歩3分。
火之御子社。
付近の紅葉。
メインの中社脇にあるさざれ滝。
中社をバックに初老男性二人の弾丸ツアー。
中社境内にある三本杉。
すごい迫力。
中社です。
鳥居を見上げる。
とりあえず、お蕎麦で腹ごしらえ。
目的地の奥社への山道。
クマ出そう。
奥社入り口で向かいます。
山道が続く。
近くに車道があるんですけどね。
山道からの景色。
奥社への入り口です。
奥社参道の鳥居です。
どこまでも真っ直ぐな参道。
ここからがあの有名な奥社参道の杉並木です。
杉並木入り口。
どどーん!!
大迫力の杉並木!
見上げる。下から見ると右回転で伸びていってますね。
圧巻の杉並木!!
森。
そして、杉並木!!!(しつこい)
こちらの来たかった九頭龍社です。
山の上からの景色。
さらに上に奥社が!
奥社境内から見上げた空。
帰りの杉並木!!(もういい)
もうほんとに
やっと来れた!
って感じで、
「お待たせしました!」
ってことで参拝してきました。
タイミング的にも
ベストなような気がして。
この時より早くても遅くても
なんか違うような、
そんな感覚になりましたけども。
とにかくね、
ビックリしたのが、
めっさ人多かった!!
山の中だよ!
それなのに、
こんなに人いるんだ!
って思ってビックリしました。
中には、
近所に行くような格好で杉並木を歩いている人もいて。
信州の人にしてみたら、
割と
気軽に行けるところなんでしょうか。
公家的な僕からしたら、
そこが驚きでしたね。
それで、
奥社から戻ってくるのに、
17時前くらいになりまして。
辺り一面真っ暗になっちゃって、
リアルにクマが出るかと思いましけど。
なんとかかんとか、
5社回ることができました。
なんて言うか、
僕的には、
一仕事終えたって感じで、
ほんとに来れてよかったです。
かれこれ
戸隠神社に参拝に行こうと思ってから
3年くらい経ってますからね。
もっと早く行けやって話しなんですけど。
「いつか、いつか……」
ってところから、
「今、今!」
っていう思考に切り替えたから
トントントーンと動いていったんだと思います。
きっと
これだけじゃなくて、
目の前の現実っていうのは、
このようにして動いていくものかもしれません。
”どうやって……”
”できるのかな……”
”私なんかが……”
こう考えている時には、
何も動かない。
”自分にできるかどうか”
”その手段は”
”私にその資格があるかないか”
そんなことを全部ぶっ飛ばして、
「やる」
「行く」
「やめる」
そう決めて動くだけで、
要は
そちらを選択するだけで、
物事というのは、
思いもかけない形で動いていくものなんでしょう。
そう実感した
初老男性戸隠神社弾丸ツアーでした。
さて、
お次はどこに呼ばれるんだろう……
直近では、
こちらにお呼ばれしましたので、
東京に行ってきますわ。
最後に
これだけは
もう一回言わせて
めっさ人多かった!
おかげで神秘感隠されちゃってた!!
隠すところ間違い。
《終わり》