小さい変化ほど強い | 夢はなくとも 希望はなくとも 

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どうでもよくて
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全く役に立たない意識低い系ブログです

「劇的な変化には危険が伴う」



以前、

会社員時代に

僕は参加しなかったんですが、

ある企業研修の動画を見たことがあるんですね。



それはどういうものかというと、

講師が、

ビジネスマンに向かって

罵声を浴びせている動画だったんです。



「そんなんだから売上が上がらねえんだよ!」

「てめえ、オレをバカにしてんのか!?」

「オマエ、頭悪りぃーんだよ!」



コントかと思いましたけど、

どうやら本気のやつらしくて。

檄を飛ばすっていうか、

発破をかけてるつもりなのかもしれませんが。

どういう内容の企業研修かは

よくわからないんですが、

こういうものって

昔は普通に横行してたのかなと思うと……

僕より

上の世代の人たちの苦行がよくわかりますね。



そんなの僕には

絶対無理だって思いますもんね。

こんなことやって、

何の意味があるんだと。

アホらしいと思って、

途中で帰ると思いますわ。



でもきっと、

今でも少なからず

こういうものって

まだどこかにあったりするのかなと。

そして、

本当に劇的に自分が変われるのならと思って、

そういうところに行ってしまう人も

いるのかもしれないなと思いました。



ウエダミツトシです

こんにちは


 


結論から言うと、


劇的になんて変われんよ


ってことなんですけど。



今、

自分が置かれている状況が、

かなり切迫していて、

一秒でも早く

そこから逃れたいと思っている人ほど、

劇的な変化を望むというか、

どう考えても

リスキーなものに手を出してしまう傾向があると思うんですね。



判断力が落ちているというか、

普通だったらそうはしないってことでも

視界が狭くなっちゃってて

おそらく


“もうこれしかない!”


って思ってしまうものかもしれません。



まあとにかく、

僕から言えることがあるとしたら



劇的な変化は望まない方がいい



ってことなんですけど。



勿論、

ある程度はリスクを取っていく

っていうことも必要ですけど、

どれくらいのリスクを取るかってことで言うと、

ちゃんと

“自分でリカバリーできる範囲内で”

ってことになると思います。



つまり、

“時間をかけて少しずつ変化していく”ことを

僕だったら選択しますし、

オススメします。

まあ、

当たり前の話しだと

僕は思うんですけどね。

 

ストレスが大きいものをやらせるとやばいことになる。

 

劇薬みたいなもので、すごく効く場合もあるけど、トラウマを植え付けることもあるから。

 

例えば、家の外に出られない人を無理やり人混みの中に連れ出したらパニックを起こして逆効果になる危険がある。

 

 

でも、スカッと思い込みが取れる場合もあるのだ。

 

引っ込み思案な人が渋谷の駅前で歌うと平気になっちゃうという自己啓発セミナーがあった。

 

これは実際に効果がある。自分はやったことないけど。

 

自分がやったことでいうと、起業した時って人の目を見て話せなかったんだけど、自分を鍛えるために飛び込みセールスをやってみたら人と話すのが平気になった。

 

 


 

まとめ

 

やってみることにそれほど抵抗がない場合は、行動して体験した方が早い。

 

抵抗が大きい場合は、考え方を変えた方がいい。

 

 

 

そして、当然だけど恐れていることが起きる確率が多くの人から見て高い場合はやめた方がいい。

 

「お金をたくさん使ったらなくなってしまう」という不安は、行動療法で直そうを思わない方がいいね。

 

本当になくなってしまうから。

 

↓ ↓ ↓

 

 

どこまでリスクを取れるかってことは、

ほんとに人それぞれなので、

実際に

どんな行動を取るかってことも

人によって変わってきます。



なので、

具体的に何をしたらいいかってことに関しては、

正解ってないんですけど。



ただ、

自分にとって抵抗のあることって、

それをやってみたら、

変われるような気がするかもしれませんけど、

あまりそれはしない方がいいと

僕は思っていて(すべてではない)。



特に

“バンジーを飛ぶ”

ってやつですね。



本来は、

自分にとって

一番

“それはないわ”って思っていたことを

あえてやってみるってことが

そもそもの目的だったはずなのに。



バンジーを飛んだ人が、

例えば、


“お金が入ってきた!”

“ブログがバズって注目を浴びた”

“思いもかけない人とのつながりができた!”


みたいなのを目にしてしまうと、


「私もそうなりたい!」


と思って

それを目的にして、

“手段としてのバンジーを飛ぶ”

ってことになって

その人がそれをする必要なんてないのに

同じことをしてしまって

無駄に大損する……

そういうことって、

けっこうよくある話しだと思うんです。



バンジー間違い。



その人にとっては、

勇気を振り絞ったかもしれないんですけど。



バンジーを飛ぶことによって、

“対価として”

何かを手にしようとしている。



それってなんか違うよね。



勇気の無駄遣いだよね。



バンジーは

そもそも“体験”が目的です。



何かを手に入れるための手段ではありません。



特に、

「お金をたくさん使えば使うほど入ってくる」

なんて




そんなことありませんからね。




ゴムなしバンジーみたいなもんですよ。

ただの“飛び降り”です。

もう少し冷静に考えましょうね。



セミナーでゴムが切れちゃったら、どうなる?

 

被害者が出てしまう。これが副作用。

 

劇薬セミナーって、劇的な効果が期待できるんだけど、一定の割合で被害者も出てしまうんだよね。

 

 

 

 

そして、依存を生むという面もある。

 

興奮テンションMAXになると、脳内で快感物質がダダ漏れになるから癖になるんだよね。

 

何か苦しいこと、ストレスがあるとその快感を求めるようになる。

 

自分自身を変えるのではなく、セミナーを受けることで快感を得ようとする。

 

覚せい剤とかの薬と同じになる。

 

セミナー依存症です。

 

ギャンブルとかアルコールとかゲームと仕組みは同じ。

 

依存症の種類は増えているから、「セミナー依存症」という名称が生まれてもおかしくない。

 

 

 

劇薬は、副作用と依存を生む。

 

だから、小さい効果を継続して与えていくというのが大事なのだ。

 

 

理想は、「気づかないけど変化していく」だと思っている。

 

これだと副作用も依存もなし、さらには「数日で元に戻った」という反動も少ない。

 

↓ ↓ ↓

メモ劇薬セミナーは癖になる




僕も

目指しているのは、


「気づかないくらい小さいけれど確実に変化している」


ってところなんで。



リバウンドがない形で、

時間をかけてでも

少しずつ変化していく方が、

振り返ってみれば

一番の近道になると

僕は思っています。



劇的な変化を望んで、

バンジー間違いをする人が、

少しでも減るといいんですけどね〜。

そして、

それを煽る人も減るといいなと。



そんなことやってるよりも

日々の

小さな小さな変化を積み上げていく方が、

確実ですし、

強いです。



実は、

劇的な変化を望んでいる人にとっては、

それが一番、

“それはないわ”じゃないかと思うんですね。



つまり、

“何も変わらないつまらない毎日を受け入れる”

ってことが、

その人にとっての

本来の

“バンジーを飛ぶ”

ってことになると思いますよ。



ただ、




めっさ地味ですけどね。




 

《終わり》

 

 

 

 

 

imageウエダミツトシ プロフィール
【ファンが集まる、続けられるブログ】を教える講座を主宰。ブログ・起業サポート講師。大阪・東京で年間50回以上のセミナーを開催する心屋認定講師でありカウンセラー。
のべ受講生500人のブロックを解除してきたブログコンサルタント。「ブログが書けるようになった」「読みやすくなった」「ブログが続けられている」という声を多くもらう。
2017年に起業し先輩カウンセラーが主宰している起業セミナーに通いブログライティングや起業に関する具体的なノウハウを学び実践していく。
そうしたところ、カウンセラーとしてやっていきたいという人から、具体的にどうしたらいいかという声を多くもらうようになり、起業前や起業スタートの人を対象にしたセミナーを開催し好評を得る。

 

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