「誰！？」
（2019年11月6日 過去記事より）
昨年、
巷の爆笑をかっさらっていった、
今の僕からの
過去の自分へと送った手紙です。
ウエダミツトシです
こんにちは
時の流れとは
かくも残酷なものなのかと。
ゆっくりと流れているようであって
日々
その変化を感じることがないにしても
確実に変わりゆくこの世の真実……。
人は
その”真実”を
自身の喉元に突きつけられた時に
果たして
正気を保つことができるのだろうか。
「昔と何も変わってない」
人は
頭のどこかで
ぼんやりと
”自分は何も変わっていない”と思い込んでいる。
自分以外の他人は
どんどん変わっていくのに。
その変化に気づいているにも関わらず、
自分だけは例外だと
疑うことなく信じている。
他人が変わっていく速度と
自分が変化する速度は全くの別物だという風に。
しかし、
それは錯覚だ。
自分以外の他人が変わっていくのに
自分にだけはゆっくりと時が流れていくなんてことが
あるわけがない。
そう。
自分とて例外ではない。
確実に
時の検閲を受けながら、
ある部分は淘汰され、
ある部分は形を変えながら存続していく。
常に変化し続けるものなのだ……。
そして、
誰もその変化に抗うことはできない。
目に見えるこの世界が
目まぐるしく変わっていっているのだとしたら、
自分自身も
同じ速度で
同じ様相で
確実に変化しているのだ。
とにかく
これを見てほしい……
お前、誰やねん！？
ウエダミツトシですけど？
ちょっと
自宅の整理をしていた時に
昔の写真が出てきました。
おそらく結婚する前の
30歳直前くらいのものだと思うのですが。
にしても、
なんだこれはと。
なんだこのロン毛具合は。
しかも
何、このサングラスにクロスのペンダントの組み合わせって、
なんだこれ……。
何気取りなのと。
オレ、何やってんの！？
ビックリだわ。
今年一番のビックリ現象だわ。
百匹目の猿だわ（意味不明）
こんなことあるんだなと。
どちらかというと、
ずーっと地味に生きてきて、
過去を振り返ったとして
特に何も言うことがない感じだと思っていたら、
この有様ですわ。
ビックリですわ。
もし、
この時の自分に対して
何か言うことができるのだとしたら、
僕はきっとこう言うと思います……、
「10年後、その会社クビになってるよ」
まさか、
そんなこと思ってなかったんだろうな～
ガンガン稼ぐぞ～
とか思ってたんだろうな。
「キミね、これからその会社で酸いも甘いも経験することになるんだよ」と。
仕事で
今までみたいにうまくいかなくなってくる
だとか、
人間関係がこじれにこじれていく
だとか、
まあ
誰しもが通るところなのかもしれませんが。
今になって
この
昔の写真を見てみると、
もうすでに
その兆候が見て取れますけどね。
だってね……
お前、よくそれで会社員やってたな
そりゃあ
人生行き詰まって当然だわ。
壁にぶち当たるわ。
そのロン毛の茶髪でサラリーマンやってたら
上から叩かれるのも頷けるわ。
まあ
すべてが必要・必然・ベストと考えれば、
これも致し方ないのかもしれませんが。
それと
もう一つ
この時の自分に言いたいことがあるんですが。
この画像を
FBで投稿したところ、
「なんかよくわからんのだけど、とにかく、めっちゃウケたよ！！」
ありがとう
おそらく12～3年前のキミへ。
あの時、
キミが
無意味にロン毛にしてくれて、
茶髪にしてくれて、
何を意図していたのかはよくわからないんだけど、
クロスのペンダントとかしちゃっててくれたおかげで、
めっちゃウケることができました。
本当にありがとう！
今の僕があるのも
キミが
一生懸命生きてくれたおかげです。
いつか会いましょう！
その時は、
昔話に花を咲かせつつ、
これからも
どうやったら”笑いが取れるか”、
一緒に考えましょう！
そして、
朝まで語り尽くしましょう！！
この世界を笑いでいっぱいにするために。
《終わり》
