この記事は2月18日に書いたものです。

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今年もバレンタインの日に、
ナギの殿堂入り作品である
柴田よしきさんの「聖なる黒夜」の再読を始めました。

下巻を読了したのは2月18日。
聖黒を読んでいると、
練と麻生が出てくる他シリーズ&他作品も
続けて再読したくなってしまうのですが、
今年はプライベートがバタバタ続きなので
再読できませんでした。

そもそも本を読むことすらできなくなっております。
辛い…。

本を読んでいないので感想記事も書けず、
下書き保存してあった記事もこれがラストだったり。

しばらく潜ることが多くなりそうですが、
私自身はなんとか生きておりますので
ご心配なく。←誰も心配なんかしてないだろう(笑)

というわけで、今年の練と麻生の再読感想です。
読メからのコピペですがwww

【関連記事】
聖なる黒夜(上)   聖なる黒夜(下)
所轄刑事・麻生龍太郎
私立探偵・麻生龍太郎
★RIKOシリーズ
 RIKO―女神(ヴィーナス)の永遠―
 聖母(マドンナ)の深き淵  月神(ダイアナ)の浅き夢
★ハナちゃんシリーズ
 フォー・ディア・ライフ  フォー・ユア・プレジャー
 シーセッド・ヒーセッド  ア・ソング・フォー・ユー
★練と麻生再読
  2015-1  2015-2

聖なる黒夜(上) 著者:柴田よしき
角川文庫 非BL作品 2006年10月
★★★★★涙
聖なる黒夜〈上〉 (角川文庫)/角川書店
¥885
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◆あらすじ(裏表紙)
東日本連合会春日組大幹部の韮崎誠一が殺された。
容疑をかけられたのは美しい男娼あがりの企業舎弟……それが十年ぶりに警視庁捜査一課・麻生龍太郎の前に現れた山内練の姿だった。
あの気弱なインテリ青年はどこに消えたのか。
幾つもの過去に追いつめられ、暗い闇へと堕ちていく――。
ベストセラー「RIKO」シリーズから生まれた究極の魂の物語、ついに文庫化!
上巻に本書サイド・ストーリー『歩道』を書籍初収録。 ◆


今年もバレンタインに再読。

何度も再読してるので
展開も犯人も結末もわかっているけれど、
読む度にどっぷり嵌りこむ。

重い事件の展開もさることながら、
練、麻生、韮崎、及川という4人の男たちの
紡ぎ出す関係性と絡み合う愛憎に引き込まれてやまない。

再読する度、同じところで涙ぐんでしまう私は今回も同様だった。

そして、巻末に収録されている短編も読む度に切なくて……。

(読了日2016/2/14)


聖なる黒夜(下) 著者:柴田よしき
角川文庫 非BL作品 2006年10月
★★★★★涙
聖なる黒夜〈下〉 (角川文庫)/角川書店
¥802
Amazon.co.jp


◆あらすじ(裏表紙)
聖なる日の夜、一体何が起こったのか。
ひとつの事件を通して暴かれていく麻生龍太郎と山内練に秘められた壮絶な過去。
さらに事件は新たな殺人事件を招き、人間の愛憎、傲慢、悲痛な魂の叫びを曝け出していく。
二人はこの暗黒の絶望の淵で何を決断したのか。
息をもつかせぬストーリー、幾重にも張られたミステリ、そして人間の罪と罰を描破した孤高の大長編!!
下巻に本書サイド・ストーリー『ガラスの蝶々』を書籍初収録。
解説・三浦しをん ◆


今年も読了。

練と麻生に魅了されてやまない私だが、
韮崎と練の関係性にもとても心惹かれる。

極道モノスキーな腐本読みの私は、
冷酷残忍ドSなヤクザ大幹部・韮崎の
練への歪んだ執着が狂おしいほどの愛だと感じるから。

また、セクシャリティの複雑さゆえに
拗れてしまった及川と麻生の過去も切ない。

人と人が愛し合うことの難しさを感じさせられる。

そして、韮崎に伝えられなかった練の想い、
麻生を止めようとする練の声、
麻生に投げかけられた練の問いに、
涙…。

今回の再読で練の刺青の意味が
なんとなくわかったような気がした。(気がしただけww)

聖なる黒夜は、読んでいる間ずっと
「冤罪」の重みが圧し掛かってくるような…。
それは再読が何度目になろうとも変わらない。

いつの日か、練と麻生の結末が読みたい。

それから、作中に何度も安藤の名前が出てくるので
RIKOシリーズも再読したくなってくるのだが、
腐本の積読崩しもしたいので、しばらくお預けかな(笑)

(読了日2016/2/18)

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私立探偵・麻生龍太郎 (角川文庫)/角川書店(角川グループパブリッシング)
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RIKO ─女神の永遠─<「RIKO」シリーズ> (角川文庫)/KADOKAWA / 角川書店
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