柴田よしきさんの『所轄刑事・麻生龍太郎』、
練と麻生追っかけで読んでますが、
これは時系列でいうと最初なので練は出てきません。
でも、及川とのことが描かれています。

新米刑事の麻生が所轄で起きる事件の謎を
次々と説いていく短編集です。

私は事件の謎解きよりも
麻生の人物像を目当てに読んでいますので
感想ではまったく事件に触れておりません(笑)

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所轄刑事・麻生龍太郎 著者:柴田よしき
新潮文庫 非BL作品 2009年8月
★★★★
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◆あらすじ(裏表紙)
麻生龍太郎は、二十五歳の新米刑事。 下町を管轄する高橋署の刑事課強行犯係に配属され、ささいな障害や器物破損事件にも、犯人の心に深い闇が潜み、傷つき泣く人がいることを知ってゆく。 そして次々に起きる事件は、恵まれた警官人生を歩みながら、人には明かせぬ秘密を抱えて生きる麻生自身をも変えていった――。 のちに凄腕刑事となる男の「それ以前」を描いたミステリー連作短編集。 ◆


感想は読メからコピペしたものを微修正しています。

練と麻生の関係に嵌り、
彼らの登場するシリーズを追いかけ続け、
現在所持している本の中で最後に読んだのがこの本。

麻生がまだ新米刑事の頃の話で
後の麻生を形作る元がここにあると感じられました。

人に対する情も執着も薄いのは
自分自身を掴み切れず彷徨い続けているからなのか。

それを傍で見続けていたのが及川で。

量的には多くはないけれど及川との関係も描写され、
私の中ではそれが大きく膨らんで(妄想がw)
及川の心情を思うと切なくなりました。

エピローグの二人の様子が
なんともいえない余韻を残してくれるので
聖黒が再読したくなってきちゃいます。

あとはハナちゃんシリーズの文庫化されてるのを1冊買わねばっ!

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