柴田よしきさんの花咲慎一郎シリーズ第2弾
『フォー・ユア・プレジャー』です。

『聖なる黒夜』に嵌って
山内練が出ている作品を読み進めてますが
これもそのシリーズの一つ。

『緑子シリーズ』も面白かったけど
どうしても緑子が好きになれなかったのですよね。
でも、こちらの花咲慎一郎、通称ハナちゃんはお気に入り!
元刑事の彼は保育園を経営しながら
裏稼業の探偵でヤバイ仕事ばかり回されてます。

今回はかなりハードな展開になりました。
まさしく命がけ!
拳銃ぶっ放すようなアクションシーンもありハラハラでした!

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 フォー・ディア・ライフ

フォー・ユア・プレジャー 著者:柴田よしき
講談社文庫 非BL作品 2003年8月
★★★★
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◆あらすじ(裏表紙)
無認可保育園の園長兼私立探偵・花咲慎一郎。彼に持ち込まれた人探しは、やがてクスリがらみの危険な仕事に発展する。 その上、最愛の女性・理紗が行方不明に……。 次々に襲いかかる無理難題と戦う心優しいハードボイルド探偵に、明日はあるのか!? 読み始めたら止まらない傑作シリーズ第2弾、待望の文庫化! ◆


感想は読メからコピペしたものに加筆修正しています。

練追っかけで読んでるけど物語が面白くて楽しめます。

緑子は嫌いだったけどハナちゃんは好きなキャラ。
オヤジ成分が入ってるのも私のツボ♪

ハナちゃんが本業の保育園の資金稼ぎに
裏稼業で動くとなぜだか必ず事件に巻き込まれ、
依頼された件と同時進行で奔走する羽目になるのはこの巻でも(笑)

しかも今回は殺人事件。
それも春日組絡みで
練に命の期限を切られてしまうというハードな展開で!

練ってばハナちゃんを弄って楽しそうw
たしかに気に入ってるよね。
そして、斉藤という元刑事にも
愛されているらしい練なのであります。

シリアス面では、日本という国が
いかに母親に冷たいかがわかります。
保育の問題は今もですよね。
そして子育ては母親がするもの
という決めつけも相変わらずの現状ですし。

ハナちゃんが語る、赤ん坊が泣く意味にはじんわりと来ました。
そうなんですよね、
赤ちゃんって生きるために泣くんですよね。
私も子育てに必死だったころを思い出しました。

さて。
私が持ってるハナちゃんシリーズはここまで。
このあとは何冊出てるんだろう?
まだ文庫になってないのもあるんでしょうか?
読みたいから本屋で見てみようかな~。

その前に『所轄刑事・麻生龍太郎』を持ってるので
それを読むつもりですが。
麻生がまだ新米刑事だった頃の話のようなので
練は出てこないんでしょうけども、
練と麻生というカプが好きなので麻生のことも知りたいし。

以上は下書き保存してあったもの。
現在は『所轄刑事・麻生龍太郎』も読み終えてます。
感想は後日また。

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