2月後半に個人的に開催していた
(読メの読友さんたちもそれぞれに開催されてましたが♪)
練と麻生追っかけ再読祭りの感想記事その2です。
(その3はありませんw)
こちらも感想は読メからのコピペです。
感想はRIKOシリーズとハナちゃんシリーズのものですが、
RIKOシリーズの1作目は練も麻生も出ていないので
再読はしてません。
ハナちゃんの方も3作目を1月に
4作目を再読祭り始めるちょい前に
読了しましたのでこれも再読はしておりません。
再読祭りに向けて購入して読みましたので((・´∀`・))ンフッ♪
なお、こちらの記事にも
関連つぶを載せております。
【関連記事】
★聖なる黒夜(上) 聖なる黒夜(下)
★所轄刑事・麻生龍太郎
★私立探偵・麻生龍太郎
★RIKOシリーズ
RIKO―女神(ヴィーナス)の永遠―
聖母(マドンナ)の深き淵 月神(ダイアナ)の浅き夢
★ハナちゃんシリーズ
フォー・ディア・ライフ フォー・ユア・プレジャー
シーセッド・ヒーセッド ア・ソング・フォー・ユー
★練と麻生再読2015-1
RIKO―聖母(マドンナ)の深き淵― 著者:柴田よしき
角川文庫 非BL作品 1998年3月
★★★★
◆あらすじ(裏表紙)
一児の母となった村上緑子は下町の所轄署に異動になり、穏やかに刑事生活を続けていた。
その彼女の前に、男の身体と女の心を持つ美女が現われる。
彼女は失踪した親友の捜索を緑子に頼むのだった。
そんな時、緑子は四年前に起きた未解決の乳児誘拐事件の話をきく。
そして、所轄の廃工場からは主婦の惨殺死体が……。
保母失踪、乳児誘拐、主婦惨殺。
互いに関連が見えない事件たち、だが、そこには恐るべき一つの真実が隠されていた……。
ジェンダーと母性の神話に鋭く切り込む新警察小説、第二弾! ◆
練と麻生追っかけ再読。
主人公は嫌いだけど
話の面白さでぐいぐい引き込まれるシリーズ。
本作ではジェンダーと母性にまつわる問題が描かれている。
最近ではイクメンなんて言葉ができたりしてるけど
男性視点での母親観というのは
はたしてどれくらい変わったのだろうかと考えさせられたりもして。
再読の目的である練と麻生については
胸に来るポイントがいくつも!
麻生が緑子に語る練への想い。
練を護る麻生の姿。
そして練の「愛してる」の言葉などなど。
作中には練の緑子への
悪魔な所業があったりもするけれど、
私は練という存在に惹かれてやまない。
練と麻生関連の描写があるページに貼った付箋は読了後も外さない。
練と麻生について知りたい時、
付箋部分だけ拾い読みするために(笑)
(読了日2015/2/21)
RIKO―月神(ダイアナ)の浅き夢― 著者:柴田よしき
角川文庫 非BL作品 2000年5月
★★★★
◆あらすじ(裏表紙)
若い男性刑事だけを狙った連続猟奇殺人事件が発生。
手足、性◇器を切り取られ木にぶらさげられた男の肉体。
誰が殺したのか?
次のターゲットは誰なのか?
刑事・緑子は一児の母として、やっと見付けた幸せの中にいた。
彼女は最後の仕事のつもりでこの事件を引き受ける。
事件に仕組まれたドラマは錯綜を極め、緑子は人間の業そのものを全身で受けとめながら捜査を続ける。
刑事として、母として、そして女として、自分が何を求めているのかを知るために……。
興奮と溢れるような情感が絶妙に絡まりあう、「RIKO」シリーズ最高傑作。 ◆(NG対策で◇挿入)
練と麻生追っかけ再読。
ぐろい事件の奥深さもさることながら
緻密に描き出される警察の抱える闇や
事件に関わる人間たちの業の重さに
心を抉られて物語の世界に否応なく引きずり込まれる。
再読でも緑子に共感する部分はほとんどなかったが
彼女の生き様は充分に読み応えがある。
練と麻生については、
このシリーズは緑子の物語であると同時に
練と麻生の物語でもあると感じる。
聖黒で練の事件を担当した刑事に関する件もあり
この後彼らの物語はどこへ向かうのだろうか。
そして二人の関係性の真実を知った緑子が
どう動くのかも気になるところである。
練の生まれ故郷である滋賀県朽木村。
2005年に合併され高島市となったらしいが
今も朽木の地名は残っているとのこと。
朽木村にウスバシロチョウを見に行ってみたいと思うけど
ググってみたら交通アクセスが大変そうなので無理だな(笑)
(読了日2015/2/22)
関連つぶ(2月22日):
2月14日から練と麻生のおっかけ再読祭りを始めて一週間、
他のことそっちのけで読みふけっちゃってました。
今日、緑子シリーズも読み終わり、
ここで再読祭りも終わろうかなーと思いつつも、
なぜか私の手はハナちゃんシリーズに伸びていた(笑)
シーセッド~とア ソング~は再読祭り直前に読了してるから
フォーディア~とフォーユア~の2冊を再読して祭りを終えようかな。
フォー・ディア・ライフ 著者:柴田よしき
講談社文庫 非BL作品 2001年10月
★★★★
◆あらすじ(裏表紙)
新宿二丁目で無認可だが最高にあったかい保育園をいとなむ男・花咲慎一郎、通称ハナちゃん。
慢性的に資金不足な園のため金になるヤバイ仕事も引き受ける探偵業も兼ねている。
ガキを助け、家出娘を探すうちに巻き込まれた事件の真相は、あまりにも切なかった……。
稀代のストーリーテラーが描く極上の探偵物語。 ◆
練追っかけ再読。
ハナちゃんシリーズは主人公の性格ゆえに
コミカルな雰囲気を醸している場面もあるけれど、
描かれている内容は
日本社会が内包する問題の数々に鋭く切り込んでいくもの。
最下層に位置する人々の出口の見えない状況に胸が痛む。
1998年初出の作品なれど
終盤に出てくる子供の貧困問題は
今日でも改善には果てしなく遠い。
ゲイカプのお話もあったがとても切なくて、
日本でも同性婚が認められることを願う。
そして練。
夜が怖くて眠れない…練が痛々しかった。
彼の闇はどこまで深いのだろう。
エピローグにてハナちゃんと練が繋がる。
ドラマ、もう見るのをやめようかな。
シナリオにも不満なのだけど
なによりハナちゃんのイメージに違和感が強くて…。
この本によればハナちゃん、
身長は180cmくらいで
顔だけには結構自信がないわけでもないらしいし(本人談w)、
恋愛面を見てみても
男としての魅力を十分に持ち合わせている人物だとわかる
なかなかにイイ男設定なのだからー!
(読了日2015/2/26)
フォー・ユア・プレジャー 著者:柴田よしき
講談社文庫 非BL作品 2003年8月
★★★★
◆あらすじ(裏表紙)
無認可保育園の園長兼私立探偵・花咲慎一郎。
彼に持ち込まれた人探しは、やがてクスリがらみの危険な仕事に発展する。
その上、最愛の女性・理紗が行方不明に……。
次々に襲いかかる無理難題と戦う心優しいハードボイルド探偵に、明日はあるのか!?
読み始めたら止まらない傑作シリーズ第2弾、待望の文庫化! ◆
練追っかけ再読。
終盤に練が大きく絡んできて
命がけの仕事になってしまうハードな展開のこの本。
2000年初出のこの作品は
21世紀まであと3年と少しという時代設定なのだけど、
ここに描かれている薬物についてのハナちゃんの予想は
現在まさにその通りになってしまっているのではなかろうかと怖くなったりもして。
この本でもやはり
子供の福祉に関する問題には色々と考えさせられた。
ハナちゃんの元妻・麦子の「どうせ男が考えた法律ね!」には同感!
そして練。
彼が心の底から笑える日は来るのだろうか。
斎藤とのオチを読み複雑な気持ちに…。
(読了日2015/3/1)
関連つぶ(3月1日):
これにて練と麻生の追っかけ再読祭り終了~。
次回はまた来年かな(笑)
グッドなタイミングで昨夜
コミコミとAmazonから2月新刊がごっそり届いたので
腐本読みに戻ります。
って1月新刊が1冊残ってたんだった。
非BL漫画ですがまずはそれから読みます((・´∀`・))ンフッ♪
≪一般作品(非BL)INDEXへ
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(読メの読友さんたちもそれぞれに開催されてましたが♪)
練と麻生追っかけ再読祭りの感想記事その2です。
(その3はありませんw)
こちらも感想は読メからのコピペです。
感想はRIKOシリーズとハナちゃんシリーズのものですが、
RIKOシリーズの1作目は練も麻生も出ていないので
再読はしてません。
ハナちゃんの方も3作目を1月に
4作目を再読祭り始めるちょい前に
読了しましたのでこれも再読はしておりません。
再読祭りに向けて購入して読みましたので((・´∀`・))ンフッ♪
なお、こちらの記事にも
関連つぶを載せております。
【関連記事】
★聖なる黒夜(上) 聖なる黒夜(下)
★所轄刑事・麻生龍太郎
★私立探偵・麻生龍太郎
★RIKOシリーズ
RIKO―女神(ヴィーナス)の永遠―
聖母(マドンナ)の深き淵 月神(ダイアナ)の浅き夢
★ハナちゃんシリーズ
フォー・ディア・ライフ フォー・ユア・プレジャー
シーセッド・ヒーセッド ア・ソング・フォー・ユー
★練と麻生再読2015-1
RIKO―聖母(マドンナ)の深き淵― 著者:柴田よしき
角川文庫 非BL作品 1998年3月
★★★★
- 聖母(マドンナ)の深き淵 (角川文庫)/角川書店
- ¥885
- Amazon.co.jp
◆あらすじ(裏表紙)
一児の母となった村上緑子は下町の所轄署に異動になり、穏やかに刑事生活を続けていた。
その彼女の前に、男の身体と女の心を持つ美女が現われる。
彼女は失踪した親友の捜索を緑子に頼むのだった。
そんな時、緑子は四年前に起きた未解決の乳児誘拐事件の話をきく。
そして、所轄の廃工場からは主婦の惨殺死体が……。
保母失踪、乳児誘拐、主婦惨殺。
互いに関連が見えない事件たち、だが、そこには恐るべき一つの真実が隠されていた……。
ジェンダーと母性の神話に鋭く切り込む新警察小説、第二弾! ◆
練と麻生追っかけ再読。
主人公は嫌いだけど
話の面白さでぐいぐい引き込まれるシリーズ。
本作ではジェンダーと母性にまつわる問題が描かれている。
最近ではイクメンなんて言葉ができたりしてるけど
男性視点での母親観というのは
はたしてどれくらい変わったのだろうかと考えさせられたりもして。
再読の目的である練と麻生については
胸に来るポイントがいくつも!
麻生が緑子に語る練への想い。
練を護る麻生の姿。
そして練の「愛してる」の言葉などなど。
作中には練の緑子への
悪魔な所業があったりもするけれど、
私は練という存在に惹かれてやまない。
練と麻生関連の描写があるページに貼った付箋は読了後も外さない。
練と麻生について知りたい時、
付箋部分だけ拾い読みするために(笑)
(読了日2015/2/21)
RIKO―月神(ダイアナ)の浅き夢― 著者:柴田よしき
角川文庫 非BL作品 2000年5月
★★★★
- 月神(ダイアナ)の浅き夢 (角川文庫)/角川書店
- ¥926
- Amazon.co.jp
◆あらすじ(裏表紙)
若い男性刑事だけを狙った連続猟奇殺人事件が発生。
手足、性◇器を切り取られ木にぶらさげられた男の肉体。
誰が殺したのか?
次のターゲットは誰なのか?
刑事・緑子は一児の母として、やっと見付けた幸せの中にいた。
彼女は最後の仕事のつもりでこの事件を引き受ける。
事件に仕組まれたドラマは錯綜を極め、緑子は人間の業そのものを全身で受けとめながら捜査を続ける。
刑事として、母として、そして女として、自分が何を求めているのかを知るために……。
興奮と溢れるような情感が絶妙に絡まりあう、「RIKO」シリーズ最高傑作。 ◆(NG対策で◇挿入)
練と麻生追っかけ再読。
ぐろい事件の奥深さもさることながら
緻密に描き出される警察の抱える闇や
事件に関わる人間たちの業の重さに
心を抉られて物語の世界に否応なく引きずり込まれる。
再読でも緑子に共感する部分はほとんどなかったが
彼女の生き様は充分に読み応えがある。
練と麻生については、
このシリーズは緑子の物語であると同時に
練と麻生の物語でもあると感じる。
聖黒で練の事件を担当した刑事に関する件もあり
この後彼らの物語はどこへ向かうのだろうか。
そして二人の関係性の真実を知った緑子が
どう動くのかも気になるところである。
練の生まれ故郷である滋賀県朽木村。
2005年に合併され高島市となったらしいが
今も朽木の地名は残っているとのこと。
朽木村にウスバシロチョウを見に行ってみたいと思うけど
ググってみたら交通アクセスが大変そうなので無理だな(笑)
(読了日2015/2/22)
関連つぶ(2月22日):
2月14日から練と麻生のおっかけ再読祭りを始めて一週間、
他のことそっちのけで読みふけっちゃってました。
今日、緑子シリーズも読み終わり、
ここで再読祭りも終わろうかなーと思いつつも、
なぜか私の手はハナちゃんシリーズに伸びていた(笑)
シーセッド~とア ソング~は再読祭り直前に読了してるから
フォーディア~とフォーユア~の2冊を再読して祭りを終えようかな。
フォー・ディア・ライフ 著者:柴田よしき
講談社文庫 非BL作品 2001年10月
★★★★
- フォー・ディア・ライフ (講談社文庫)/講談社
- ¥771
- Amazon.co.jp
◆あらすじ(裏表紙)
新宿二丁目で無認可だが最高にあったかい保育園をいとなむ男・花咲慎一郎、通称ハナちゃん。
慢性的に資金不足な園のため金になるヤバイ仕事も引き受ける探偵業も兼ねている。
ガキを助け、家出娘を探すうちに巻き込まれた事件の真相は、あまりにも切なかった……。
稀代のストーリーテラーが描く極上の探偵物語。 ◆
練追っかけ再読。
ハナちゃんシリーズは主人公の性格ゆえに
コミカルな雰囲気を醸している場面もあるけれど、
描かれている内容は
日本社会が内包する問題の数々に鋭く切り込んでいくもの。
最下層に位置する人々の出口の見えない状況に胸が痛む。
1998年初出の作品なれど
終盤に出てくる子供の貧困問題は
今日でも改善には果てしなく遠い。
ゲイカプのお話もあったがとても切なくて、
日本でも同性婚が認められることを願う。
そして練。
夜が怖くて眠れない…練が痛々しかった。
彼の闇はどこまで深いのだろう。
エピローグにてハナちゃんと練が繋がる。
ドラマ、もう見るのをやめようかな。
シナリオにも不満なのだけど
なによりハナちゃんのイメージに違和感が強くて…。
この本によればハナちゃん、
身長は180cmくらいで
顔だけには結構自信がないわけでもないらしいし(本人談w)、
恋愛面を見てみても
男としての魅力を十分に持ち合わせている人物だとわかる
なかなかにイイ男設定なのだからー!
(読了日2015/2/26)
フォー・ユア・プレジャー 著者:柴田よしき
講談社文庫 非BL作品 2003年8月
★★★★
- フォー・ユア・プレジャー (講談社文庫)/講談社
- ¥812
- Amazon.co.jp
◆あらすじ(裏表紙)
無認可保育園の園長兼私立探偵・花咲慎一郎。
彼に持ち込まれた人探しは、やがてクスリがらみの危険な仕事に発展する。
その上、最愛の女性・理紗が行方不明に……。
次々に襲いかかる無理難題と戦う心優しいハードボイルド探偵に、明日はあるのか!?
読み始めたら止まらない傑作シリーズ第2弾、待望の文庫化! ◆
練追っかけ再読。
終盤に練が大きく絡んできて
命がけの仕事になってしまうハードな展開のこの本。
2000年初出のこの作品は
21世紀まであと3年と少しという時代設定なのだけど、
ここに描かれている薬物についてのハナちゃんの予想は
現在まさにその通りになってしまっているのではなかろうかと怖くなったりもして。
この本でもやはり
子供の福祉に関する問題には色々と考えさせられた。
ハナちゃんの元妻・麦子の「どうせ男が考えた法律ね!」には同感!
そして練。
彼が心の底から笑える日は来るのだろうか。
斎藤とのオチを読み複雑な気持ちに…。
(読了日2015/3/1)
関連つぶ(3月1日):
これにて練と麻生の追っかけ再読祭り終了~。
次回はまた来年かな(笑)
グッドなタイミングで昨夜
コミコミとAmazonから2月新刊がごっそり届いたので
腐本読みに戻ります。
って1月新刊が1冊残ってたんだった。
非BL漫画ですがまずはそれから読みます((・´∀`・))ンフッ♪
≪一般作品(非BL)INDEXへ
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- 私立探偵・麻生龍太郎 (角川文庫)/角川書店(角川グループパブリッシング)
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