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コラムニストの尾藤克之です。

 

『ちょっとしたことで差がつく 最後まで読みたくなる 最強の文章術』を出版。

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ここに年齢50 歳、メーカーに勤務し中年太りで髪の毛が少し薄いけれど、優しい性格の左門さん(仮名)という男性がいたとします。合コンで知り合った、20 代女子の星さんと(仮名)はすでに何回かデートを重ねています。彼が星さんと付き合うにはどうしたらいいのでしょうか。
 

左門さんは、自信や根拠がなかったとしても、精いっぱいの虚勢を張って星さんと向かい合うはずです。そうしなければ、「星さんと恋愛関係になる」という目的を達成することができません。そして、仮に左門さんにライバルがいたとします。

 

花形さん(仮名)という、大手銀行に勤務する30 代のイケメン男性。K大出身のエリートでスポーツマン、甲子園に出場したこともあります。社内では最年少の役員になるのではないかととして将来を嘱望されています。左門さんは、見た目では勝負になりません。そんなとき彼は星さんとどのように向かい合えばいいのでしょうか。左門さんは星さんに手紙を書きました。

私はあなたと20歳以上も歳が離れています。見た目は決してカッコよくはありません。最近は髪も薄くなってきました。これまでのお互いの人生もまったく違うものでした。でも、この広い地球で僕たちが出会ったことは偶然ではないと思います。

自信を持つということは、普段見せられない自分をさらけ出すことです。ありのままを魅力的な言葉にすればいいのです。もし、こんな文章を星さんが読んだとしたら、可能性は少し高まると思いませんか。自信のある振る舞いを言葉にして表現することで説得力が増すのです。
 

元首相の田中角栄が、44 歳で大蔵大臣(財務大臣)に就任したときのスピーチがあります。このスピーチは「伝説のスピーチ」ともいわれ、多くの政治家が就任の際に引用することでも有名です。どのような内容か、参考までに紹介します。

私が田中角栄だ。尋常小学校高等科卒業である。諸君は天下の秀才ぞろいであり、財政金融の専門家ぞろいだ。しかし、私は素人ながらトゲの多い門松をたくさんくぐってきたので、いささか仕事のコツを知っている。一緒に仕事をするにはお互いを知ることが大切だ。大臣室のドアはいつでも開けておくから、誰でも大臣に来てくれ。なんでも言ってくれ。上司の許可を得る必要はない。できることはやる。できないことはやらない。しかし、すべての責任はこのワシが負う。以上。

自信を持って断定するから読者に伝わります。言葉は自信のある論調にしたいものです。そのためには、「断定して言い切る」ことが大切です。

 

言葉にする際には、なるべく多くの人の共感を得たいと思うものですが、「断定して言い切る」際は、読者に迎合する気持ちを排除しなければいけません。断定することで反発する人も増えますが、その分味方も増えて相手に言葉が刺さりやすくなるものです。自分にしか書けないオリジナル文章を見つけましょう。

伝わる文章の特徴は自信をもち発信することです。日本では謙虚な振る舞いや話し方が尊重されますが間違いです。謙遜し過ぎると伝わりにくくなるからです。

 


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■イベント概要

3/30(水)ちょっとしたことで差がつく最強の文章術とは

◎日時:2022年3月30日(水)
18:30オープン(入場開始) 19:00開始~20:30終了
◎会場:サンクチュアリ出版 地下1Fイベントホール
(東京都文京区向丘2-14-9)http://bit.ly/2rKhlUH

※会場参加は完売となりました。
現在オンラインのみ受け付けております。

 


 

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