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コラムニストの尾藤克之です。

 

3月30日(水)イベントをおこないます
場所:サンクチュアリ出版 イベントホール

 

『ちょっとしたことで差がつく 最後まで読みたくなる 最強の文章術』を出版。

著者19冊目です。2月28日(月)発売。

 

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今回は、政治家言葉について解説したいと思います。大切な一票をムダにしないために政治家の言葉に注目してほしいと思います。政治家が言葉を使い分けることは大切なスキルです。しかし、有権者にとって裏切られたような印象を残すことは好ましくありません。

 

信頼感が揺らいで政治不信につながる危険性があるからです。言葉の解釈で押し切っても有権者は納得しないでしょう。政治家の説明は具体的でなければ説得力がないのです。

 

■政治家言葉とそのポイント
○善処する。
「善処します」は前向きイメージととらえがちですが、誤解を招きやすい言葉です。「その状況に応じた対処をする」という意味になりますが、保留の可能性があることについても「善処する」という言葉を使うことはよくあります。

 

○対応を協議する。
「対応を協議する」もよく耳にする言葉です。話し合うことの意味がありますが、協議するだけですから具体策が見出されるとは限りません。政治家の「対応を協議する」は「話し合っただけ」という保留の意味がありますから注意が必要です。

 

○真摯に受け止める。
「真摯に受け止める」もよく耳にする言葉です。本来は、真面目に取り組むことを意味しますので、不祥事やクレームを受けた時などに使用されます。しかし、この言葉も、「受け止めただけ」という保留の意味がありますから注意が必要です。

 

■政治家言葉の真意とは
「善処する」「対応を協議する」「真摯に受け止める」には保留の意味があります。結局は、「何もしない」「先延ばしにする」「時間の経過を待つ」などの否定的なイメージしかありません。少なくともビジネスシーンには不向きです。

 

また、使い方が変化してきた言葉もあります。「遺憾の意」は政治家言葉としておなじみです。元々は『信長公記』に書かれていたのが最初で、手柄を立てたのに評価されずに残念という意味です。最近では抗議の意味として使用する機会が増えました。

 

保留を意味する政治家言葉は他にもあります。「適切な措置」「喫緊の課題」「諸般の事情に鑑み」「痛恨の極み」「誠心誠意」「包括的に考え」「可及的速やかに」などです。選挙区で政治家言葉を聞いたら、候補者に具体的に聞いてみましょう。

 

取材する記者も「やる、やらない」の二者選択を確認をしなければいけません。曖昧な表現で納得してしまう有権者にも問題があります。選挙公約を確認するのは有権者の役割です。

 

選挙前には、誠心誠意、虚心坦懐に、適切な措置を取れるように、熟慮しなければなりません。現在、国会では予算案のせめぎ合いが続いています。野党が押し切られて来週には採決になりそうですが。

 


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■イベント概要
◎日時:2022年3月30日(水)
18:30オープン(入場開始) 19:00開始~20:30終了
◎会場:サンクチュアリ出版 地下1Fイベントホール
(東京都文京区向丘2-14-9)http://bit.ly/2rKhlUH

※なお、当日は私の本を担当した編集長も出席します。面識になりたい方はぜひ。

会場参加の方にはプレゼントをご用意します。
献本されたもので良著のものを人数分持参します。あとは、男性からよく聞かれる眼鏡。私はすべて伊達メガネとして使用しています。新品2本と、泰八郎謹製の眼鏡の合計3本(オンライン購入したのですがサイズが合いませんでした)。こんなデザインです↓↓

 


 

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