皆さま、おはようございます!!

コラムニストの尾藤克之です。

 

3月30日(水)イベントをおこないます
場所:サンクチュアリ出版 イベントホール

 

『ちょっとしたことで差がつく 最後まで読みたくなる 最強の文章術』を出版。

著者19冊目です。2月28日(月)発売。

 

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■なぜすぐに動けないの?

皆さんは一夜漬けの経験はありませんか? 夏休みの宿題などはその典型です。人間は切迫した状況に置かれると、想像できないような力を無意識に発揮することがあります。
 

では、夏休みの最後の一日ではなく最初の一日で片付けてしまえばいいと思いませんか。それはできないのです。限界状況に追い込まれた人間が、実力以上の力を発揮することは、昔から知られていますが、それはなぜでしょうか。

 

精神科医の樺沢紫苑氏は、次のように解説をしています。「今日中に、この仕事終わらさないとヤバいという状況や、試験の直前の『ああ、緊張してきたといった軽い緊張や不安の場面では、ノルアドレナリンが出ます。ノルアドレナリンが分泌されると危機回避や緊急事態対応が可能になります」
 

例えば、皆さんが仕事をしているオフィスが火事になったとします。ところが今、大切な資料の作成中です。速やかに避難するか、資料を作成してから避難するか、どちらかの選択肢しかなかったとしましょう。

 

このときに、「資料を作成してから避難する」人はいないと思います。資料を脇にかかえて階段を駆け下りていくことでしょう、ノルアドレナリンによって危機回避や緊急事態対応が可能になるわけです。


■ムダな努力を続けることも危険

また、ムダな努力を続けていると、努力することがバカらしくなることがあります。大学受験のときの話になります。勉強してもあまり成績が上がらない時期がありました。次に、書店で「成績アップ本」を購入しても効果はなく、一カ月も経てばお蔵入りです。
 

次に購入したのが赤本、つまり「学校別入試対策本」です。買ったときにはその学校に入りたいというモチベーションで高揚していますが、実際にレベルの高い勉強を始めるとなかなか難しい。そこでやる気をなくします。自分では決してサボっているわけではありません。しかし、なかなか成績が上がりません。


成績が上がらないと、その原因を先生が他の生徒をえこひいきしているからだと思うようになります。そうなると努力そのものがバカらしくなります。努力をしても何も変わらない。そうなると、他のものに関心が移ってきます。

 

成績はドンドン下がっていきます。落第寸前にまで追い詰められました。「ヤバイ」「へらへらしている場合ではない」。ようやく気が付いて、クラスにいる秀才君に話し掛けました。


「いやー、どうしたら点数が取れるようになるかな?」


向こうもびっくりしたようでしたが、「帰りにウチ来る?」と言われて付いて行きました。そこでは意外なほど当たり前なことを教えてくれました。
 

教科書で重要な個所のみ覚えるように言われたのです。「これだけでいいの?」と聞くと、「ここは先生がいつも繰り返すところだからね。あとは公式に当てはめれば簡単だよ」。

 

追試の合格基準は60点です。彼の言うとおりに勉強して合格できました。基礎がなっていませんから、1日10時間以上の勉強が必要でしたが、我ながら、すごい集中力だったと思います。
 

実のところ、授業中、私は先生の話を聞いていませんでした。黒板に書かれている文字を必死にノートに写していたのです。ノートの冊数だけ積み重なって自己満足に浸っていました。これ以降、ノートを必死に写すことをやめ、聞くことを心掛けました。

 

その効果で成績もアップしてきました。人は、成果が出ないと努力をすることがバカらしくなります。誰もが陥るワナですが、それを知らないと、やり方を根本から変えることはできません。

 

・人は追い込まれると最高の集中力を発揮する。
・成果が出ないときはやり方を確認すべし。
・無駄があったら方法を根本から変える勇気も必要。

 


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ちょっとしたことで差がつく「最強の文章術」セミナー

■イベント概要
◎日時:2022年3月30日(水)
18:30オープン(入場開始) 19:00開始~20:30終了
◎会場:サンクチュアリ出版 地下1Fイベントホール
(東京都文京区向丘2-14-9)http://bit.ly/2rKhlUH

※なお、当日は私の本を担当した編集長も出席します。面識になりたい方はぜひ。

会場参加の方にはプレゼントをご用意します。
献本されたもので良著のものを人数分持参します。あとは、男性からよく聞かれる眼鏡。私はすべて伊達メガネとして使用しています。新品2本と、泰八郎謹製の眼鏡の合計3本(オンライン購入したのですがサイズが合いませんでした)。こんなデザインです↓↓

 


 

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