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コラムニストの尾藤克之です。

 

3月30日(水)イベントをおこないます
場所:サンクチュアリ出版 イベントホール

 

『ちょっとしたことで差がつく 最後まで読みたくなる 最強の文章術』を出版。

著者19冊目です。2月28日(月)発売。

 

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「文章を書くのが苦手」という人に共通していることは、ゼロから書こうとする点にあります。まずは文章の型を知ることです。よく用いられるのは「PREP 法」。ほかにも、起承転結、序破急など、小学校で習ったような文章構造もたくさんあります。

 

基本の型さえ知っていれば大丈夫。工夫次第でいくらでも文章の基本文型は広がります。書きたいことを思いつくままに書いてしまうと、最初はよくても途中で筆が止まる原因になります。
 

「結論、理由、エピソード、再結論」の「PREP 法」など、書きやすいパターンを覚えてしまったほうがよいでしょう。1つの文章を書くのに何時間もかけていたら、書くことがしんどくなり、続けられなくなります。


大切なことは、短時間で、わかりやすく、迷いなく書くことです。そのためにはあらかじめ決まっている「文章の型」を利用すること。特に「時系列に、思いつくままに書いてしまう」という人は要注意です。今回は、「結局何が言いたいの?」ということにならないように、「結論」ファーストの「PREP 法」で書いてみます。

 

〈事例1/PREP法(結論、理由、エピソード、再結論)〉
朝の1時間に集中して行なう仕事は、昼の2時間の労働内容に匹敵する。(結論)なぜなら、朝早く出社することで誰からも話しかけられず、集中して仕事に向かうことができるからだ。(理由)いつもだったら20分に1回、部下や上司から話しかけられるが、誰も出社していないため、仕事に集中できる(エピソード)。よって昼2時間かけてやる仕事が朝ならたったの1時間で終わらせることができるのだ。(結論)

 

〈事例2/PREP応用編①(問い→結論→反対→再結論)〉
「ビジネスで成功している人は朝が早い」というが、本当だろうか。「朝の1時間に集中して行なう仕事は、昼の2時間の労働内容に匹敵する」と成功しているビジネスマンたちは口を
そろえて言う。それでは夜はどうだろうか。

仕事をひと通り終えて迎える夜は、体力的にも疲労が溜まっている。当然、気力や集中力も消耗している。そんなコンディションでは、なにをしても効率が上がるはずがない。朝は、集中力も気力も体力もみなぎっているため、夜とは比較にならない結果になるはず。夜1時間以上かかることが、朝ならたった10分でできてしまうのだ。

 

文章構造の違いを解説します。〈事例1〉では、王道の基本文型に沿って文章を展開していきます。〈事例2〉では、基本文型をベースにしながら、冒頭で読者に「成功者が早起きだというのは本当か」と問いかけます。また、「夜型」の読者に向けて「夜の時間を活用する」という、新たな視点を加えることで話を広げていくことができます。
 

文章を書く際には、「型」を持っておくと、執筆スピードが上がります。とはいえ、最初から型に当てはめて書こうと思っても、意外と難しいもの。そこでまずは書きたいことを型に沿って箇条書きすることから始めてください。
 

「PREP 法」であれば「結論、理由、エピソード、再結論」をそれぞれ1行ずつでまとめる。— たったそれだけで迷いがなくなり、スラスラ書けるようになります。
 

逆に、箇条書きをしないでいきなり文章を書きはじめてしまうと、途中で迷いが出て、止まる原因になります。面倒くさがらず、箇条書きから始めるようにしましょう。慣れてきたら、独自の型を追求してください。

 

<セミナーページ/サンクチュアリ出版のHPに飛びます>
ちょっとしたことで差がつく「最強の文章術」セミナー

■イベント概要
◎日時:2022年3月30日(水)
18:30オープン(入場開始) 19:00開始~20:30終了
◎会場:サンクチュアリ出版 地下1Fイベントホール
(東京都文京区向丘2-14-9)http://bit.ly/2rKhlUH

※なお、当日は私の本を担当した編集長も出席します。面識になりたい方はぜひ。また、ご参加いただいた皆さまにはプレゼントを用意いたします。詳しくは後日発表します。

 


 

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