皆さま、おはようございます!!
コラムニストの尾藤克之です。
3月30日(水)にイベントをおこないます。
場所:サンクチュアリ出版 イベントホール
『最後まで読みたくなる 「アクセスを稼ぐ 文章術」』を出版。
著者19冊目です。2月28日(月)発売。
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世の中とは反対の視点を重視すること、つまり「逆張り」(私は、逆バズと言っています)の視点を持つことは大切です。私の書く記事は必然的に逆張りが多くなりますが、今回はわかりやすい事例を紹介します。
これは、日本テレビの「24 時間テレビ」のチャリティー活動を論考した記事です。「24 時間テレビ」は何かと物議をかもしますが、私自身の経験や活動を踏まえたうえで解説しました。
結果的にかなりの反響を呼ぶことになり、このときにはシリーズ化して5 回投稿しています。特に反響が大きかった、「24 時間テレビが偽善でないことを解説しよう」(2016 年09 月01 日)の記事から引用します。
「これが私の娘、ルイーズです。娘は生後4か月で、2本の腕、2本の足、2つの素晴らしいふっくらした頬、そして1つの余分な染色体があります」。キャロライン氏は「ダウン症」の子を可哀想だと決めつけることで、多くのダウン症を持つ親が苦しんでいるのだと訴えた。
一般的にはこのような記事は書かないかもしれませんが、これは世論(番組批判)に対する逆張りのメッセージです。当時の議論の方向性は「番組は正しい」「番組は間違っている」、という2 つの論点でした。
私はあえて、「番組は正しい」「番組は間違っている」という問題ではないことを問いかけます。さらに、「皆さんはなんらかの活動をしたことがあるのですか?」と問い、もし活動の経験がまったくないのなら「論じる資格すらありません」とまで言い切りました。また、「障がい者」ではなく「障害者」と表記する理由について記載しました。
結果的に、賛否を含めて大きな反響がありました。多くの人と反対の主張をするとインパクトが増してきます。さらに、自分の中で「自信のある根拠を用意しておく」ことは、説得力につながります。多くの人にメッセージが届くことで自信にもつながります。
また、「順張り」とはどのようなものでしょうか?もともと、「順張り」「逆張り」は株式取引や先物取引の相場トレンドを表す用語です。相場トレンドに合わせた取引をすることを「順張り」、相場のトレンドの反対の取引をすることを「逆張り」といいます。
24 時間テレビの記事は世論の動向とは逆ですから「逆張り」です。私の場合は、圧倒的に「逆張り」が多くなります。世の中に発信する以上、常に問題意識を持つようにしています。
問題意識をベースに咀嚼して記事を構成しますから、そもそも「順張り」は考えられないのです。皆さんも記事を書く際には、スタンスを決めたうえで書くとよいでしょう。最もダメなのは「どっちつかず」です。
コラムニスト 尾藤克之
「枠にとらわれるな!最後まで読みたくなるアクセスを稼ぐ文章術」
■イベント概要
◎日時:2022年3月30日(水)
18:30オープン(入場開始) 19:00開始~20:30終了
◎会場:サンクチュアリ出版 地下1Fイベントホール
(東京都文京区向丘2-14-9)http://bit.ly/2rKhlUH
※なお、当日は私の本を担当した編集長も出席します。面識になりたい方はぜひ。また、ご参加いただいた皆さまにはプレゼントを用意いたします。詳しくは後日発表します。
尾藤克之(コラムニスト、著述家、明治大学客員研究員)
『最後まで読みたくなる 「アクセスを稼ぐ 文章術」』を出版。
著者19冊目です。2月28日発売。
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