※画像はWikipediaより引用
本日のサマリー
コロナ以前は「情熱」が重視されました。
いわゆるパッションです。
パッションの強さが人を動かすと考えられていました。
ところがリモートでパッションは通じません。
いまは、「文章」が人を動かします。
文章がコミュニケーションの主役だからです。
では、アナタはどうする?
皆さま、おはようございます!!
コラムニストの尾藤克之です。
いつも応援ありがとうございます。
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日々の情報収集で欠かせないのは、
話題になっているニュースのチェックです。
うまく書かれているニュースには特徴があります。
それはわかりやすく、伝わってくることです。
日記などの私的なものを除けば、
どの文章にも必ず「読者」がいます。
個人的なブログやプレゼン資料、
手紙やメールにいたるまで、
あらゆる文章には読者が存在します。
不特定多数の人に読んでもらう文章も、
読者ターゲットを想定しておかなければいけません。
それではターゲットはどのように想定し、
決定していけばよいでしょうか。
最初に、年齢、性別、職業を想定します。
たとえば、子どもか大人か、
男性か女性か、会社員か自営業者か、
またまた、新人か中間管理職か役員か、
あらゆる階層を想定しなければいけません。
また、同じテーマであっても、
ターゲットによって、
取り上げるべき情報、
文章の構成は大きく変わっていきます。
写真を撮る際に、アングルやピントを設定するように、
文章でアングルやピントを決めなければ
シャッターは押せません。
まずは文章を読ませるターゲットを決めましょう。
<読者を具体的にイメージする>
私は、ニュース記事を書くとき、
具体的に読者をイメージしています。
スポーツについて書く場合、
「スポーツが好きな人」という設定だけでは、
読者をしぼったことになりません。
種類や、地域、話題性など切り口はさまざまです。
ターゲットをグッとしぼることで、
どんな記事にするのかが決まります。
仮に、男性、40代、サラリーマンに向けた
記事を書くとしましょう。
これをさらに具体化してみます。
大阪市在住/中小企業勤務/営業職
/独身/地元愛が強い。
このように設定すれば、記事の内容は、
〝阪神タイガース〞でキメ打ちができます。
・タイガースを知らない人のために1985年の日本一を解説する
・タイガーズファンが集う聖地をめぐる
・タイガースファンが教える、合コンに適した話題の店ガイド
このようなテーマであれば外すことはないでしょう。
ライフスタイルは人によって異なりますが、
読者の事情を考慮して文章を書かなくてはなりません。
読者のイメージを明確にすることは、
文章のテーマを決めることにもつながるということです。
誰に向けた文章なのか、さらに、
どういう行動をうながしたいのかなどを想定することは、
書くうえで大きな意味を持ちます。
文章を書きはじめてからも、
言葉や表現に迷うことがあったら、
いったん立ち止まり、
ターゲットを再確認することをおすすめします。
慣れてくれば、ターゲットの顔、
ライフスタイルなどをイメージできるようになるはずです。
よりターゲットを意識することで、
伝えたい内容も相手にきちんと伝わるようになるはずです。
2021.09.03投稿
尾藤克之(BITO Katsuyuki)
コラムニスト、著述家、明治大学客員研究員
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