序章~プロローグ~12
*「…私は代々聖女の純血を受け継ぐ一族の者で、エレナと言います。ここに来れば神様とお話が出来ると言い伝えられていたのでやって来ました。」
エレナはそう言って、大樹の根元に膝まづいた。
「そうですか…、でも…だからと言ってこの場所に辿り着く事は不可能なはずなのですが…。」
精霊が言ったその言葉を聞き、エレナは首にかけていた十字架を手に取った。
「それは…、きっとこの十字架のおかげです。」
そう言うとエレナは大樹の方へ十字架を差し出した。その後、2人の間に少しの沈黙が流れた。
「…エレナ…何故その十字架を貴女が持っているのですか?」
静かに精霊は口を開いてエレナに聞いた。
「この十字架は、代々私の一族に伝わる家宝の1つです。ですが、今まで誰もこの十字架を身に付ける事が出来なかったそうです。しかし、何故か私だけがこの十字架を身に付ける事が出来たので、それ以来、私が肌身はださずいつも持っているのです。」
エレナはそう言うと胸の前で十字架を祈るように握りしめた。
エレナはそう言って、大樹の根元に膝まづいた。
「そうですか…、でも…だからと言ってこの場所に辿り着く事は不可能なはずなのですが…。」
精霊が言ったその言葉を聞き、エレナは首にかけていた十字架を手に取った。
「それは…、きっとこの十字架のおかげです。」
そう言うとエレナは大樹の方へ十字架を差し出した。その後、2人の間に少しの沈黙が流れた。
「…エレナ…何故その十字架を貴女が持っているのですか?」
静かに精霊は口を開いてエレナに聞いた。
「この十字架は、代々私の一族に伝わる家宝の1つです。ですが、今まで誰もこの十字架を身に付ける事が出来なかったそうです。しかし、何故か私だけがこの十字架を身に付ける事が出来たので、それ以来、私が肌身はださずいつも持っているのです。」
エレナはそう言うと胸の前で十字架を祈るように握りしめた。
序章~プロローグ~11
少女はおもむろに立ち上がり、辺りをキョロキョロと伺ったが誰も居ない。
*「誰…?」
少女は問いかけた。するとその問いに応えるかのように、*「…私はこの空間ができて以来、長い間ずっと住んでいる住人です…。人の子よ、貴女は何故このような場所へ来たのですか…?」
その声は少女の後ろの方から聞こえてきた。
驚いて少女は振り向くと*「あなたなの…?」と大樹に向かって呟いた。
*「そうです…、私はこの大樹に宿る精霊です…。人の子よ、先程の問いに答えてくれますか?」
精霊がそう言うと少女は答え始めた。
*「誰…?」
少女は問いかけた。するとその問いに応えるかのように、*「…私はこの空間ができて以来、長い間ずっと住んでいる住人です…。人の子よ、貴女は何故このような場所へ来たのですか…?」
その声は少女の後ろの方から聞こえてきた。
驚いて少女は振り向くと*「あなたなの…?」と大樹に向かって呟いた。
*「そうです…、私はこの大樹に宿る精霊です…。人の子よ、先程の問いに答えてくれますか?」
精霊がそう言うと少女は答え始めた。
序章~プロローグ~10
大樹の枝に止まっている小鳥達の鳴き声が、まるで少女の為に子守唄でも歌ってくれているかの様に、その空間全体に、静かに響き渡っていた。
少女が眠りについて、どれくらいの時が過ぎただろうか、無邪気に遊んでいた小さな動物達がしだいに少女の周りに集まり、心配そうな眼差しで見つめていた。
すると、*「起きなさい…。」と何処からともなく声が聞 こえてきた。
少女はその声でようやく眠りから目覚めると辺りを見回した、動物達が自分の周りに集まっているのに気付くと、*「私を心配してくれていたの?…ありがとう。」そう言うと動物達に微笑んだ。
*「誰かの声が聞こえたような気がするんだけど、もしかしてあなた達…?」
少女がそう言ってくすくすっと笑っていると、*「気が付いたみたいですね…。」と確かに女性の声が聞こえてきた。
少女が眠りについて、どれくらいの時が過ぎただろうか、無邪気に遊んでいた小さな動物達がしだいに少女の周りに集まり、心配そうな眼差しで見つめていた。
すると、*「起きなさい…。」と何処からともなく声が聞 こえてきた。
少女はその声でようやく眠りから目覚めると辺りを見回した、動物達が自分の周りに集まっているのに気付くと、*「私を心配してくれていたの?…ありがとう。」そう言うと動物達に微笑んだ。
*「誰かの声が聞こえたような気がするんだけど、もしかしてあなた達…?」
少女がそう言ってくすくすっと笑っていると、*「気が付いたみたいですね…。」と確かに女性の声が聞こえてきた。