序章~プロローグ~10 | 好き勝手に物語を書くぞ~♪

序章~プロローグ~10

大樹の枝に止まっている小鳥達の鳴き声が、まるで少女の為に子守唄でも歌ってくれているかの様に、その空間全体に、静かに響き渡っていた。
少女が眠りについて、どれくらいの時が過ぎただろうか、無邪気に遊んでいた小さな動物達がしだいに少女の周りに集まり、心配そうな眼差しで見つめていた。
すると、*「起きなさい…。」と何処からともなく声が聞こえてきた。
少女はその声でようやく眠りから目覚めると辺りを見回した、動物達が自分の周りに集まっているのに気付くと、*「私を心配してくれていたの?…ありがとう。」そう言うと動物達に微笑んだ。
*「誰かの声が聞こえたような気がするんだけど、もしかしてあなた達…?」
少女がそう言ってくすくすっと笑っていると、*「気が付いたみたいですね…。」と確かに女性の声が聞こえてきた。